こりゃびっくりしましたな。Amazonの第10世代のKindle無印が新型になって出てきたと思ったら、フロントライト/バックライト付きですよ。2016年からの大幅アップデート! 通常の「無印」アマゾンキンドル電子書籍リーダーはついに、LEDバックライトを搭載、いままでのKindle paperwhiteのようなデバイスとなって再登場です。Amazon Kindle情報はこちらにまとめています。これ結論ですが、防水機能が必要な人、サクサク感が欲しいならkindle Paperwhiteを選びましょう。それ以外の人は無印キンドルで十分です!
以前の無印kindleだって悪くなかったんですが、今回ので完成形になったと思いますね。
無印Kindle2019年モデルはPaperwhiteよりもいいじゃんよ
- 以前のKindle Paperwhiteのような感覚を低価格に実現!
- LEDバックライトで夜間読書も問題なし
- 4GBストレージで入門には十分な容量
Kindleのなかで、最もおすすめとなるモデルとなってしまった、2019年モデルの無印kindle。なにがいいかって、バックライトで低価格ということですね。


もうこれに尽きるですよ。バックライトがあるかないかが無印kindleの問題だった。ペーパーホワイトがいまやバックライト付きかつ防水性能がついてしまい高級機になってしまった中、低価格モデルにLED搭載で、ペーパーホワイトを買わないで助かる人も出てきますね。
上位機種と細かな違いはあるとしてもこの進化は見逃せませんよ。

箱がかなり薄い感じがして、いいもの買った感のあるパッケージ。パッケージの中から出てくるのはKindle第10世代本体と説明書とも言えない紙とマイクロUSBケーブル。
説明書の内容はないので、操作についてはkindleの画面を見て覚えるしかありません。とは言っても簡単です。上の方のメニューが押せさえすれば特に問題ありません。


通常iPhoneを使っているような人であれば迷うような操作はなく簡単に使えますよ。特にページ送りや戻しもスワイプ、フリックでスライド操作です。なんなら右のほうが、左のほうをタップしても送り戻しが可能です。
新無印Kindle第10世代は完成度を高めたLED付きデバイス


ひと型前のkindle Paperwhiteに近い形になって登場。背面のラバーコーティングのような滑り止めはありませんが、プラスチック製でありながらもかなり質感が高まった本体。そしてLEDバックライト装備。もうこれでいいですよ。

実はLED搭載により従来より少し重くなった本体は160x113x8.7mm WiFiモデルの設定で174g 8,980円です。LEDなし無印キンドルが161gだったことを考えるとLED分の重さは13gですから、これでLEDがついているなら許容、むしろ歓迎です!
Kindle Paperwhiteは182gで13,980円、IPX8の防水対応、LED個数が4から5個になったりしていますが、5,000円アップとなるので、その機能が必要なければ今回の新型Kindle 第10世代で問題ありません。
6インチディスプレイは文庫本と同じようなサイズ感で、本を読んでいる感がありますね。Kindle Paperwhiteの前モデルは液晶面がザラッとした触り心地でしたが、2019年無印kindleではさらっとした感触となっており、ページめくりがスルスルとできるので非常に満足度が高い仕上がりです。処理速度としてはそれほど変わっていない、Paperwhiteの方が速いようなので今回はLEDがついたことをよろこぶべき端末です。
背面パネルはプラスチックですが、指紋などの付着や滑りを防ぐようなで触り心地がよくしっとり手に馴染みます。これはこれでいいですよ。モノとして持ってる所有欲みたいなのは刺激されますね。この価格でこの質感ならいいですよ。ただカバーをつけるとまたそれはそれで違ってきます。
防水機能はない無印Kindleを買うべき人 買わないほうがいい人は?

どんな人が選ぶべきなのか?
- 防水機能が必要ない人、お風呂で読まない人
- マンガを100冊以下で持ち歩く人
- はじめてkindleを買う入門の人
これ結論です。防水機能が必要な人、サクサク感が欲しいならkindle Paperwhiteを選びましょう。
新型無印Kindleには防水機能はありません

Kindle PaperwhiteにはIPX8等級の防水機能があります。この機能は新型Kindleにはありませんので、もし防水機能が必要な場合は、Paperwhite以上の上位機種を選びましょう。
真水で水深2メートルまで最大60分耐えられます。という性能ではありますが、例えば落下などで本体が多少変形していた場合などは浸水の危険もありますし、その場合は内部に水が入り水没となります。IPX8だから絶対に水没しない、ということではないので、気をつけてください。
こちらに詳しい水没実験と避けたい利用方法などをまとめています。
マンガをたくさん持ち歩く人は上位機種を選ぼう
無印Kindleのストレージ容量は4GB。Kindle Paperwhiteは8GBもしくは32GBです。テキストデータではなく、容量を食いやすい画像データの多い、漫画を読むユーザーに最適です。32GBはマンガ本は約700冊、書籍は数千冊を持ち歩けるストレージ容量らしいので、4GBの新型無印Kindleだと、100冊以内50冊くらいが持ち歩けるイメージですね。
Kindleのコミックって結構ある。140,000冊もあるんですよ。8GBモデルとかが後々追加されるといいのですが。どうでしょうね。
Kindleをお試しで試してみたいという方には、キンドルというデバイスのエッセンシャルが詰まった新型無印Kindleがおすすめです。低価格で、まずは使ってみるにはいい端末だと思います。
Kindle 解像度は300ppiが必要か?
読書をちゃんとKindleでしようという場合には、文字の解像度が高いほうが目が疲れませんので、300ppi以上のものでるを選んだほうがいいことはいいです。どこまで許容できるかでしょう。
Paperwhiteのほうが画面が白くてきれいで、無印Kindleは若干赤みがかかっています。ただし、これ並べて使わない限りはそれほど気にならないです。


ただのKindleと上位機種の違いは画面解像度。167ppiと300ppiの違いです。PPIとはPixcel Per Inchiの略ですよ。1インチあたりどのくらいのピクセル数になっているかということで、ここでは印刷物のdpi/Dot Per Inchiと同等と考えて問題ありません。300ppi超えでは、印刷物に遜色ない精細さですが、じーっと観ないとギザギザ感はあまりわからないかもしれません。
字では、そうでもないんですが、問題は漫画の小さな文字ですね。漫画上の文字は画像データとして表示されている文字なので、解像度が低いと小さい字だと表示が不利になります。ただ例えばインベスターZ(ちなみに無料)を読む分には小さな文字はそれほど出てこないので不便はありませんでした。

167ppiと300ppiでは、ひらがなにあまり違いはありませんが、漢字にギザギザが見えやすくなります。フォントサイズを小さくすればするほどギザギザ感が出るので、どのくらいの文字の大きさで表示して読みたいかで印象がかなり変わってくるでしょう。このくらいの大きさで表示する分には、許容範囲、問題ないと思います。
防水機能が必要な人、解像度が高くないと嫌な人、漫画をたくさん持ち歩きたい人、サクサク感がないと嫌な人はKindle Paperwhiteを選びましょう。
新型Kindleのバックライト標準装備は本の再発明、革命だ

だって、暗くても読める本が発明されたわけですからね。
LEDがなかった無印キンドルは7,980円でしたが、8980円になってLEDつきですよ。1,000円の差分は惜しまず使うべきものでしょう。もう天国です。火をもっていない原人が、火を持って人間になったような進化レベルですよ。

USBで充電さえできれば、みんなが読書を楽しめる。勉強ができる。これがAmazonの考える本をみんなのものにする方法でしょう。本が「本」ではないけれど、「本」としての機能を新しいデバイスで届けているんです。
Kindleは広告なしが2,000円アップが快適でオススメ
毎回言っていてすみませんが、購入の際に「広告つき」「広告なし」が選べます。2,000円の違いなんですが、広告なしが圧倒的におすすめです。なぜかというと、広告が表示されるのはいいとしても、問題なのがワンアクション増えることです。ホーム画面の下に表示される、広告バナーだったり、スリープ時に表示されるマンガのおすすめやアクセサリーのプロモーション情報がでることで、これを解除するのにワンアクション増えるので、スムーズな読書を求める場合は、2,000円は払ったほうが絶対に快適です。
Amazon純正 Kindle(第10世代) 用 ファブリックカバーは、チャコールブラック、コバルトブルー、サンドストームホワイト、パンチレッドがありますよ。
保護フィルムまではいらないかな?
いまセットで買うと1,500円オフらしいです。適用条件はご確認ください。
Kindle Paperwhiteにも興味がある方はこちらをご覧ください。お風呂で使うのが楽しいです。
二段階認証がうまく行かずに、AmazonへKindleの登録がうまくいかない場合はこちらを試してください。