海外通販サイトGearbestさま(Gearbest.com)より、SIMフリーのHuaweiのAndroid5端末、honor X2 Phabletを提供いただきました。この機種は日本で以前発売されていたMediaPad X1の後継機です。また現在販売されているMediaPad M2 8インチの一回り小さい7インチ版となります。ファーウェイの「honor」シリーズと言うとあまり馴染みがありませんが、世界70カ国以上で展開されているグローバルシリーズです。日本では楽天モバイルのhonor 6Plusが日本で唯一扱われている製品でしょうか。
最近は、楽天モバイルでもMediaPad M2が扱われ出していますし、今後はこの手のサイズの端末は、データ通信SIMを刺しスマホと2台持ちニーズが高まっていく気がしています。
32,000円という低価格で買える実力派ファブレット
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Huawei honor X2の価格はおよそ32,000円。まずはいつも通りはスペックから。日本で手に入るHuawei MediaPad M2(実売:上位機種45,000円)と比べます。今回、手元の端末はhonor X2はゴールドですが、シルバーもあります。MediaPad M2もそうなのですが、シルバーはメモリ2GB/ストレージ16GB、ゴールドはメモリ3GB/ストレージ32GBという色によってスペックが異なる、変わった構成です。金色が嫌いなだけで、下位スペックを選ぶことになってしまうという、、これは文化の違いなのでしょうか。金ピカが上位機種縛りだなんて。
スペック比較 / SPEC
| Huawei honor X2 GOLD | Huawei MediaPad M2 8.0 | |
| 価格 | 32,000円程度 | 36,000円〜 45,000円程度 | 
| サイズ | 10.3×18.3x7mm | 124x214x7.8mm | 
| 重量 | 258g | 330g | 
| 駆動時間 | ビデオ再生5時間 | 不明 | 
| バッテリー | 5000mAh | 4800mAh | 
| OS | Android 5 | Android 5.1 | 
| CPU | Hisilicon Kirin 935 | Hisilicon Kirin 930 | 
| メモリ | 3GB | 3GB GOLD 2GB SILVER  | 
| ストレージ | 32GB | 32GB GOLD 16GB SILVER  | 
| ディスプレイ | 7.0インチ 323ppi | 8.0インチ | 
| 解像度 | 1920×1200 | 1920×1200 | 
| カメラ | Main13.0MP Sub5.0MP | Main8.0MP Sub5.0MP | 
| Wireless | 802.11 a/b/g/n Bluetooth  | 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth  | 
honor X2は私の手元にある物は2016年の1月生産のものです。最新機種ではありませんが、今出回っている他の格安端末と比べてスペックが劣るということはありません。むしろこの内容で33,000円程度で買えるとなると、かなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。ちなみにAmazonでhonor X2を購入しようとした場合、50,000円程度〜となっています。

何と言ってもスペック的に目を引くのは7インチにして、258gという軽さでしょう。同じく7インチのKindle fireは313gありますし、8インチのMediapad M2になると330gとなり70gも違ってきます。開封の儀の前ですが、Kindle Fireと。同じ7インチですがベゼルの幅や、厚みでhonor X2の方が小さくスリムです。
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Huawei honor X2開封の儀
 
 
よくある充電器、MicroUSBケーブル。説明書、SIMトレー用のピン。説明書は相変わらずろくなことは書いてありませんが、5,000mAhの大容量充電池をUSB OTG(On The Go)を使って、他のiPhone、Androidなどの充電が可能です。プリントも可能かと思いますがテストはできていません。
取り出した瞬間に、これはいいものだ、とわかる質感。いままでの中華タブレットとは一線を画すデキです。過去に紹介している通信機能なしのWin10+Androidのデュアルブート端末なんかは、その機能で100ドル台かよ? というすごい内容だったので、質感や外装にお金がかかっていませんでしたが、Huawei、Xiaomiなどでいえることですが、しっかりと外装にお金がかけられており、所有欲を満たしてくれる出来栄えとなっています。
 
正面のキンプ家の縁取りこそ、プラスチッキーではありますが、背面はアルミパネルはきれいに処理されています。上部、下部はプラスチック樹脂となっていますが、アルミに馴染んでいて全体の完成度が高いです。
ディスプレイも1920*1200pxということでフルHDですのでこのサイズには十分ですね。
スピーカーはモノラルで性能はふつうです。8インチのMediaPad M2になるとハーマンカードンのステレオスピーカーになりますので、いい音がするらしいのですが、スピーカーの大きさを考えるとこの手の端末では、イヤフォン・ヘッドフォンの利用が通常で、この端末だけで音楽を聞くということは少ないと思われるのでまあ鳴ればいいでしょうという感じですね。問題ありません。

デュアルSIMに対応しています。SIMスロット1は本体下側、スロット2は本体上側です。上川のスロットはMicroSDにも対応していますので、2枚刺しの場合はSDは刺さらなくなります
この手のデュアルSIM端末では、片方が2G/3G/4Gになる場合、もう片方が2GになるようですのでGSM電波があるところでしかデュアル待受はできないようです。日本で仮に二枚刺した場合は、SIMを切り替えて使う形となり片方の電波は使えなくなると思われます。
Google Play Storeのインストール
こちらの端末は中国国内の販売を前提としているためか、Google Playはインストールされておらず、自分でインストールしなくてはなりません。HiStoreなどHuaweiのアプリストアが入っていますので、そこから「Googel Play Store」を検索し、インストールします。
Huawei honor X2の日本語化
当然言語変更が可能です。Androidはマルチ言語対応。
Androidについては、「設定」から言語を設定してください。これはAndroidですから簡単ですね。最近のOSはWindowsもAndroidもiOSもマルチランゲージ対応ですから、どれも日本語化は簡単です。
ストレージ容量はどうでしょうか

全体容量は32GB。使用可能容量は24.68GBでした。デフォルトインストールアプリなどが入り空きは22.93GBです。中国系のアプリがシステムアプリと別に入っていますので、不要なものは削除してしまいましょう。
Huawei honor X2のベンチマークテスト
じゃ処理速度はどうか? いつものようにAndroidのベンチマークテストはAnTuTuでとっています。honor X2のスコアは48,500でした。

カメラ性能について

カメラについては、相変わらず中国系のスマホ、タブレットの写りについて、私は悪いと思っています。上の写真はiPhone SEにて撮っていますが、iPhone SEに比べると明らかに暗所でのノイズが入ることと全体に青みが強くシャープな画像処理が入るため、あまり良い絵作りではないかと考えています。1300万画素ということでピクセル的には大きく撮れますが、その細部は荒いということです。
EMUIはどうか
 
UIは通常のAndroidにEMUIというHuawei独自のUIが載っています。これはXiaomi/シャオミーのMIUIやFreetel/フリーテルのFreetel UIと同じようなものです。この手のUIはiPhoneの模倣で、メニューの見せ方や、ホーム画面のアイコンを全部出ししたり、画面下からせり出すランチャーはほぼApple iPhoneと同じでしょう。使い勝手は悪くありません。
そういう意味で、iPhoneからの乗り換えにはXiaomiやHuawei、FreetelのSAUMURAI REIが向くと思います。違和感なく移行できそうです。
総合的にかなりイケてる端末であることは間違いありません。この大きさで電話をしていると馬鹿にされそうですが、ものとしては非常に良い製品でオススメできます。ただし、輸入ガジェットのため、文末に書いてありますが注意事項があるのも記載しておきます。
Huawei honor X2はGearbest.comから購入可能です。
Amazonの場合はこちら。
【参考】あわせてみておきたい格安SIM会社 ※速度参考値
LINEモバイル
圧倒的速度で、SNS料金も無料となるラインモバイルは現在最もオススメできるSIMになります。
DTI SIM 神SIM キャンペーン継続中!
人気急上昇中!半年ただで3GB使えます。東京駅前で6〜15Mbpsくらい。
IIJmio
 格安SIMが3GB月額900円〜 東京駅前で上り下り20〜30Mbps。シェアプランもある!
楽天モバイル
 +850円で5分までの通話料が無料
 東京駅前で13Mbpsくらいでした。楽天カード
を持っていればさらにポイント+1倍!
So-net LTE SIM
 So-netは速いですね、東京駅前で26Mbps出ました。
DMM mobile
 低速状態になっても、はじめの一定量だけ高速通信で読み込みを行くバースト機能がいいです。SIMカードを複数発行してシェアするにも向いています。![]()
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Gearbest.comからの購入・送料
送料は商品の価格に含まれており送料無料です。
 料金表は以下になります。
Flat Rate Shipping 7~25営業日 無料
Standard Shipping 6~8営業日
 スタンダードは、EMSですね。ちょっと早く着く追跡付き国際郵便という感じのやつです。
Expedited Shipping 4~7営業日
 速達です。DHL、フェデックスなどで届きます。
ここで問題なのが無料の届くまでの日数、船便になったりもするのでしょうけれど25日ではもう忘れたころに着く、森山ナポリの感覚です(汗)。ここは確実にDHLを選択して即届けてもらいましょう。
Gearbest.comの日本語化、買い方
今まで紹介してきた海外・輸入ガジェットは「輸入ガジェット」カテゴリでまとまっていますので、ぜひご覧ください。どんなものが売っているのか、そしてそれが実用に耐えうるものなのかわかると思います。

Gearbest.com、Everbuyig.com、aliexpress、Banggoodなど、海外輸入ガジェットを実際に使ってみてレビューしています。
購入方法、セール割引、クーポン情報などもありますが、実際にさわっていない端末をオススメするのはどうも気が引けますので、ちゃんと使ったうえで、どう使うのがいいのかなどお伝えできればと思っています。
Gearbest.comでの購入方法などはこちらをご参照ください。クーポン情報などもまとめて載せてあります。


サイト全体の日本語表記ついて
PCサイトでは、ページ下部にある「Google Translator」にて日本語を選ぶことで、変換が可能ですが、スマホサイトではこの機能は提供されていません。
商品の値段と送料について
購入方法はドル建てでの金額に違和感がない方は、そのまま進めて問題ないですが、金額がドルだとよくわからないという場合には、上部の「Ship to 国名」となっているところから「Currency」通貨を「円/JPY」に変更します。「Ship to」についても「Japan」に変更してください。正しい送料になります。
購入にあたって
毎度のことですが、「海外ガジェット」カテゴリで紹介する端末は、海外での利用が前提で国内通信利用を推奨しません。海外旅行好きの方、海外出張の多い方には、渡航先でのWiFi通信端末として、SIMフリースマホは現地格安SIMの購入や、中国であればChina Unicomや北米であればZIP SIMで、現地の通話・通信、カーナビ代わりに活用でき非常に役に立ちます。海外では渡航先の認証(例えば技適、CE、FCCなど)を取得している端末をご利用ください。SIMが入る端末については、渡航先・使用国のバンド/周波数を確認する必要があります。一般に、SIMフリー端末では、バンドがあえば基本的には世界各国で、その国で販売されているSIMに差し替えることで利用可能です。
※渡航前でもSIMを事前に用意することも可能です。これらの端末をハワイ(米国)で利用するとした場合、Zip-SIM等を利用すれば、出国前にSIMを手に入れることができ、現地であたふたせずにすみます。
今回紹介したのは Huawei honor X2 Phablet
 7 inch HUAWEI Honor X2 GEM-703L Android 5.0 4G Unlocked Phablet Hisillicon Kirin 935 Octa Core 2.0GHz WUXGA Screen 3GB RAM 32GB ROM WiFi GPS Bluetooth Functions




