海外通販サイトEverbuying.netさまより、HOMTOMのAndroid 6.0 SIMフリー端末 HOMTOM HT17を提供いただきましたので、早速レビューしていきたいと思います。この端末最大の魅力はなんといっても低下価格にあります。Android6.0、指紋認証を搭載しながら日本では考えられない価格$70以下、上位の2GB RAM、16GBストレージモデルは$90以下という価格で日本の格安SIM会社の格安端末から見てもお得感が高い端末と言えるでしょう。画面は5.5インチで解像度は1280×720、この大きさの端末は1920×1080、フルHDが主流ですが、値段を考えると高精細を求められませんから十分な内容です。
この記事の目次
7,000円の5.5インチ格安端末としてはすばらしい
まずは開封の儀、最近はアンボックスとかともいうんですね。毎回同じですが、当然、本体と簡単な説明書、マイクロUSBケーブル、充電器(海外コンセント仕様)。こういった端末にはめずらしく透明なケースも付いていました。なんだかとっても親切です。
本体はぱっと見、普通のスマートフォンであり、安かろう悪かろうというような感じはしません。ソフトウェアキーは左から「メニュー」「ホーム」「戻る」の順です。Xiaomiなんかと一緒の配置です。側面に音量ボタン、電源ボタン。上部にMicroUSB、イヤホンジャック。
背面はつや消し処理のプラスチックで紺色でカメラ、モノラルスピーカー、ライト、指紋認証センサーを備えます。SIMスロットがないのに最初気づかなかったんですが、最近めずらしい背面パネルを開いてSIMを挿入するタイプでした。
久々に背面パネルを開けた気がしますが、バッテリーを取り外し。SIMを差し込むタイプです。デュアルSIMスロットとなっています。MicroSDに関しても背面パネル内になります。
メタルの端末が増えていますが、この端末のプラスチックの質感は悪くなく不満が出るようなものではないと思います。おまけのクリアケース。中国国外でHOMTOM用に作られたケースを入手するのは困難なので、ケースが好きな方にはありがたいのではないでしょうか。
これで8,000円。すばらしいですね。

HOMTOM HT17はこちらで購入可能
HOMTOM HT17スペックはどうなの?
スペックの比較対象に、サイズが近い以前紹介したUMI TOUCH 4Gを選びました。16,000円程度の端末で1万円アップとはなりますが、サイズはほぼ同一です。重さはHOMTOMが30g軽量となっています。3000mAhのバッテリー容量も標準的で問題ないと思います。
UMI TOUCH 4G | HOMTOM HT17 | |
価格 | 16,000円程度 | 7,000円程度 |
サイズ | 154.5x76x8.5mm | 153.5×78.0x8.0mm |
重量 | 196g 実測199g | 163g実測 |
駆動時間 | 92時間 音楽再生 | ー |
バッテリー | 4000mAh | 3000mAh |
OS | Android 6.0 | Android 6.0 |
CPU | MTK6753 | MTK6753 |
メモリ | 3GB | 1GB |
主記憶 | 16GB | 8GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 441PPI | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1280×720 |
カメラ | Main13.0MP Sub5.0MP | Main13.0MP(8MP) Sub5.0MP(2MP) |
Wireless | 802.11 a/b/g/n Bluetooth |
802.11 b/g/n/ac Bluetooth |
ちなみによくゲームをするからなど、メモリは2GB欲しい場合には、$80程度でHOMTOM HT7というAndroid5.1 メモリが2GBの端末もありますが、旧機種となるため今回紹介しているHT17の上位版のHT17の2GB RAM、16GBバージョン端末 $90であればAndroid6.0ですしよいのではないでしょうか。

一概に数値が低いとダメというものではありません。実際、イオンモバイルの主力端末Arrows M02は23,300です。価格的には十分といえるでしょう。富士通の格安スマホ、Arrows M02は32,800円で税込で35,000円を超える端末、Freetel SAMURAI REIも29,800円(税抜)ですから、そこらへんも考えれば7,000円(税込)の破壊力を感じることができます。
画面の色とカメラ性能の気になったところ
激安な端末で概ね満足といったところですが、画面の色とカメラについては気になる点もありますので記載しておきます。これはこの端末がだけがそうなのかはわかりませんが、手元の端末の印象を記載しておきます。
上の写真はHOMTOM HT17とiPhone SEの発色を見るために撮った写真です。全体にHT17はグレーがかっており、発色はいいと言えません。印象としては白んでいる、もしくはグレーがかった感じで、黒を黒として発色する範囲が狭いように思います。結果的にコントラストが弱い感じになり、デフォルトで入っている壁紙の東京タワーも黒が弱いです。
カメラを利用すると画面の白さがより感じられます。カメラ撮影する際、白いもの例えばうどんにフォーカスすると画面がかなり白く飛びピントがどこにあっているのかわかりませんでした。少し暗めなところにピントを合わせると見られるくらいの明るさになります。
写真を念のため比較してみます。1枚目がHOMTOM HT17、2枚目がiPhone7でともに色調補正などはなし、リサイズのみを行っています。
HOMTOMの画素数の表記ですが、背面1300万画素、前面500万画素なっていますが、ともにSWという文字列が付いており、実際は8MP、2MPという表記もあります。SWというのはソフトウェアによる補正なのではないでしょうか。ここら辺はスペック資料からは読み取れませんでした。
写真については画面で見るよりも暗部もしっかり表現されているので、黒が出ないのは画面側の特性だと思われます。黒は出るけど白の表現が階調が少なさそうな印象を受けます。また少し青みがかった印象。大きなノイズはありません。白熱灯の下のためホワイトバランスが多少崩れるのかもしれません。
iPhone7との比較のため、そこまではいらないという方もいるかもしれませんが現時点でスマホ最高峰のカメラとの違いはあると思います。
一方で価格が1/10でもありますから、なんの機能に重点を置くのかで買う買わないが決まってくるでしょう。SNSなどに利用するのであれば、事足りそうです。Instagramなど通せば補正も可能です。
1枚目がHT17で、2枚目です。少し明るい室内、自然光+白熱灯色蛍光灯。やはり青みが多い印象ですが写りは良好です。iPhoneの方は接写では被写界深度が浅くなりますから(ピントの合う距離が狭い)お皿のお店名がぼやけています。ここら辺は写し方にもよりますが、普通に写ればオッケーであればHT7でも問題なさそうです。

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ちなみに、Amazonでも販売しているところがありますが、Everbuying.netと比べると高いですね。
2GBバージョンも登場。こちらのほうが実用的でしょう。
評価としては実用可能であるが、画面の発色には目をつぶる必要があるという感じでしょうか。以前の記事において、話題のPCデポで激安スマホ OZZIOPHONEを試していますが、そう言ったレベルまではいかないので十分なものです。
HOMTOM HT17の日本語化
もちろん、言語変更が可能です。Androidについても「設定」の「ユーザー設定」から「言語と入力」で設定してください。英語、中国語などで設定されていると思いますが、AndroidやiOSは世界各国で使われることを前提としていますので、この設定はカンタンです。
【参考】あわせてみておきたい格安SIM会社 ※速度参考値
LINEモバイル
圧倒的速度で、SNS料金も無料となるラインモバイルは現在最もオススメできるSIMになります。
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DMM mobile
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Everbuying.netの買い方について
買い方に関する詳しい記事はこちらになります。クーポン情報もあります。

サイト全体の日本語表記ついて
PCサイトでは、ページ下部にある「Google Translator」にて日本語を選ぶことで、変換が可能ですが、スマホサイトではこの機能は提供されていません。
HOMTOM HT17購入にあたって
毎度のことですが、「海外ガジェット」で紹介する端末は、海外での利用が前提で国内通信利用を推奨しません。海外旅行好きの方、海外出張の多い方には、渡航先でのWiFi通信端末として、SIMフリースマホは現地格安SIMの購入や、中国であればChina Unicomや北米であればZIP SIMで、現地の通話・通信、カーナビ代わりに活用でき非常に役に立ちます。
海外では渡航先の認証(例えば技適、CE、FCCなど)を取得している端末をご利用ください。SIMフリー端末においては、使用国のバンド/周波数を確認する必要があります。
今回紹介したのはHOMTOM HT17
Homtom HT17 5.5 inch Android 6.0 4G Phablet MTK6737 Quad Core 1GB RAM 8GB ROM HD Screen Cameras Fingerprint Sensor HotKnot OTG

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