前回の「メッセンジャーバッグ通勤おすすめ5選」で選んだのは、ノースフェイスのメッセンジャーバッグ、HEX Messengerでした。ただノースフェイスは現在メッセンジャーバッグを2種類出しているのです。ヘックスメッセンジャー(Northface HEX Messenger)と今期のニューモデルとなるBCメッセンジャーバッグ(Northface BC Messenger)です。どちらがよいのでしょうか。
ノースフェイスヘックスメッセンジャーとは
言わずと知れたノースフェイス。知らない人はいないと思いますが、THE NORTH FACEというのは、1968年にアメリカ カリフォルニア州発症のブランドです。日本では、2000年頃ダウンジャケットが一躍有名になりました。日本ではスキー用品などを製造しているGOLDWINが製品開発をしており製品開発力が高いです。最近はBCヒューズボックス(角型デイパック)が爆発的に売れました。アウトドア色はありますが、タウンユースも多く製造しています。
ノースフェイス、プロヒューズボックスと同じ素材を使った黒の大人っぽいメッセンジャーバッグです。25L程度のLサイズもあったようなのですが、オンラインで販売しているところは少ないようで最近は見当たりません。
HEXはなにがHEXなのか、ちょっとよくわからないのですが、ショルダーストラップの柄が六角形の模様だからかな、、それだけでこのネーミング?
オーガナイザーはないけれど、15インチまでのパソコンが入るとされており、PC用スリーブが一応あるというところがよい点です。ストラップが、BCメッセンジャーに比べてクッション部分が固定されており、それなりのできになっています。
あとはやはりキャンバス地ではない質感でしょうか。質感は悪くありません。
ノースフェイスBCメッセンジャーバッグとは
容量が8LのXSサイズの型番:NM81705、14LのSサイズの型番:MN81704と容量が18Lの型番:NM81703の3つのサイズがあります。今期のシリーズなのでこれから流行っていくと思います。日常使用に便利な耐久性の高いメッセンジャーバッグとなっており、ヒットしたBCヒューズボックスの次の一手かという感じですね。
BCってのは「ベースキャンプ」って事らしいのですが、どういうことなのかはよくわかりません。
さすがにシゴト用には8Lは厳しいか。ちょっと出かけるにはちょうどよいサイズ。お父さん、お母さんがベビーカーで散歩するのにいい感じです。容量を考えると15Lくらいは欲しいところです。
14L版の13インチのノートパソコンが入る大きさです。結構安くて8,000円くらいです。最近はデイパックが流行ったので、メッセンジャーを使っている人が少なかったので起爆剤になりそうな価格設定ですね。
18L版のBCメッセンジャーバッグは15インチまでのPCが収納できる容量です。10,000円程度で買えるので、学生を中心に流行る気がします。
HEX MESSENGER M 購入レビュー
BCメッセンジャーはHEXメッセンジャーとは違い、色や柄がたくさん選べるシリーズとなっており、これはデイパックのBCヒューズボックスとプロヒューズボックスの関係に似ていますね。ということは、やはり今回も前回プロヒューズボックスを購入しているので、HEXメッセンジャーにしたいと思います。
というわけで、HEXメッセンジャーを購入しまして3ヶ月程度利用しています。使ってみた乾燥を書いていきますが、結構重宝しますね。やはり斜めがけは楽だった。
スターバックス等の出先でのお仕事はもちろん、普段の通勤には非常に便利です。両手がふさがらないほうが良いと思っているけど、デイパック/リュックじゃ嫌だなぁなんて思っている方にはぜひ使ってほしいですね。
15インチまでノートパソコンは入るようですが、13インチくらいが余裕があってちょうど良さそうです。
ヘックスメッセンジャーの収納ポケット
フラップは金具のストラップとマジックテープでフタをします。マジックテープ部分が不タップ側は横に長く、本体側は2面で縦に貼られており、荷物が多いときには上下、ガサツに閉めたときは左右にずれますが、全対応ということでフラップを下げれば、ベタッとくっつきます。
ただし、開けるときに毎回「ベリベリベリッ!」と音がしますので、静かな場所で頻ぱんに開ける場合には、開けた後、フラップを半分におっておけば開閉のたびにマジックテープがくっつかないようになります。ここらへんは工夫が必要ですね。
オジサンがベリベリやってるとちょっと恥ずかしいですもんね。
※「ベルクロ」とか「マジックテープ」と言うものは登録商標で、一般名称は「面ファスナー」というんですね。初めて知りました。
ポケットは背中側の背面PCスリーブ部分と本体手前のポケットがあり、手前のポケットはポケット自体にファスナーが付いた小物入れスペース付きで、キーフックも付いています。ファスナーポケットは小さいためキーホルダーがデカい場合は、バッグ内容物側を圧迫しそうです。
ヘックスメッセンジャーのPCスリーブ
PCスリーブは簡易的なもので背面はバッグ本体と同じ生地になっていますので、あくまでもバッグ内容物との間仕切りにクッションがちょっと入っている程度と考えてください。内容物とパソコンが擦れるのを防ぐ程度です。
気になる場合には1,000円程度で買えるスリーブが役に立ちます。こういうスリーブだけで持っていてもかっこ悪くありません。
13インチのMAcBook Proをいれるとこんな感じです。PCストラップみたいなものもありますが、マジックテープはぎりぎりついていないのと同じです。要改善という感じですが、フラップを閉めていれば飛びだすことはないでしょう。11インチのMacBook Airだったら問題なさそうです。
ヘックスメッセンジャーのどのくらい入る?
ちなみにどのくらい入るかというと結構20Lは入ります。持って歩けます。
これが、先程の写真の入っていたものすべてです。結構運べると思いませんか。
左上から鍵、名刺入れ、財布、A5ノート、A5くらいの本2冊、MacBook Pro 13インチ、WiMAX WiFiルーター、予備のAndroid端末、メガネケースに収納したケーブル(USB-C、iPhone用Lightning、MicroUSBケーブル)、任天堂 Switch!、折り畳み傘、Anker急速充電器、筆箱、BluetoothイヤフォンB&O H5、Anker10,200mAhモバイルバッテリー
こんなに入る! 泊まりにでもいかない限り、これだけ運べて両手がフリーだなんんて、もう最高としか言いようがないです。底が浅いため、入っているものが見えやすいので結果的に整理されたようになります。
ヘックスメッセンジャーのストラップ
ストラップは左肩にかけるのを前提としています。右肩にかけるとストラップの厚いほうが方に当たりません。サポートストラップもちゃんとついているのでずれることはほぼないです。普段の歩行にも役立ちますし、自転車に乗るにはバッチリですね。
またこのストラップは本体側に引っ掛けておけるので机のフックなんかがあればバッグ本体を横向きにぶら下げることができますよ。
ヘックスメッセンジャーの安全機能 反射材
反射材はロゴ2箇所とストラップどめの3箇所が光ります。結構重要です。自転車に乗っていなくても黒のバッグなので目立ちませんから、安全装備としていいと思います。
体つきにもよるとは思いますが、ストラップの反射材はかなり体にフィットさせないと上の方を向いてしまって前面からの光を反射できなさそうです。
ヘックスメッセンジャーの不満点 注意点
容量もそこそこで、必要なものも入るので、かなり気に入っていますが、よくない点もあります。よくない点は3つです。
- マジックテープがうるさい
- ストラップが長い。
- フラップはちゃんと閉めないと心配
①マジックテープはベリベリうるさいです。なのでこれは前にも書いていますが、頻ぱんに開け閉めする際には、フラップをマジックテープがつかないように折っておくとベリベリしません。
②ストラップは体にフィットさせるように締めると結構な長さが余ります。柔道の帯のようです。。切っちゃうとだらーんとかつぎたいときに戻せなくなるのでしかたないか。
③ちゃんと閉めても隙間が空きます。これはメッセンジャーバッグの宿命でしょう。ジッパーで締める内ぶたがあればいいのですが、ないタイプのメッセンジャーはすっごく細かいものを上の方においてしまうとこぼれるかもしれません。基本的にはバッグの斜め下に貯まると思いますが、細かなものを入れる方は要注意です。
とはいっても、3ヶ月ずっと使っていますが、もう手放せませんね。ウエストバッグの斜めがけとかもあると思うんですが、パソコン持ち歩く人はその延長で、メッセンジャーバッグという選択は十分アリではないでしょうか。
夏になると蒸れますから、大人リュックサックもいいけど、大人メッセンジャー、いいんじゃないですか。