海外通販サイトEverbuyingさま(Everbuying.net)より、中国OndaのAndroid 4.4端末、Onda V96 3Gタブレットを提供いただきました。すこし古い端末ではありますが、サイズ的にはiPad Airのような感じで、3Gでも格安SIMカードがさせた日には、超格安モバイル端末としてコストパフォーマンスがいいんじゃないかと思われます。さていかがでしょう。
iPad的な大きさの手軽な輸入入門機 ONDA V96
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まずはスペックの比較から行ってみます。重量・サイズともに近いiPad Air 2と比較してみます。さすがに価格が5倍ということもありiPad Airのとは性能面で比べることは難しいのですが、いろいろなアプリを利用するにあたり最低限Android 4.4が入っている必要がありますね。
そして、GPS内蔵ということもありヤフーカーナビなんかも動かそうと思えば動きます。ポケモンGOは2GB以上のメモリを推奨していますので、動作はもっさりとなると思いますが、Kindle fireの記事に書いたようにGPSがないからできないといいうふうにはなりません。(ポケモンGO側はタブレットの動作を保証していません)
| ONDA V96 3G | iPad Air2 | |
| 価格 | 9,000円程度 $85.66 | 44,800円〜 | 
| サイズ | 226x159x8.8mm | 240×169.5×6.1mm | 
| 重量 | 446g | 437g | 
| バッテリー | 4500mAh | 7340mAh | 
| OS | Android4.4 | iOS 9.x | 
| CPU | MTK6582 | Apple A8X+M8 | 
| メモリ | 1GB | 2GB | 
| 主記憶 | 16GB | 16GB〜 | 
| ディスプレイ | 9.6インチ | 9.7インチ | 
| 解像度 | 1280×800 | 2048×1536 | 
| カメラ | Main2.0MP Sub0.3MP | Main8.0MP Sub1.2MP | 
| Wireless | 802.11 b/g/n Bluetooth | 802.11 b/g/n/ac Bluetooth 4.2 | 
今タブレットを持っていない場合には、ちょっと使ってみたいという欲望のままにお試しで購入というのもアリなんじゃないでしょうか。ちなみにAmazonでは18,000円でした。

機能としてちょっと気になるのが4Kのでコーディング機能とミラキャスト対応。スペック的には昔のものですが4K対応はすごいなと。ちなみにMiracastとは無線LANを使ってAndroid等の画面映像をテレビに映す機能で、こういった機材を使ってテレビに映像を映します。Android4.2以降であれば対応機種では「設定」→「ディスプレイ」にキャスト設定があります。現在、Miracast対応STBを検討するのであればプライムビデオにも対応したAmazon Fire TV stickが最もお得だと思います。
ちなみに筐体は同じですが、CPU、OSが異なるOnda V96 Remix OS 2.0バージョンなんてのも出ていたりします。Remix OSっていうのは元Google社員が作ったAndroidのOSなんですが、Nexus9など特定端末向け、PC向けが用意されています。この特徴はAndroidなんだけど、フォルダが開いたり、マルチウインドウ対応でゲームやエクセルを同時にはしらせることができ、ほぼWindowsなんじゃないかという代物です。
こちらが公式サイトですので気になる方はチェックしてみてください! マニアックすぎると思いますが、ガジェット好きはこういうのも知っておく必要はありますね。実はAmazonさんでもREMIX MINIは売っていたりします。すごいなAmazon、なんでもある!
ONDA V96 3G 実機開封の儀




さっそく実際のものを見てみます。付属品などは簡素、ここまで一緒かと思うほど、毎回一緒でテロんとした半透明ビニールに本体が入っており、USBケーブルが長いのと、USBメスタイプの短めケーブル、保証書、簡易説明書です。9,000円のものですから箱は必要十分です。




表面は無難な仕上がり、白い部分は若干青みがかった印象。裏面の質感は金属っぽいですが、どうもプラスティックのよう。全体に塗装によるゴールドとなっています。背面スピーカーはステレオですが、ついている程度と考えてください。




上部裏側にデュアルSIMスロット、SDスロットがあります。イヤフォンジャック、電源、音量ボタンはプラスチック製のため安いそうな印象です。
カメラは正面30万画素、背面200万画素です。今このスペックではソーシャルにあげる画像に難ありかと思いますので、見る専用といったところでしょうか。
3G対応なので4G(3Gにも当然対応している)のSIMをさしても認識すると思われますが、私の手元のV96ではモバイルネットワークのAPN設定選択のチェックボックスがあるべきところに出ないようなので、実質APN設定をできない状態でした。動作できるのか未確認。3Gでも動くとなると、価格を考えるとこの端末あなどれませんよ。
ONDA V96 ストレージ容量
まず全体容量は16GBです。最近の端末は32GBが基本ですからちょっと少ないですね。中身はインターナルストレージ2GBとフォンストレージ11.5GBに別れているようで(いつもそうでしたっけ?)、それぞれ1.46GB空き、11.4GB空きとなっていました。


ONDA V96 3Gの日本語化
当然言語変更が可能ですが、なんとAndroidなのに日本語設定がありませんでした。English米国、英国などがありますので、英語を選べば、大体のことはわかるでしょうから問題ないでしょう。
これは、言語設定が「英語」なのであって、ログインしているのは日本の「Googleアカウント」な状態です。日本語のアプリは当然インストール可能です。日本語表示も可能ですし、Google日本語入力があれば日本語入力も可能。通常の海外端末と同じ扱いになります。
ONDA V96 3Gのベンチマークテスト
じゃ処理速度はということになりますが、結果は32bit端末のためいつも使っているAnTuTuベンチマークが利用できなかったため、Geekbench3を追加しました。


富士通 Arrows M02はIIJmioやイオンモバイルでに人気の格安端末。価格はおおよそ27,800円ですから、この手の端末と比べて9,000円という値段であれば納得感があるものとなります。画面も9.6インチですからiPadなみ。このディスプレイサイズはメリットが大きいです。
Teclast X80、Cube iWork8などWindows10とAndroidのデュアルブート端末は同額でIntel CPUのため速いのは速いですが、CPUの都合で起動しないアプリが出たり、ディスプレイサイズが8インチ程度とV96に比べると小さくなります。ここら辺を加味してどれを選ぶかというところでしょうか。
今回紹介したOnda V96 3Gは、Everbuying.net から購入可能です。
【参考】あわせてみておきたい格安SIM会社 ※速度参考値
LINEモバイル
圧倒的速度で、SNS料金も無料となるラインモバイルは現在最もオススメできるSIMになります。
DTI SIM
人気急上昇中!半年ただで3GB使えます。東京駅前で6〜15Mbpsくらい。
IIJmio
 格安SIMが3GB月額900円〜 東京駅前で上り下り20〜30Mbps。シェアプランもある!
楽天モバイル
 +850円で5分までの通話料が無料![]()
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So-net LTE SIM
 So-netは速いですね、東京駅前で26Mbps出ました。
DMM mobile
 低速状態になっても、はじめの一定量だけ高速通信で読み込みを行くバースト機能がいいです。SIMカードを複数発行してシェアするにも向いています。![]()
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ONDA V96 3G購入にあたって
毎度のことですが、「海外ガジェット」で紹介する端末は、海外での利用が前提で国内通信利用を推奨しません。海外旅行好きの方、海外出張の多い方には、渡航先でのWiFi通信端末として、SIMフリースマホは現地格安SIMの購入や、中国であればChina Unicomや北米であればZIP SIMで、現地の通話・通信、カーナビ代わりに活用でき非常に役に立ちます。海外では渡航先の認証(例えば技適、CE、FCCなど)を取得している端末をご利用ください。SIMフリー端末においては、使用国のバンド/周波数を確認する必要があります。
今回紹介したのはTeclast Tpad X80 Pro
 Onda V96 3G Phablet MTK6582 Quad Core 1.3GHz with 9.6 inch IPS Screen Android 4.4 1GB RAM 16GB ROM Cameras


Everbuying.netの購入方法とクーポンについて


Gearbest.comの購入方法とクーポンについて



Gearbest.com、Everbuyig.com、aliexpress、Banggoodなど、海外輸入ガジェットを実際に使ってみてレビューしています。
購入方法、セール割引、クーポン情報などもありますが、実際にさわっていない端末をオススメするのはどうも気が引けますので、ちゃんと使ったうえで、どう使うのがいいのかなどお伝えできればと思っています。
今まで紹介してきた海外・輸入ガジェットは「輸入ガジェット」カテゴリでまとまっていますので、ぜひご覧ください。



