iOS8.1から「iCloud Photo library」iCloudフォトライブラリβ版という機能が実装されました。これがiCloudの容量圧迫原因になっているのですが、バックアップされたデータが、そもそもどこにあるかわからないという不親切な仕様なのです。iCloudドライブの空き容量を確保するため、バックアップ方法を調べました。
iCloudドライブの容量が圧迫される
Sponsored Link
カメラロールの写真、ビデオがiCloudに自動保存されて他のデバイス(iOS、Mac 、Windows)と共有できるというものです。元のフル解像度のデータはiCloudに保存される解像度を抑えた写真がデバイスに残り、本体の容量を節約することが可能と便利な機能が搭載なんですが、、「えー」というくらいiCloudのストレージ容量を食い使うので、やめました。
で、問題が発生したわけです。削除したデータがそもそもどこに保存されているのかわかりません。かつ、どんな内容が入っていたのかもわかりません!Mac側で覗ける「iCloudドライブ」にも表示されないんですよね。しかも30日以内にバックアップしないと消えてしまう!急がなきゃ。
削除して容量は軽くなったのですが、、、どこのどんなデータ、どこまでの範囲の写真データが保存されていたのかわかりません。
iCloudドライブの仕組みとしては、iPhoneの使用の裏でiCloudへのバックアップが走り、巨大なフォトライブラリーがつくられます。これが自分の場合は10GBを超えていきなり20GBの容量を空き容量がないところまで圧迫しました(毎月100円の有料オプションがあっても追いつかないです)。
iCloudでダウンロード!したいけど保存元がわからない
iCloudドライブの容量を食っているに、iCloudドライブの項目にフォトライブラリーはありません。じゃあどこにあるのか、いろいろ調べていくと「WEBのiCloud」の「写真」https://www.icloud.com にデータが集約されているらしいので、そこを覗いてみましょう。

まずはログインします。そして写真を選ぶと、、

ライブラリ準備中となり、いつになっても準備されません!処理さえはじまれば、サーバー側でやってくれるのでページを開いていなくても問題ないような記述がありますが、これっていつに処理終わるかわからないから、気長に待ってね!っていうメッセージにしか解釈できないのは自分だけでしょうか。
とりあえず、始めたタイミングで処理を開始していつでも使えるようにしておかないと、機能しませんね。これはiTunes matchでも同じ風景を見た気がします。現在の技術でのサーバー処理の限界でしょうか。
なかなか準備されないのでiCloudフォトライブラリーのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
- iOSデバイスのストレージが節約できる(べんり)
- 写真とビデオ追加・編集・削除が自動で反映(いいね)
- 写真を簡単に共有できる(あってもいいけどいらない)
デメリット
- iTunes同期と「自分のフォトストリーム」は併用できない(えー!)
- iOSからしか写真や動画をアップロードできない(βだから?)
- 初回アップロードに時間がかかる(遅すぎる)
- iCloudストレージのアップグレード必須(無料5GBじゃ無理!)
1時間待ちで準備完了 バックアップ開始
写真をブラウザで選ぶのは結構難しいですね。「すべての写真」を選び、写真一覧で「選択」を選んで、一番最後の写真をクリックして一番古い写真まで画面を上へスクロール、シフトを押ししながらもっとも古い写真を選択すれば、すべての写真が選択できます。自分の場合は3,900枚。この状態でダウンロードボタンを押すと、、エラーが発生しながらもSafariでダウンロードフォルダへダウンロードがはまります。※後述:Chromeでやったほうがいいですよ(ここでAppleへ送信などボタンを押すとダウンロードがストップしてしまいますので、ダウンロード完了まで放っておきます)

Safariってダウンロードした写真は自動で開かれる仕様ですよね。そうです。ダウンロードが完了したものがすべて3,900項目開かれます、、、うぉー。メモリがいくらあってもフリーズしますから、chromeなどで対応するのが正しいやり方です。
というわけで、iCloudフォトライブラリーのバックアップは取れましたが、利用は停いったん取りやめました。正式版になったら使えるかな。
おまけ:フォトストリームと何が違うの?
おさらい。「フォトストリーム(自分のフォトストリーム)」もiOSデバイス同士で写真を共有できたけど、iCloudフォトライブラリとフォトストリームは何が違うのかというと、フォトストリームはiCloudのストレージを消費しない。というメリットがありつつも、保存存期間は直近30日で、最大1000枚の写真と制限があった(動画の自動アップロードにも対応していない)。
Apple Musicもでたことですし、iPod touchを第6世代、WiFi運用いかがでしょう。
iCloudフォトライブラリ
Appleの説明ページ






