iPhone Xが到着しました。iPhoneXはいつもの通りSIMフリーにて購入ですが、大手キャリアげ買った場合にも特に差はありません。iPhone Xは通常の6s,7,8と来るナンバリングのあるiPhone/アイフォーンではなく、iPhone10周年を記念したもので、長年の夢だったすべてがスクリーンのiPhoneをつくった初めてのiPhone。ホームボタンがなくなりベゼルも狭くなったiPhoneは実際どう変わったのでしょうか。
10秒でまとめると
- ちょっと先の未来を先取りのiPhone Xは所有欲をくすぐる
- ホームボタンがなくなりFace IDと新ジェスチャーで新しいiPhone体験
- 防水 防塵性能、ワイヤレス充電などiPhoneの基礎体力が高まった
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質感を高めたiPhone X、未来を先取り 開封
いわゆる開封の儀。ただ開けて、いつもどおりのパッケージングで、目新しいことは特にありません。USB充電器は5V/1A=5Wです。イヤホンもLightningイヤホン、Lightning端子からアナログ端子へ変換するケーブルと説明書が入っている程度で、目新しいものは特にありません。
iPhone Xの重さは175gで少し重い
まず取り出して感じるのは、重さだと思います。175gの塊はiPhone7が138gだったことを考えると同じような大きさのものが40g違うので、すこしiPhoneとしては重いと感じるでしょう。
iPhone7 Plusが188gだったので、液晶の大きさで考えると重さはそんなものかと思いますが、iPhone7同様のサイズのものと考えると、ちょっと重く感じられるはずです。使っていくうちに慣れてくると思いますが、大きさに対しては重いです。
iPhoneXのシームレススクリーン ボタンなしでスッキリ
つづいて画面の液晶の大きさに目が行きます。ホームボタン部分がないぶん、少しの黒枠がある以外は全面ディスプレイ。今までの枠は何だったんだろうと思うレベルになっています。
結構ここに感動するかとは思ったんですが、人間は薄情なものでほんの一瞬、おおーって思っただけですぐに慣れてしまいました。
すでにAndroid端末では極限までディスプレイにしたスマホが出てきていますから、このスマホデザインの潮流はすぐに中国系メーカー、たとえばHuawei/ファーウェイなんかに真似されて一気に広まっていくでしょう。となるとiPhone 9が出る頃には、当たり前のデザインかもしれません。ほんのちょっとだけ先取り。
一方で、iPhone Xのために設計されたOLEDのスクリーンはかなりきれい。正確で目を奪う色彩。真の黒。高い輝度を目指したスクリーンは、1,000,000:1のコントラスト比を実現しており非常に美しいです。
iPhoneXには強化ガラスフィルムの液晶保護が必須 おすすめランキング AppleCare+高すぎ

ただし、いくら硬いガラスになったからと言ってもApple Care+に入っていない場合には高額になるため、強化ガラスフィルムは必須と言えるでしょう。
背面はiPhone8同様のガラスでワイヤレス充電に対応
iPhone Xの前面と背面はガラス張り。全面は当然ガラス張りですが、裏面もガラスになっています。これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスで作ったという強化ガラスに、フレームは、医療に使われているものと同じグレードのステンレススチール製です。
全面の大型スクリーンよりも背面のガラス張りのほうがインパクトが強かったです。何と言っても美しい。これにカバーつけるなんてどうかしているのではないかという仕上がりのよさです。プロダクトデザインを楽しむのであればカバーはいらないでしょう。
つけたくなる気持ちもわかりますが、iPhone8、iPhoneXではカバーはもったいないな。
ガラス背面はiPhone4、4S時代を思わせるできのよさ。時代とともにさらに極まった感じを受けます。すばらしいです。
フレームはステンレススチールですが非常にきれいな研磨がかかっているため、これもiPod初期の時代を彷彿とさせる、持っていてうれしい、所有欲をくすぐるできばえです。お金がかかっているというか、こういうシゴトならばスマホという陳腐化しやすいモノであっても、高いお金を払う勝ちがあるのではないかと思ってしまいます。フレームも非常に綺麗。
電源ボタンがサイドボタンという名前になっていたのに驚きましたが、iPhone7に比べて倍くらいの長さになり非常に押しやすくなっています。小さな改善ですが、便利になりました。
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イヤホンジャックはもう戻ってきませんから、この際ワイヤレスイヤホンにしてしまいましょう。
Face ID搭載とiPhone X用の新しいジェスチャー
今回の目玉のひとつにFaceID/フェイスアイディーによるiPhone Xのロック解除というのがあります。
これはホームボタンがなくなった=フィンガープリント/指紋認証ができなくなったというのとセットで語られるべきものだと思いますが、ホームボタンがなくてもiPhoneの操作を従来以上に快適にする新しいジェスチャーはFace IDと車輪の両輪のような関係でした。
FaceIDは「iPhoneのロックを解除」するほかに「Apple Pay」「iTunes StoreとApp Store」の購入認証に使えるほか「Safari自動入力」(ブラウザのID/パスワードの自動入力)にも利用でき、かなり利用範囲が広いです。
当然指紋認証でもできていたのですが、ボタンを触ることなく機能するため、自然なUXとなっています。指紋認証でストレスが掛かるということもないと思いますが、まったく気づかずに自動で認証が通るという感覚は新しいですね。
ちなみに1枚目はFace IDの認証が取れていない状態の通知画面ですが、Face IDで認証が取れると鍵マークが解除され、通知内容も詳細に表示されるようになります。これはFace ID登録者でないとこのようにならないので、地味にスゴいことです。指紋ではなく、顔の形や目でこれがコントロールされています。
この他、全画面スクリーンとなったため、ジェスチャーが変更になっている部分があるのでまた別記事でご紹介します。

耐水性能にワイヤレス充電に対応 地味だけどいい
iPhone7からの耐水性能と防塵性能を引き継ぎながら、iPhone8同様にiPhone Xでは、あたらにワイヤレス充電機能に対応。地味に全体能力が向上。
結構ここはてんこ盛り状態ですね。機能というよりもボディーの強度や使用上の利便性を高めたスペック向上は地味にありがたい部分です。基礎体力のようなものでしょうか。
Androidの一部の端末ではおなじみの耐水性能、防塵性能。GalaxyなどでおなじみのQi規格のワイヤレス充電ですが、iPhoneシリーズがすべてこういったものに対応していくと、iPhone自体の基礎体力が向上していくイメージです。ちゃくちゃくと階段を登っている感じがします。
iPhone 8、iPhone Xをワイヤレス急速充電する方法 Qi(チー)無線充電のおすすめランキング AirPowerマットなど

充電はQi規格のワイヤレス充電に対応。ケーブルでつなぐよりも遅くなりますが、ケーブルの抜き差しがないのでラクチンに充電が可能ですね。
iPhone Xは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。
一応、引用しますが、耐水性というのは防水というのとは違うのでお間違えないように。
iPhone X開封まとめ 買って後悔なし!
ちょっと高いけど、買って後悔なし!
au公式のiPhoneの価格 SoftbankのiPhoneの価格
iPhone Xはすこし先の未来を入れ込んだiPhoneの10周年記念モデル。実は一部のAndroidで実現されているものも多いですが、iPhoneという1機種で大きなマーケットがある端末が、これらの近未来技術を実装して発売るすることは非常に大きなインパクトがあることです。
こういったシェアのある機種が起爆剤になり、一気にデザインや、規格が普及するでしょう。
スマホ画面にホームボタンや戻るボタンがあった時代って、いつ時代よ?江戸時代?みたいなことをいう子どもが現れるのもそう遠くない未来です。指紋認証ってなんだよ?顔認証でしょ、FaceID以外になにかあるの?みたいな。
スマホの形ばかりではなく、Qi無線充電も普及し、インフラの一部になるかもしれませんし、スマホが防水じゃない時代なんてもうなくなるかもしれません。
そういう意味で、iPhone Xの発売は今後のスマホのデザイン潮流、標準装備の機能に大きく影響を与えていくのだと考えています。
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