パケ死なんてパケ放題以降、言わなくなって久しいけれど、モバイル通信が4G LTEになって以来、毎月の通信データ量7GB制限の壁が立ちはだっていますね。請求額でパケ死するというより、通信速度規制という現代人を無力化させる、ひどい仕打ちが待っていますが極力回避したいじゃないですか、ストリーミングで失敗しない方法、書いておきますね。
通信制限にならないようにするには
YouTube等の動画は通信データ量が喰うのは、みんな知っているけれど、音楽聴き放題でも同じことが起きます。最近は高音質化しているのでデータ量も大きくなっています。AWA、LINE MUSIC、Spotifyなどは音質が高中低と選べますが、Apple Musicでは設定はなくネットワークの状況に応じて音質が可変となっているようですね。
表は目安程度に考えてください。実際に1時間モバイルデータ通信で使ってみたら、80MB使いましたから、容量からすると競合の標準音質と同じくらいとなるみたいですね。音も悪いと感じません。
具体的にどうするのか
ローカルにデータを保存しよう
モバイルデータ通信をしないためには、端末にダウンロードしてあるデータを使うのがいちばんです。Wi-Fi環境がいいですが、モバイルデータ通信でも気に入ったデータをダウンロードすれば端末に保存されたデータを使うことができます。ダウンロードしたい曲やアルバム、プレイリストの「…」を押して「オフラインで再生可能にする」を押すだけです。
すぐにダウンロードがはじまります。タイトルバー下にダウンロード状況が表示され、ここをタップするとさらに詳しいダウンロード状況がわかりますよ。
モバイルデータ通信を止めてしまおう
設定は2カ所あります。データ通信を徹底的に止めるには、2つ止めてしまいましょう。
- モバイルデータ通信のミュージック→全機能をモバイルで停止
- iTunes & App Store → 音楽再生のみをモバイルで停止
ひとつめは「設定」のモバイルデータ通信項目の下部にある「モバイルデータ通信を利用」の個別アプリケーションのオンオフ設定で「ミュージック」を止めます。日本語表示の場合は下の方にありますから、スクロールして止めてください。こちらの設定は、モバイル通信でのアプリ全体の通信をカットする設定=Apple Musicの検索やアーティストページの表示もできなくなります。(こちらが上位機能です)
ふたつめは同じく「設定」の下の方「iTunes & App Store」の「モバイルデータ通信」スイッチをオフにします。このスイッチはAppStoreくくりのアプリの自動ダウンロードや、もはや必要ないiTunes Match、Apple Musicのモバイルデータ通信をまとめてオフにするものです。こちらの設定は、音楽再生のみがモバイル通信でできなくするものです。
実際にオフにするとオフだから通信できないので、オンにするかを確認してきます。必要なければ頑なに拒否。これでパケ死しなくなります。
オフライン再生可能なものだけを表示する
「My Music」では「ライブラリ」「プレイリスト」ともにiCloudeミュージックライブラリ上の楽曲も出てしまいオンラインアクセスしようとしてしまいますから、「オフライン再背可能な項目を表示」にチェックを入れてiPhone上の項目(オフライン再生が可能な曲)のみの表示にしておくと便利です。
Apple Musicの音楽データの端末への保存機能は、有効活用したいですね。Wi-Fi環境ではオンラインストリーミングを中心に聴き、裏で外出で聴く音楽をダウンロードする。
外出したらモバイルデータ通信なしに使えます。iPhoneのストレージ空き容量を見ながら使えば、お得に使えそうです。Apple Musicを通じていろいろな音楽に出会いたいですね。
Apple Musicもでたことですし、iPod touchを第6世代、WiFi運用いかがでしょう。