いつの間にかブルーライトを防ぐJINS PCがバージョンアップしてJINS SCREENになっていたのを知っていました? そのメガネ的なものにまったく関心がなかったのですが、メガネの度を変えたりするのによくJINSを利用しています。持ち込みで度を変える記事はこちらです。そんなJINS/ジンズにJINS memeという不思議なメガネが登場しました。
ウェアラブルとしては片付けられない
ミーム(meme)とは、人々の脳から脳へとコピーされる情報であり、また社会・文化を形成する様々な情報として分析される。言い換えれば、習慣や技能、知識、物語といった人から人へコピーされる様々な情報である。wikipediaより
MEMEってそんな意味があったんですね。ジンズメーメなんて言ってたら怒られるレベルです。
Appleばりのご大層なパッケージでなおかつメガネとは思えぬほどでかい箱でびっくりしますが、充電器からUSBケーブルまで入っています。専用メガネケースは加速度センサーとバッテリーが入るテンプル先の突起が入るように日常持ち歩くには大きすぎる専用設計。
まあそんなことは良いとして、このメガネ、非常にシンプルかつ洗練されています。日常使うものとして全く違和感がない。これ、大切ですよね。



充電の時はオレンジに、ペアリング時のみ青く点滅する程度で、通常使用時にほとんど光ったりしないのがポイント高いですね。3点式眼電位センサー、鼻あてと眉間から眼の動きを検知するようです。眼球は角膜部分が正の電位を帯びているらしく、これを感知して眼の動きが捕捉されるんだそうです。ほー。
日常に機能を与える
日常に溶け込むデザインでありながら、やってることは最先端。このギャップがすごい。Google glassのような、外向きのものではなく、これは内向きのもの。JINS MEMEを通して「今の疲れが見える。気分が見える。」「内なる自分を知ることができる」がコンセプトのウェアラブルメガネ。なので、外の景色を見て情報が取得できる、カメラで写せるといったものではないですね。

ハードウェア的な話をすれば、センサーがないものを買ってしまっては、今後その機能を使うアプリでの拡張はできないということになりますから、ESの方がいいんじゃないですかね。
2016年1月に出る、JINS MEME CORE TRAININGでは、ゴルフとかいろいろ視点が関係するものがアプリで測定できるらしいです。(お店の人の話なので本当かどうかわかりませんが)あとはオープンソースになっているらしく、第三者が開発するアプリにも期待が持てますね。
アプリはまだまだですね
アプリは、JINS MEMEアプリに、JINS MEME DRIVE、JINS MEME RUNがあります。

なので、姿勢や活動量、勉強や仕事での集中度合いを振り返れますので、改善が可能そうですよね。客観的に姿勢が悪い、活動量が低いといってもらった方が、直る、直せるというものです。

アプリはいちいち切り替えるたびにアプリとの接続をし直さないとなりませんから、これは自動にしてもらいたいのと「JINS MEMEに接続されてません。」って書いてある場所をタップするち、すぐに接続する画面へ移動できるくらいは改善した方がいいですね。使い勝手が格段に良くなりそうです。今後のアップデートに期待。

デザイナーは和田智さん
日産のカーデザイナーからはじまり、Audi A6、Q7、A5のエクステリアデザインを担当したデザイナーとして有名。現在、SWdesignを主宰。
「普通のメガネを作りたい」といわれたそうだ。日常をサポートするメガネ、普通のデザインを求めてくるお客様に、なにかアイコニックなものを提供するのは違うと思ったそう。そして、でバイトしてのユニット部分をおえることで、メガネのデザインが変わっても使えるプラットフォームを提供したという。
よくみるとメガネのフレームに上部と下部をわける境があるのがわかります。
今はウェリントンだけど、またスクエアやランドフォルムのMEMEを出そうと思った場合、下のパーツ形状を変えれば上部ユニット部分は流用することでデザインにバラエティーを与えることができる設計なんだな、とわかる。メガネの下部バーツとレンズを交換すれば継続してユニット部分を使い続けられるデザインには、提供さのこころ遣いが感じられ、JINSと和田さんの誠実さが感じられますね。
JINS/ジンズ MEMEはこちらで買えます。+2,000円で度付きにも。手元にJINSの保証書があれば度数を入力すれば度付きになりますね。あとJINSであれば、保証書の下の方に「度数コード」というのがあって、これを入力すれば度数の細かな指定をせずに同じものを作れますよ。(詳しくは別のときに)
今後もちょくちょくMEMEについては書いていこうと思います。
でわでわ。
