新しいiOS12の機能が発表されましたので紹介していきます。iOS12の新機能は、WWDC18で発表されたんですが、このWWDCというのは主にデベロッパー向けのカンファレンスで、今回はiOS12、MacOS Mojave/モハーヴェ、watchOS 5、tvOSのアップデートがメインの内容でした。各メディアが新製品発表があると煽りまくっていましたが、一体何だったのか。通常このタイミングでは製品発表はないので、ホント迷惑だわ。
iOS12はこの秋に登場、高速化がメイン iPhone5sもまともに使えるようになるiOS12は、iPhoneとiPadをより速く、レスポンス改善されて登場です。気を取り直して、iOS12の主なアップデート内容を見ていきましょう。

iOS12はアプリ起動高速化!iPhone5s、iPad Airもまともに使えるようになる?
この記事の目次
Siriにショートカット機能が付く 他のアプリと組み合わせが可能に!
今回の目玉とも言っていい機能が、Siriのショートカット対応。ショートカットって何? ってなるかと思いますが、今までいちいちアプリで一つ一つ対応していたことが、Siri経由で一元管理、実行できるということです。
日常のルーチン作業、動作、行動をサードパーティのアプリケーションを組み合わせて、必要な時に便利なショートカットを提案。また、Shortcutsアプリを使えばどんな動作をさせるかを自分で組むことができます。これは便利ですね。Amazon echo、Google Homeからちょっと遅れをとっていたSiriですが、一気に巻き返しを図りたいところです。ショートカットができるのであれば、iPhone、iPad、Macに話しかけることが多くなりそうです。既存のアプリの組み合わせなら、開発者もAIスピーカー用にわざわざ作ることもないので、こっちの方が有利かも?
いつも仕事に行く際にコーヒーを買って行くなら、Siriがルーチンを学び、iPhoneのロック画面に注文するであろうタイミングで提案したり、鍵をなくしたといえばtileを起動するなど、OSとサードパーティアプリがシームレスな連携を図れます。これはいい!待ち遠しい!
iOS12では通知まわりの快適性がアップ
通知管理が簡単になる!
今までいちいち設定から通知でオンオフ選んでいた、あの作業なくなります。スクリーンタイムは、iOS12の通知管理機能
通知は案外わずらわしく、いろいろなことを中断させるわけですが、ロック画面からその場で通知を管理したり、特定のアプリからの通知わ許可したり、完全に無効オフにすることが可能。メッセージスレッドと通知トピックはグループ化されて、一目でわかりやすく表示されるようになります。
Wi-FiやBluetoothも一時的にオフにするなど可能になっていたので、通知にも適用されるのは歓迎ですね。
通知ばかり見ていたら他人に時間を奪われまくるんですよ。重要なものの選択はあなた自身ができなければ、Siriに任せておきましょう!
おやすみモードが拡張!うざい通知をオフ Do Not Disturb
Do not Disturbをオンにすれば、うざい通知をシャットアウト。普段あんまり、うざいとは言わないんですが、この機能にぴったりです。
これまで以上に通知を管理する方法が豊富に用意されていますが、アラート、メッセージ、通話などで邪魔されたくない時がありますよね。この機能を使うと、1時間だけとか、昼までとか、GPSと連携していると思いますが、ここにいる間とか、スケジュールと連携して、このイベントの間とか、選べるんです!
いちいちおやすみモードを選択して止めなくても、オッケーになったんですよ。
iOS12のカメラ、FaceTime、iMessageまわりの強化
FaceTime機能向上 最大32人まで対応
話している人が大きくなる機能は他のアプリでもあるわけですが、これにより誰が喋っているかが明確になるので、ビデオ会議でありがちな話の流れがわからなくなるってこともありません。最大32名までサポートって、もう電話なんていらないレベルに到達。グループでの会議もこれでいいですね。あの大げさな会議システムともおさらばでしょう。
グループのメッセージスレッドから起動できるなど利便性も向上。
Memoji/ミーモジ、Animoji/アニモジが自分のキャラに対応
iPhone XのAnimojiに自分の顔を作る機能が搭載されました。自分の個性や気分に合わせてつくれます。
iMessage、FaceTimeで利用が可能で、Animoji同様にカメラに写る自分の顔の表情を反映可能というものです。
発想は面白いと思うんですが、どこまでこの機能をユーザーが使うのかはちょっとわかりませんね。若かったら使うのかな。
ぼくは、ぜんぜん、Animoji使ったことがないですね。送る相手がいないからか、、。
今回は、あわせてAnimojiにあたらしい4つのキャラクターも追加されています。コアラ、トラ、おばけ、恐竜が追加になりましたよ。
リアルタイムのカメラエフェクト
これもどこかで見たような機能ですが、会話を楽しくするために、カメラのリアルタイムエフェクト機能がOSレベルで搭載になります。
FaceTimeとiMessageで利用が可能となっており、サードパーティアプリでできていたことがOSに取り込まれてより多くのユーザーに提供されることになります。フィルターやアニメーションテキスト、ステッカーが利用できるようになりました。
写真まわりも強化されてますます便利に!
これは欲しかった! 写真の検索機能
フォトサーチ機能。よりスマートな方法で写真が検索できるようになります。検索候補は、あなたが探している正確な写真を見つけたり、忘れてしまった素晴らしい写真を再発見させてくれる機能。
今まで目で見て探していた写真でしたが、場所や顔で調べることができるようになりました。最近のイベント、人、場所の候補が表示されますし、複数キーワードによる絞り込み検索が可能に。これ欲しかったですねー。
写真にレコメンド機能 for Youが追加
写真に新しいタブ、for Youが追加されました。新しいタブでは、フォトライブラリのすばらしい瞬間を切り出したり、写真を写っている人と共有することを提案したりします。
受け取り相手がiOS12を使用している場合は、イベントの写真をあなたと共有するように頼むこともできるらしい。
その他 Nintendo Switch的な機能も搭載
スクリーンタイムでは利用時間を把握できる
自分自身もそうですが、子どもがデバイスをどのように使っているかを把握することが可能です。
スクリーンタイムは、アプリの使用状況、ウェブサイトの訪問、デバイス全体で費やした時間を確認できます。
子どものデバイス使用状況を制限するのにも利用可能ですが、親側も自身の使用状況を把握して、ツムツムやりすぎとか、YouTube見過ぎとか時間の使い道について考えるきっかけが与えられたと思います。これは大げさに言いますが、スマホでの無駄な時間は全人類の損失、社会問題でしょう。

Nintendo Switch 大人にも入れておくべき「みまもり機能」の設定と有効活用方法
これに似てますよね。

詳しくはこちらにまとめました。
プライバシー保護 リターゲティング広告阻止
以前からAppleはプライバシーが基本的な人権だと言っており、特にウェブ上でのターゲティング広告を嫌ってきました。iOS 12ではさらに強化され、Safariでは、Webページ上のShareボタンやコメントウィジェットがあなたの許可なくあなたを追跡するのを防いだり、広告主がデバイスのユニークな特徴を収集するのを防ぎます。要するにクッキーの広告利用を阻止するってことです。これにより、デバイスを特定したり、広告でリターゲティングすることができなくなります。
さまざまなアップデートを含む、iOS12アップデート。動作が軽くなるのは一番うれしい! さらにSiriのショートカットは便利になるし、通知まわりの邪魔を減らすというのはとても有益なことだと思ってます。
iOS12、アップデート、今から待ち遠しいですね!

iOS12はアプリ起動高速化!iPhone5s、iPad Airもまともに使えるようになる?
