海外通販サイトGearbestさま(Gearbest.com)より、台电科技(Taclast)のAndroid5.1端末、Teclast Tpad X16 Plusを提供いただきましたので、早速いじってみたいと思います。既にレビューをしている8インチのTeclast Tpad X80 Proよりも、ふたまわり大きいサムスン製10.6インチ、解像度は1920×1080です。この手の大きさの端末は1920×1200になりやすいのですが、横長でミニテレビっぽいですね。
スペックはよくあるCherryTrail端末と同等

まずはいつも通りはスペックから。10.6インチのAndroid端末は市場にほとんどないサイズです。iPad Pro 9.7インチサイズでは4:3の画面比率なので、X16は相当横長に感じられるサイズ感。重量は600gを超えますので、こちらもまたiPad Pro 9.7の450g程度と比べると少し重く感じるかもしれません。
| Teclast Tpad X16 Plus | Teclast Tpad X80 Pro | |
| 価格 | 15,000円程度 | 10,000円 | 
| サイズ | 275x169x7mm | 208x122x10mm | 
| 重量 | 623g | 327g | 
| 駆動時間 | 7時間 | ? | 
| バッテリー | 28,500mAh | 3,800mAh | 
| OS | Android5.1 | Win10 Home Android5.1 | 
| CPU | Intel CherryTrail AtomZ8300 1.44GHz MAX1.84GHz | Intel CherryTrail AtomZ8300 1.44GHz MAX1.84GHz | 
| メモリ | 2GB | 2GB | 
| 主記憶 | 32GB | 32GB | 
| ディスプレイ | 10.6インチ | 8インチ | 
| 解像度 | 1920x1080 | 1920×1200 | 
| カメラ | Main2.0MP Sub2.0MP | Main2.0MP Sub2.0MP | 
| Wireless | 802.11 b/g/n Bluetooth | 802.11 b/g/n Bluetooth | 
とはいえ、価格が15,000円程度とかなりお買い得感があります。ちなみにAmazonでは22,000円です。
この手の端末のスペックは相場が決まりつつあり、Cherry Trail Atom Z8300に2GBか4GBメモリなのか、32GBなのか64GBなのか程度しかありません。この端末はAndroidブートのみなので、32GBもあれば問題ないでしょう。Micro SDは128GBまで対応します。ちなみにCPUがIntel製のため、たいていのものは動くのですが、ごく稀にインストールできても動かないアプリもあると思われます。
日本で15,000円程度だと7インチの型落ちタブレットがやっと買えるかという感じです。2年前のHuawei docomo dtab d-01Gあたりが中古か、最近でたファーウェイの7インチタブとかがいいところでしょうか。
Teclast X16 Pro双統系というデュアルブート端末もありますが、こちらは4万円弱になるのでかなり高く付く印象です。もし買うのであれば、価格的にバランスのとれたCHUWI HiBookあたりがよいかと。
X16 Plus開封の儀
 
 
 
横向きに持って、右上部に電源、音量ボタン、左脇にSDスロット、左上部にHDMI端子、micro USB端子、イヤフォンジャックを備えます。スピーカーはステレオで、横向きに構えた時に左右に配置されていますし、カメラ位置も横位置で、上になりますから、利用は横前提だと思われます。
フルHDなので画面はかなり広いですから、シミュレーション系のゲームにも向いているし、Officeモバイル版はもちろん、Chromeでのサイト更新作業などに利用するのもいいかもしれませんね。
縦に持つとかなり縦長な印象。ちょっとバランス悪いかな。
スピーカーはまともです。ステレオですし動画端末として利用されるのもいいと思います。カメラは正面背面ともに200万画素で暗部は潰れますし、ノイズが入ります。よくはありません。カメラは両面おまけと考えてください。カメラ部分の白のプラスチックパーツ部分は、裏に何もないのか指で押さえるとペコペコ音がしますのであまり触らないほうがいいでしょう。

8 inch Teclast X80 Pro Tablet PC
ストレージ容量はどうでしょうか
まず全体容量は32GBです。前回のTpad X80 ProはAndroidが8GBで他をWindowsが占有するストレージの配分となっていました。Tpad X16はどうでしょうか。

ストレージにサンプル音楽として、中国人歌手のファイルが曲名とかはなくファイル名が連番でコピーされていました。Kety PerryのFire Workも入っていましたが「サンプル」なんだと思われます。
Tpad X16 Plusの日本語化
当然言語変更が可能です。
Androidについては、設定から言語を設定してください。これはAndroidですから簡単ですね。これは設定のアイコンマークが歯車ですから英語でも中国語で書いてあっても迷うことはありません。簡単ですね!
Tpad X16 Plusのベンチマークテスト
じゃ処理速度はどうか? いつものようにAndroidのベンチマークテストはAnTuTuでとりました。

今回紹介した10.6インチのTeclast Tpad X16 PlusはGearbest.comから購入できます。ちなみに8インチのデュアルブート端末、Teclast Tpad X80 Proは、Everbuying.net から購入可能です。
Gearbest.comからの購入・送料
送料は商品の価格に含まれており送料無料です。
 料金表は以下になります。
Flat Rate Shipping 7~25営業日 無料
Standard Shipping 6~8営業日
 スタンダードは、EMSですね。ちょっと早く着く追跡付き国際郵便という感じのやつです。
Expedited Shipping 4~7営業日
 速達です。DHL、フェデックスなどで届きます。
ここで問題なのが無料の届くまでの日数、船便になったりもするのでしょうけれど25日ではもう忘れたころに着く、森山ナポリの感覚です(汗)。ここは確実にDHLを選択して即届けてもらいましょう。EMSのほうが高いのが気になりますね。
※私の経験では、日本は発送元の倉庫によりますが、ヨーロッパからくるものはDHL側の都合で+30ドルなど更に追加料金がかかり「遠隔地」扱いになります。またここで、Gearbestサポートセンターを通じて、やり取りし、結果Flat Rateシッピングに切り替えますと、連絡に時間がかかる上に到着まで1ヶ月近くかかりますので注意が必要です。なので、スタンダードシッピングがおすすめです。
Gearbest.comの日本語化
買い方に関する記事はこちらになります。

サイト全体の日本語表記ついて
PCサイトでは、ページ下部にある「Google Translator」にて日本語を選ぶことで、変換が可能ですが、スマホサイトではこの機能は提供されていません。
商品の値段と送料について
購入方法はドル建てでの金額に違和感がない場合にはそのまま進めて問題ないのですが、金額がドルだとよくわからないという場合には、上部の「Ship to 国名」となっているところから「Currency」通貨を「円/JPY」に変更します。「Ship to」についても「Japan」に変更してください。正しい送料になります。
購入にあたって
毎度のことですが、「海外ガジェット」で紹介する端末は、海外での利用が前提で国内通信利用を推奨しません。海外旅行好きの方、海外出張の多い方には、渡航先でのWiFi通信端末として、SIMフリースマホは現地格安SIMの購入や、中国であればChina Unicomや北米であればZIP SIMで、現地の通話・通信、カーナビ代わりに活用でき非常に役に立ちます。海外では渡航先の認証(例えば技適、CE、FCCなど)を取得している端末をご利用ください。使用国のバンド/周波数を確認する必要があります。SIMが入る端末について、一般に、SIMフリー端末では、バンドがあえば基本的には世界各国で、その国のSIMに差し替えることで利用可能です。
今回紹介したのは Teclast Tpad X16 Plus
 Teclast X16 Plus 2 in 1 Tablet PC –  SILVER 175882401Android 5.1 10.6 inch IPS Screen Intel Cherry Trail Z8300 64bit Quad Core 1.44GHz 2GB RAM 32GB ROM Cameras Bluetooth 4.0 4K Video

Gearbest.com、Everbuyig.com、aliexpress、Banggoodなど、海外輸入ガジェットを実際に使ってみてレビューしています。
購入方法、セール割引、クーポン情報などもありますが、実際にさわっていない端末をオススメするのはどうも気が引けますので、ちゃんと使ったうえで、どう使うのがいいのかなどお伝えできればと思っています。
今まで紹介してきた海外・輸入ガジェットは「輸入ガジェット」カテゴリでまとまっていますので、ぜひご覧ください。


