Y!モバイル(ワイモバイル)に、LINEモバイルから乗り換えていたんですが、すっかり書くのを忘れていました。通信は快適なのと料金がかなり安いので、みなさんにおすすめしたいのですが、どういう人におすすめなのかを自分の中で整理できたのでまとめておきます。本記事はワイモバイルのスポンサード記事になります。
ワイモバイルは格安SIMではないが格安
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これ、わかったようでわからない話に思えるのですが、ワイモバイルは格安SIMではありません。
ワイモバイルというのは、ソフトバンクのサブブランド、セカンドラインなのですが、ソフトバンクの通信回線を利用しています。難しい話はおいておいて、LINEモバイル、IIJmio、mineoなどさまざまな「格安SIM」を提供している会社の通信回線は、ドコモやau、ソフトバンクの通信設備を借り受けて、格安に提供しているのです。
それがゆえに、借り受けている会社の通信速度はベースとなるのキャリアの通信速度を上回りません。要するに格安SIMと呼ばれるものは、docomo、au、Softbankは自ら通信設備を持つ移動体通信事業者(MVO Mobile Network Operator)から、通信設備を借り受けて仮想的に通信サービスを行っているわけです。仮想移動体通信事業者(MVNO Mobile Virtual Network Operator)ってやつなんですが、まあこれはいいとして、要はワイモバイルはSoftbank通信回線を借りているわけではなく、ソフトバンク回線なので、通信品質はSoftbankなわけです。
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ワイモバイルは通話料金オプションがかからない

LINEモバイルのような格安SIMを使っていても、大きな不満はないのですが、唯一不満に思うのは「通話料金」だと思います。通話してしまうと格安SIMでは追加コストがかかってきます。

これがYモバイルについていては、オプションなしで10分以内の国内通話がいつでも0円が料金に含まれているんです。 ポイントはオプション料金なしに、基本使用料に含まれているということです。
ぼくの場合は、仕事の電話も個人携帯でかけることがありますが、たいていの用件は10分以内で終わるので、オン/オフ両方このプランで間に合うことになります。毎回10分を超えるような長話はないので、この数ヶ月の請求書を見ましたが、通話料金は取られていませんでした。プラン内で通話が収まっているということです。
LINEモバイルの通話オプションの場合
比較となるのは格安SIMの電話かけ放題プランでしょう。LINEモバイルをはじめとした10分かけ放題オプションのようなものは、10分以内の国内通話が回数無制限で、かけ放題利用が可能になるオプションです。
音声通話SIM | 500MB | 3GB | 6GB | 12GB |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1,100円 | 1,480円 | 2,200円 | 3,200円 |
LINEデータフリー | +0円 | |||
SNSデータフリー | 追加280円 |
こういったオプションは追加で費用発生します。たとえばLINEモバイルでは、この追加オプションが月額880円で、超過分は10円/30秒の請求になります。するとこの880円を超過分の通話料金で割ってみたくなるものです。LINEモバイルの場合は、44分話さないと880円の元が取れないとなります。オプションに入らないと、2倍の通話料金の20円/30秒がかかるため、22分で880円分に達します。
そもそもワイモバイルは、その880円がすでに含まれていると考えれば、別に22〜44分話すかどうかは関係ありませんね。通話を使えば得するし、たとえ電話をかけなくても、基本料金の中で使えると考えれば、なにか損をしたとか、そういう発想はなくなります。
Softbankの通話オプションの場合
準定額オプション+:1回5分以内の国内通話が何度でも可能 800円/月
定額オプション+:24時間いつでも国内通話し放題 1,800円/月
ワイモバイルの親ブランド、ソフトバンクの場合、通話オプションは「準定額オプション+」(1回5分以内の国内通話が何度でも可能なプラン)は追加で800円/月ですし、「定額オプション+」(24時間いつでも国内通話し放題)は追加で1,800円/月です。これを考えると、ワイモバイルの料金に通話が10分間含まれているというのは、800円と1,800円の間くらいの1,300円くらいの価値があるんじゃないかと思うわけです。1,000円程度としても、適度に電話をかける可能性がある人にはオトクという判断になるでしょう。
ワイモバイルの新料金プランは契約期間の縛りがない
いままで、ワイモバイルは大手キャリア同様に2年間など長期契約が前提の料金プランでしたが、契約期間の縛りがない「格安スマホのような新プラン」が、2019年10月よりはじまっています。

料金プラン | Sプラン | Mプラン | Rプラン |
---|---|---|---|
通話 | 国内通話 回数無制限 10分まで0円 | ||
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
データ増量無料キャンペーン | さらに+1GB | さらに+3GB | さらに+3GB |
月額基本使用料 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
新規割(6ヶ月間) | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
さらにおうち割 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
データ通信のみの音声通話ができないSIMカードはワイモバイルにはありませんが、音声通話の必要がある人にはかなり格安な料金で提供されているのがわかります。おうち割はソフトバンク光とのセットなので、新規割の料金を参考にするのが妥当でしょう。
キャンペーンボーナスが付いてSプランで4GB+10分の通話付きで1,980円です。通話がなくてもかなり安いですが、通話をすると激安です。たとえばLINEモバイルの通話SIM 3GBは音声通話オプションは別料金で1,480円ということを考えると、ソフトバンク回線を使うワイモバイルはかなりお得だと感じられるでしょう。
満足感の高いワイモバイルの通信速度
はい、これ速いです。基本的に前に書いたとおりなんですが、ソフトバンク回線なので、格安SIMではなく大手キャリアと同様となりますから基本的に速いです。これで満足できないとなると、どこへいっても満足できないでしょう。

埼玉県の真ん中編に住んでいますが、家の中で下り30Mbps/上り15Mbps程度ですね。先日神宮前交差点で測定したら、下り84Mbps/上り11Mbpsでした。もう十分だと思いますね。
1年以上、ワイモバイルを使っていますが、日常的に不便はなく、通信速度で不満だと思ったことはありません。いわゆる格安SIMだと、速くて30Mbps程度がいいところかと思いますので、ワイモバイルは格安にして爆速だと言えるでしょう。
過去にさまざまな格安SIMの速度比較をしているので、興味がある方はこちらを参考にどうぞ。格安SIM速度調査
3月末まではPayPayボーナス6,000円のおまけ付き
SIM単体で購入でSIMの差し替えでもいいですし、端末代は分割になりますが、Androidスマホとセットで買って、SIMだけiPhoneに挿すなんてことも可能です。Androidは自宅のWi-Fi回線で使うというのもありです。
今の時代、いきなり携帯電話を新規で買うとか、もうはやらないですよね。いまはiPhoneをSIMフリーで買ってきたり、手元にあるiPhoneなどにSIMを入れ替えるほうが現実的な使い方でしょう。
乗り換えは思っているよりじつは簡単です。自身のスマートフォンがSIMフリーではない場合は、SIMフリー化しましょう。そして、契約キャリアのWEBサイトで乗り換え用のナンバーポータビリティ番号を発行してもらい、それをワイモバイルの申込画面で入力すればいいのです。現在、ワイモバイルは他社からの乗換とPayPayキャンペーンと春の大感謝セール併用で「PayPayボーナス」6,000円相当がもらえたりしますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。