2018年にiPhone SE2のことを考えていました。でも出てみたらiPhone SE 第2世代 2020年は、iPhone8のマイナーチェンジ版だし、44,800円という価格はすごく魅力的だと思えるけど、いまさらFace IDからTouch IDに逆戻りなんて。そう思う方も少なくないはずです。
iPhone8のデザインのママで頭が良くなった

たしかにスペックだけ見たら、A13 Bionic搭載ですっごくいい感じがする。3GBメモリということで、処理速度的にはA12搭載 3GBメモリのiPhone XRみたいな感じで使えるんじゃないかと期待できる。
サイズはiPhone6以降の4.7インチ搭載。iPhone5サイズの第1世代のiPhone SEとは異なり画面サイズは大型化してしまった。もはやスマホは大画面化の波には逆らえず、アプリなどをフルに堪能するには4.7インチ以上の解像度が必要となってきているようにも思う。

ただ、iPhone8って、iPhoneXが出た前年のモデルの筐体ですから、今から3年もさかのぼって、はい、みなさんの欲しいサイズですよねー。なんて。これはどう考えたって、世界的に見たらiPhone Xシリーズ以上が購入できない国々の人のためのものだと理解できるでしょう。iOSが載っていることに意味があります。iPhoneを多くの人に使ってもらうことがAppleとしての実現したいことですから。
iPhone SE2020第2世代 | iPhone8 | |
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発売日 | 2020/4/24 | 2017/9/22 |
容量 | 64GB 128GB 256GB | 64GB 128GB 256GB |
価格 | 44,800円 49,800円 60,800円 | 価格改定により128GB 57,800円〜 |
ディスプレイサイズ | 4.7インチ | 4.7インチ |
種類 | 液晶 | 液晶 |
解像度 | Retina HDディスプレイ 1334×750ピクセル解像度 326ppi | Retina HDディスプレイ 1334×750ピクセル解像度 326ppi |
サイズ | 138.4×67.3×7.3mm | 138.4×67.3×7.3mm |
重さ | 148g | 148g |
プロセッサ | A13 Bionic | A11 Bionic |
メモリ | 3GB | 2GB |
リアカメラ | 12MP F1.8 4K/60fps | 12MP F1.8 4K/60fps |
フロントカメラ | 7MP F2.2 | 7MP F2.2 |
バッテリー容量 | 1821mAh | 1821mAh |
ワイヤレス充電 | ✕ | ✕ |
防水仕様 | I67 | IP67 |
認証方式 | Touch ID | Touch ID |
カラー | ブラック ホワイト PRODUCT RED | スペースグレー シルバー ゴールド |
148gは軽く日本でも売れる ただし格差社会が見え隠れする
バッテリーは1821mAhと、最近のスマホにしては小さく一日バッテリーが持てばいいくらいでしょう。画面は古い設計なので最近のiPhoneと比べると暗いでしょう。最近のスマホカメラは二眼、三眼になり格段に移りが良くなりましたが、一眼のこのモデルはコストカットで前の時代へ戻ってしまいます。まさに過去から来たiPhone。

それでもiPhone SE 第2世代を買いたい人もいると思います。iPhoneXシリーズが手に大きすぎるとか、女性の方には返ってこの大きさのほうがいいかもしれません。世界的に見たとき、爆発的なヒット商品となるはずです。
でもiPhone X、XS、11を使っている人からすると、もうFace IDから古いTouch IDになんて戻れませんし、もう操作方法忘れてると思います。
正直、日本でも売れると思います。
それは日本が全員中流階級という時代が終わり二極化が進んでいるからです。少し前に、iPhoneはお金持ちも貧乏な人も同じものを使っていると思っていました。お金持ちはチタンのiPhoneとか使ってもいいんじゃないか?とか思っていたんですが、今や所有するiPhoneが、11 ProなのかiPhone SEなのかで、所得差がわかってしまう時代になっているとも言えるでしょう。
中高生の娘がiPhone11 Proを使い、サラリーマンのお父さんがiPhone 6SやiPhone5を使い続けるみたいな事態が起きる日本では、iPhone SE 第2世代くらいはお父さんに使わせてあげるべきかもしれません。逆に子どもにiPhoneを使わせたい場合には、iPhone SE第2世代はいい選択肢になるかもしれません。
iPhoneSE第2世代SIMフリーを買って格安SIMを検討したい
格安なiPhone SEは、SIMフリーで買うべきでしょう。いい格安SIMは今どきたくさんあります。iOSであるがゆえに、なんとしてもiPhoneを使いたい人にはこの選択肢はあるのでしょう。
いま、格安SIMを選ぶなら、ワイモバイル、楽天モバイルかLINEモバイルでしょうね。通話料で選ぶのか通信回線で選ぶのかどちらかですが、iPhone SEを格安で買ったのにドコモ、au、ソフトバンクを選んで高額な利用料となると本末転倒です。iPhone SE SIMフリーを使って格安SIMをセットにするのがいいでしょう。
Y!mobile/ワイモバイル
かなりオススメしたいのが、ワイモバイルです。格安SIMというよりはソフトバンクと考えて問題ないのです。高速データ通信に10分間の通話無料、これいいですね。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
楽天モバイル
LINEモバイルの出現により、人気が危ぶまれたが、第4のキャリアとして自前回線を積極的に増設中。2,980円で使い放題ですが、初年度(初月ではなく、年です!)が無料ですので、これを使わない手はありません。楽天カード利用では、ポイント1倍追加などの特典があるため、通話SIMの場合は有利となるため、楽天経済圏の方は使わない手はないSIMとなっています。
LINEモバイル
SNSや音楽サービスの通信料が無料というのが、大きい
ユーザー同士でデータ容量をプレゼントすることも可能。LINEユーザーを考えると高校生〜大学生がメインのプレゼントユーザーとなると思います。友だちと一緒に入れば、おたがいに足りないときは助け合いが可能です。データSIMならかなり安いです。600円/月〜使えますが、電話番号がいらない若者向けでしょう。