この数年LINEモバイルをずっと利用していましたが、メインの回線をワイモバイルに乗り換えました。なんで乗り換えたかというと、電話の通話オプションがコミコミの基本料金だからというのと、回線が高速だからという2つの理由があります。一方で、LINEモバイルのお得さは「安価な価格」かつ「カウントフリー」にあらわれると思います。
カウントフリーとは、特定のアプリケーションにおいてデータ通信がカウントされないサービス、つまりデータ利用量に計算されないので、SNSデータフリーや音楽アプリの、データフリーは、それらのアプリを多く使う人にとってはお得になることもあります。
本記事はワイモバイルのスポンサード記事になります。
SNSデータフリーオプションがいいのか、通常料金でいいのか?
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これ、一見なんでもかんでも、SNSデータフリーがいいんじゃないか? なんて悩みます。でも、実際に自分のSNSのデータ通信がどのくらいかを見てから判断しないと、本当にお得かなんてわからないのです。思考停止になる前に、ちゃんと確認してみましょう。
Androidの場合モバイルデータの確認方法
「設定」→「データ通信量の管理」→「通信量ランキング」からアプリの通信量がわかります。
iPhoneのモバイルデータの確認方法
「設定」→「モバイルデータ通信」下へスクロールするとアプリごとの通信量がわかります。

LINEモバイルのカウントフリー(SNSフリー)の対象アプリケーションはLINE、Twitter、Facebook、Instagramです。MUSIC+の場合は、LINE MUSICも対象となります。
モバイルデータ通信という項目に、各アプリの通信量が出ています。さらに下の方にいくと、いつからこの集計をしているかというカウントの開始日時が出ていますので、何日でどのくらいのデータが使われているかを計算することが可能です。
ぼくの場合は、3ヶ月で2.2GBのLINEの通信をしていました。TwitterやFacebook、Instagramはここに出るほどの通信量ではなかったのですが、たとえばそれぞれ500GBとすれば、2.2+0.5*3なので3.7GBを3ヶ月で使ったことになり、1ヶ月あたり1.3GB弱が、SNSカウントフリーで無料になるとわかります。
※この表示にはWiFi環境での通信量は入っていないので、実際にはSNS関連ではもっとデータ消費しています。家庭にWiFiがない場合などは、LINEモバイルがお得になるでしょう。
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ワイモバイルとLINEモバイルはどちらがお得か
1ヶ月あたりのSNSのデータ通信量がわかったとき、となったときに、LINEモバイルの基本料金+280円のカウントフリーが自分にとってお得なのかという判断が重要です。
そもそも500MBのプランの人はSNSをそんなに多く使うことはない傾向にあるでしょうから、このプランは本当にごく少数の人にしか適用できそうにありませんので、ワイモバイルのSプラン(4GB)とLINEモバイル3GBプランの比較、Mプラン(12GB)とLINEモバイル6GBもしくは12GBプランの比較となるでしょう。
Y!mobileの基本料金
料金プラン | Sプラン | Mプラン | Rプラン |
---|---|---|---|
通話 | 国内通話 回数無制限 10分まで0円 | ||
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
データ増量無料キャンペーン | さらに+1GB | さらに+3GB | さらに+3GB |
月額基本使用料 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
新規割(6ヶ月間) | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
さらにおうち割 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
ワイモバイルの料金はSの上のMプランが9GB(増量12GB)のため、LINEモバイルのSNSカウントフリーを吸収できる容量があることがわかります。月7GBまで使えるプランを使っていた人は、LINEモバイルの6GB+SNSデータフリーもしくはワイモバイルのMプランがフィットしやすいでしょう。Mプランの方が12GB使えるため圧倒的に余裕がありますね。
LINEモバイルの基本料金
音声通話SIM | 500MB | 3GB | 6GB | 12GB |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1,100円 | 1,480円 | 2,200円 | 3,200円 |
LINEデータフリー | +0円 | |||
SNSデータフリー | 追加280円 |
そして、その料金には「国内通話10分まで何回でも無料」が含まれているため、電話をどのくらい使うかかで、カウントフリー系のSIMを選ぶかが決められるはずです。少し電話しただけで、ワイモバイルの安さが感じられてしまうと思います。
本当は全部、LINEやFacebook、Slack、Skypeなんかの音声通話で済ませられるといいのですが、電話がなくならないから音声SIMを使っているわけで、通話先がすべてLINEとかであれば最初からデータSIMを使うのが最も格安でしょう。そうもいきませんね。
LINEモバイルは通常30秒/20円となるため1分40円ですから、10分通話すれば、400円、20分で800円の追加請求がなされます。10分間の通話し放題のオプション料金は+880円ですから
ワイモバイルの速度は本当に速いのか?
最初にワイモバイルは速いと書いていましたが、なんで速いのかは細かいことですが、いわゆる「格安SIM」が大手キャリア回線を借りて運営するMVNOに対して、ワイモバイルはソフトバンク回線なので、「借りて」通信しているわけではないというのがポイントだということです。
以前紹介しましたが、例えば神宮前交差点でのワイモバイル。この日はめっちゃ速かったんですが、遅い時もあるけれど、MAXスピードがかなり高いのがポイントです。

本当に速いの?という方のために、ワイモバイルとLINEモバイル(ソフトバンク回線)を同時刻に速度調査してみましたが、この時も圧倒的に速かったですね。


最近はLINEモバイルは加入者増なのか、速度が落ちてきているように感じられますか、それでも通常WEB利用などで5Mbpsでも問題はないでしょう。
一方、20倍速いとなるとゲームダウンロードや音楽のダウンロード、AmazonプライムビデオやYouTubeなどの動画ストリーミングは快適です。ここらへんはスマートフォンをどういう使い方をしているかで変わってきます。ぼくの場合はデータ使用量に余裕があれば月の後半はNetflixも使いますし、普段はSpotifyのストリーミングも多いので回線速度は速いに越したことはなく、総じて満足しています。
ちなみに、ワイモバイル回線は現在解約までの期間縛りがなくなっていますので、使ってみて気に入らない場合は、違約金なしにMNPで他社に転出できますから、万が一の時にはやめられるという安心感があります。
さてさて、docomoやau、さらにはSoftBank本体の料金よりも格安なワイモバイル。電話でできることは各社変わりませんが、なぜこんなに価格が違うのでしょう? 自分の契約はそのままでいいのか? お得なのか? 考えるきっかけになればうれしいです。