AmazonのAIスピーカーにモニタが付いたモデルはAmazon Echo Spot/エコースポットがありましたが、ついに10.1インチの大画面付きモデルのEcho Show/エコーショーが日本でも発売になりました。Echo Showは他のEchoシリーズの機能に、画面がついたモデルで、先行して発売したEcho Spotより大きな画面がついたモデルで、話しかけるだけで、天気、ニュース、時計機能を操作できたり、音楽再生や家電など簡単操作も可能なモデルです。
10.1インチHDタッチスクリーンがついたので、Prime Video/プライムビデオなどの動画を再生できるというのは新しいですね。
5インチのEcho show 5も登場です!
https://sidedish.org/archives/35796
Amazon Echo Show/エコーショーとは
Alexa搭載のAIスピーカーはEcho、Echo dot等のスピーカータイプでしたが、ディスプレイが搭載されたEcho Spotなど独自進化を遂げています。Google Homeも海外ではディスプレイ付きモデルが出てきていますが、Appleも遅れを取っていますし、AmazonのAIスピーカー市場での存在感はかなり高いですね。
基本的には音声で操作して音声で返事が返ってくるもしくは何らかのアクションが起こるのですが、ディスプレイがあることでアウトプットがしっかり目で見えるというのは、いままで音声だけに頼っていたAIスピーカーの欠点を補う形となっており、音声だけだと失敗した操作も、タッチパネルでの操作も補完的にできるので、かなり便利になっています。
早速開封していきましょう。端末形が特殊なので箱の中に角度をつけたような形で収納されて運ばれてきます。30Wのアダプターと、簡単な説明性が入っています。
家庭の家電を操れるスマートホーム機能のハブにもなりますし、大画面を活かしてプライムビデオの鑑賞もできる。ステレオスピーカー搭載でプライムミュージックの再生も可能ですし、アマゾンプライムの鑑賞もできる。ひとり暮らしから、寝室、書斎で楽しむにはいい大きさのAlexa搭載エンターテイメント端末ができたと言えると思います。

Echo Spotも悪くないんですが、10.1インチHDタッチスクリーンを見てしまうと、Prime Videoなんかを使いたいねーとか、Dolby対応のパワフルなステレオスピーカーもついているので、プライムミュージックなんかで音楽もかけたいねーと欲が出てきてしまうわけです。
どうですかね。これ、結構完成度高いと思います。早速外観を見ていきましょう。
Echo Showはちょっと前のSONYデザインぽくて好感触
Amazon Echo Showはチャコールとホワイトの2色展開となっています。これ白が思いのほかいい感じで。かなり気に入りました。ちょっと前のソニーっぽいデザイン。現代的なディスプレイが付いて、ボタンの数は少なくシンプル。そこそこスマート。ちょっとガラスの感じがヌメッとした触り心地で、けっこういい感じです。プラスチッキーな感じやなく、
台形が組み合わさったような特徴的なデザイン。背面を覆うファブリックの質感も安っぽいわけでもなくそれなりです。底面は滑り止めを兼ねてラバーが張ってあります。一応アマゾンのマーク付きですね。
前面には5MPのカメラつき。結構解像度高いです。前面上部にマイクの穴が空いていて音声を拾いやすくできています。上部のボタンは左からマイク入力停止ボタン、音量ダウン、音量アップボタンがならんでいて、ここらへんは通常のAmazon Echo同様です。
背面はアダプター用の穴が真ん中にあり、それを挟んで左側の穴はMicroUSBポート(電源用ではなくメンテナンス用?)と右側の穴は盗難防止に使うケンジントンロック用のスロットが装備されています。
Alexa対応家電コントローラー(別売)で、自宅のテレビやエアコンなども操作可能ですし、たとえばEchoに相性のいいPhillips Hue/フィリップス ヒューLED電球なんかを組み合わせれば、電球のオンオフ操作なども可能になります。
音楽マシンとしても、ちゃんとしています。2.0インチ x 2、パッシブラジエーター付きで、ボリュームが小さいとかなり低音が効いた感じになりますが、音量を真ん中くらいまで持ってくると大音量で鳴らせて気持ちよくリスニングできますね。
Echo Showの初期設定、操作方法は簡単だ
AIスピーカーでちょっと嫌だな、面倒だなと思うところは、きっと音声で入力しないとならないこと。音声じゃないほうが設定なんかは楽なので、アマゾンエコーに対応するAlexa/アレクサアプリでささっと完了させるのがいいですね。
Echo本体の設定が、スマホアプリのAlexaアプリに対応しているので、本体側での設定が面倒だったらアプリに同じ項目があるのでそれで設定できるのですっごく便利ですね。
初回起動時は電源を入れるとWi-Fiの設定をしてアップデートなどの作業が終われば直ぐに利用が可能です。ちょっと時間がかかるんですが、映像が出ているのでそれほど待った感じはせずにアップデートは終わります。
基本的にFireタブレットなんかもそうですが、Amazon製品は購入した製品に自分の名前が設定されて送られてくるのが特徴ですね。
操作方法は基本的にはスマホのようなタッチパネル式のデバイスに慣れていれば、苦労なく操作できるでしょう。文字も大きめなので、よく見えないというようなことは起きません。
設定画面なんかは画面を上から下へスワイプすればホーム、アラーム、照明など、提携アクションなどの設定へのショートカットや、ディスプレイの明るさ、おやすみモードの設定が直接呼び出せるし、右上の歯車マーク 設定から各種メニューを呼び出せます。結構文字が大きくスマホと比べると違和感がありますが、このくらい大きいほうがタッチミスもなくラクチンです。
ディスプレイのホーム画面の設定で、予定表からの情報を引っ張ってきたり、天気情報、ニュースなどをランダムで表示させることができます。
これは便利な機能で、表示内容が一定間隔で変わってくるので、いままでAIスピーカーに話しかけて取得していた情報も、画面を見るだけで出ている、見える状態になります。これはこれでテレビと違う情報との接し方でいいと思いますね。
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スマートテレビ、持ち歩きができるテレビみたいなもので、YouTubeやdTVなんがみたいというような方は、完全にテレビの持ち歩き版みたいなものを買ったほうがいいかもしれませんね。