恐れていた事態は起こりましたよ。Apple Payのモバイルスイカ利用中の電池切れです。みなさん、こうならないようにご注意を! アッポーペイはバッテリーに余裕を持って利用ください!
Apple Pay移動中に電池がなくなったら改札で申告
Sponsored Link

Apple PayのSuica、めちゃめちゃ便利すぎてPASMO利用率が減りまくっています。前の記事でも書きましたが、これはJR東日本とAppleによる交通系IC決済の寡占を狙った戦略なのです。首都圏にいなくても、モバイルSuicaアプリで、Suica登録が可能ですから、全国の方が利用できるんです。

九州にいても、JR東日本のSuicaを使うことになるわけですよ!
それはさておき、Apple PayのSuicaで改札を入場して、出るときに電池切れになったらどうなるのでしょうか。こうなります!
Suica iPhone電池切れの清算の流れ
- 改札出口でどこから乗ったのかを聞かれ、乗った駅から降りる駅までの清算を行います。
乗った駅を申請して降りる駅で料金を計算します。支払いは現金もしくはSuica、PASMOなどで可能です。 - 清算を行うと「精算書」が渡されます。
 - 電源が入ったら後日「精算書」を持って駅で、入場記録を解除してもらいます。
 
※私の場合、神田で乗り、池袋でiPhone電池切れ清算をPASMOで行いました。
 ※記事作成では精算書の書式などは各鉄道会社、駅により異なるもよう。そのうち整備されるでしょう。
 ※「精算書」で入場記録を解除するのは同じ鉄道会社が望ましいと言われますが、東武東上線内駅で解除をしてもらえました。
Sponsored Link
いろいろな駅で駅員さんに聞いてみました


電池切れ事件が起こる前に、事前にいろいろ聞いてまわっていたので、実際に聞いた駅員さんの対応を書いておきます。
まだApple PayでのSuicaサービスがはじまったばかりで、Apple Payといっても駅員さんが「?」となる場合もあり「iPhoneでSuicaを使って電池が切れた」と伝えるのが、状況を伝えるのにはベストです。
JR東日本の場合
東京駅で聞いてみた!
 丸の内出口で聞いてみたところ、お客様の申告によりその場で清算するか、後日清算をしてください。と言われ、手順等は不明。現金を持ち歩いていない場合、後日清算となるとどうなるか、イメージがつかない答えが返ってきた。駅員さんに情報が行っていないのかな。
神田駅で聞いてみた!
 即答で答えが返ってきた!
 5cmくらいの正方形に近い精算書、たしか収受という文字が大きめに書かれた紙が、何枚も用意されていた。どこから乗ったのかどこで降りたのかを書き、後日清算、入場記録を解除するそうです。JR東日本はそうなっているといっていた。
東京メトロ丸の内線の場合
東京駅で聞いてみた!
 電池が切れると、どうにもならないので、後日清算してください。その場はそのまま出てください。と言っていた。そんな問い合わせ、初めて聞いたよ的な感じだった。
大手町駅で聞いてみた!
 即答で、JR東日本の神田駅と同じような紙を見せてくれた。これに記入して渡すので、電源が入ったら清算してほしいとのこと。
東武鉄道の場合
池袋駅で聞いてみた!
 Apple Payと言ったらわかってくれなかったので、iPhoneでSuicaを使って電池切れの場合はどうするのか?と聞いたところ、電池切れはもうどうにもならないので、そのまま改札を出てもらって後日清算、入場記録を解除してもらってくださいとのこと。
うーん。同じ鉄道会社内でも紙が行き渡っていないのか、あいまいな返事が多かった印象です。結構、電池切れは夜に起こりやすそうですし、お酒を飲んでいると、ついついカーッとなる人もでますので、駅間で対応の違いがないのが望ましいですね。
Suica利用中にiPhone電池切れの対応まとめ
その場で清算するのか、後日清算なのかは、場合によりそうです。
1.その場で現金や代わりのICカードで払える場合
 清算すると精算書がもらえますから、あとでその精算書とApple PayのSuicaの記録を確認することで解除できます。ズレてたら差分の清算が必要でしょう。
2.その場で清算できない場合
 駅員さんとの会話で出てきた紙、申告内容を記載した紙を渡されるので、それを元に後日清算です。現金持たなくても電車に乗れる時代ですから、そういうことは起こります。


ということで、電池切れとなっても、後日清算できるので安心です。とはいえ、電池切れはいろいろと面倒ですから電池が切れぬように、モバイルバッテリーは持つようにしたほうがいいですよ。
Ankerの20,100mAhの超大容量モバイルバッテリー、メッチャおすすめです。
軽さで選ぶなら5,000mAhの1,500円弱のモバイルバッテリーは持ち運びも軽い!
悪用厳禁、キセルは犯罪
ただ、これ対策をしたほうがいいと思うのが、iPhone7じゃないのに、Apple PayのSuicaで入場して、電池が切れましたというウソ対策です。改札出口で現金清算となっても、近くの駅から乗ったから150円清算とか、ありそうです。遠くで乗って出口で近くの駅を申請されてしまっては、昔のキセルのような手口が実現可能となるでしょう。入場記録がないので、後日の入場記録を解除する必要がないので、簡単にできてしまいますね。ここら辺は、信義則上の問題となるのでしょうけれど、何回も電池切れになるような人は駅でブラックリスト化しておくのがよいのではないでしょうか。
そもそもキセルは詐欺罪で刑事告訴もあります。また発覚した際には追徴金が2〜19倍、通常運賃に足されて請求されますよ。悪用は厳禁です!
電池切れに注意して、いままで何枚も持っていたカードをiPhoneひとつで、スマートに済ませたいですね!
買い替えの場合、不要なタブレット、スマホの買い取りは「高額買取のPC買取大臣」へどうぞ




