iPhone12、iPhone 12Pro Max、iPhone12Pro、iPhone 12miniも登場し、そろそろSIMフリーに端末だけでもしておきませんかというお話です。この記事はiPhone7からSIMフリーを使っている経験から書いており、随時記事はアップデートをしています。さて、ドコモ、エーユー、ソフトバンク、ワイモバイルなどで、SIMフリー版iPhoneを使うっていうのはもはや、あたりまえ、普通にできることになっています。SIMフリーがハードルが高いと思っている方は一度キャリアで使い続ける理由を考えてみてください。
SIMフリーiPhone12を大手キャリアで使う方法

直近では基本的に大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の場合は自動でAPN設定がなされるため、設定は不要です。※格安SIMの場合は回線の借受になるのでAPN設定が必要です。
iPhoneのSIMフリー版で大手キャリアのSIMは利用できるとお伝えしていましたが、具体的にどうするのか記載してみたいと思います。通常Androidにおいては比較的簡単にAPN設定が可能(「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」)ですが、iPhoneのAPN設定はちょっと厄介で、APNの設定をプロファイルというファイルのインストールで行う必要があるのです。
APNの情報についてはページの最後にあるリンク先に記載されていますので参考にしてください。
大手キャリアの場合は以下は参考程度で大丈夫ですが、もしAPNが設定できる画面が出た場合はいかに従って設定しておいたほうが安全でしょう。という話です。
SIM Free iPhoneのAPN設定方法
まず「SIMフリーiPhone」での、①大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)SIMで使う方法、②設定方法と他の格安SIM会社の設定方法を説明します。
つぎに「キャリアのiPhoneをSIMフリー化した端末」での設定方法を説明します。
iPhone SIMフリー版の場合と、docomo、au、SoftbankのiPhoneをSIMフリー化した場合があります。基本的に、SIM提供会社から提供されるAPNプロファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。
①大手キャリアSIMの場合
何もせずに設定される場合があります。iPhone SE SIMフリー版では、ソフトバンクSIMのiPhoneを刺したところ、ソフトバンク回線が使えるようになりました。
ただしプロファイルは入らない状態での通信となるため、念のため以下を読んでいただき、プロファイル設定してパケ死を防ぐ対応をしましょう。
docomo、Softbankはプロファイルの設定をしておくほうが安全でしょう。auについてはプロファイル設定が不要です。
<iPhone>
iPhone などiOS端末は、「LTE NET」にご加入いただければインターネット接続をご利用することができます。「auICカード」を入れたタイミングで「LTE NET」の「APN(アクセスポイント)設定」が自動設定されます(手動設定やプロファイルのダウンロードは不要)。
②格安SIM会社の場合
これはかんたんで、Googleで「格安SIMのサービス名(半角スペース)APN設定」で検索すれば、大概出てくるはずです。それらの各格安SIM会社のAPN設定方法のページから「iPhone用のAPN設定ファイル」をiPhoneへインストールします。
キャリアのiPhoneをSIMフリー化した端末の場合
そもそもソフトバンクのSIMを刺しても反応しませんでしたので、以下の方法によりプロファイルを入れる必要があります。プロファイルインストール時に、事前にプロファイルが設定されていますとそのままインストール出来ませんので、先に設定からプロファイルを削除しておくとスムーズにインストールが可能です。
キャリアのiPhoneをSIMフリー化した端末の場合、au、SoftbankのSIMを入れても、APN設定がロックされておりメニューが出ない場合があります。
通常のiPhoneのAPNの設定方法
iPhoneによってはAPN設定の変更自体が許可されておらず、「モバイルデータ通信ネットワーク」メニュー自体が表示されません。その場合はAPN設定をなんらかの方法(プロファイルのインストール)でしなくてはなりません。(脱獄する方法と脱獄しない方法があるのですが、ここでは脱獄の内容については記載しません)
まずはアップル公式からですが、これは一般ユーザーは対応できない玄人向けなので読み飛ばして「②プロファイル提供サイトからダウンロード」に進んでしまって、問題なしです!
①Apple iPhone構成ユーティリティを使う
使用方法はこちらです(Apple公式 MacOS版のみ提供)。通常は格安SIMのウェブサイトにプロファイルが用意されているわけですが、用意がない場合は、プロファイルを自分で作成してiPhone、iPadにインストールする必要があります。
※Windows版は現在公開されていません。
これはハードル高いかもしれませんね。構成ユーティリティってアプリ開発者も利用するもので一般的ではないですし、もっと簡単な方法がいいですよね。
上記方法は面倒すぎるので、iPhoneだけでできるWebベースの方法、2つ紹介します!
②プロファイル提供サイトからダウンロード
iPhone用のプロファイルを作ってくれている方も世の中にいらっしゃいまして、非常にありがたいですね。こちらにアクセスしてインストールすれば問題ありません。各社のAPN設定の情報も載っていますので非常に参考になります。
ただし、インストール不具合については自己責任となります。
③Unlockitでプロファイルをつくる
もしも、上記サイトになかった場合や、他人が信じられない場合には、自力で作る必要があります。APNエディタでプロファイルをインストールします。SIMフリーiPhoneのSafariで、Unlokitへアクセスします。キャリアのSIMが刺さっていても、APN設定していないと通信できませんので、Wi-Fiでつなぎます。
UNLOCKITにアクセスし、画面下の「APNを作成」をタップ。国名を選択してキャリアを選びます。できたプロファイルをインストールします。パスコードの入力を求められた場合にはパスコードを入力して進めます。画面の手順で進めていけばわからないことはないと思います。これでAPNが設定され通信が可能です。
今回のiPhone 8発売タイミングは、iPhone Xが狙うべき製品でしょうか。iPhone7からiPhone8への乗り換えはあまりメリットがないと思います。
iPhone8、iPhone Xにした方は、ワイヤレス充電器を買うとiPhone8以降にしたメリットが感じられると思います。
iPhoneプロファイル設定まとめ
通常格安SIMではAPN設定をすれば簡単にはじめられます。しかしながらiPhoneではプロファイルのインストールが必要であったり、キャリア側がプロファイルをダウンロードするサイトを自社回線からのアクセスでないと接続させないなど、設定が一筋縄では行かない場合がありますが、紹介した方法で対応することが可能です。
※紹介した方法を実施した場合でもパケ死を絶対に回避できると保証することはできません、また通信会社側で設定がいつ変わるかもわかりません。実行する際には自己責任でお願い致します。おそらくパケ死は最近聞かないので問題ないとは思いますが、保証できませんが、今までそれでパケ死になったことはありません。
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