Apple Watch Series 4/アップルウォッチシリーズ4では、新しい加速度センサとジャイロスコープになったことで、アップルウォッチを装着しているユーザーが、転倒、落下、滑って転んだを検出し問題があれば通報する機能が付きましたが、その裏で地味ではありますが、先進的な心臓のモニタリング機能が追加されています。日本では心電図機能/ECG、不整脈検知機能は医療機器ではないので使えないようなんですね。心電図までは行かなくても、高心拍、低心拍を検知できるのはとても価値ある進化ですね。
本記事は新Apple Watch Series4は転倒検出付き ジジババに買ってあげたい。の使い方です。
Apple Watch高心拍、低心拍の通知の設定方法
iPhoneのApple Watchアプリのメニューから設定を行います。
「マイウォッチ」タブ→下の方にある「通知」→「心拍数」からをオンにします。
※なぜか心拍数を選ぶと「心臓」ってメニュー項目名になってますね
転倒検出の設定は、緊急SOSから行うのですが、心拍数に関しては「通知」の中のにありますので見つけづらいです。
このメニューから、心拍数の通知を、高心拍の場合、低心拍の場合の1分間の拍数を選び設定します。通常デフォルト設定でいいかと思われます。
通知のグループ化については「自動」「App別」「オフ」があり、この機能はiOS12以降で通知回数や通知表示の整理のために使う機能です。自動は自動で畳んだり、個別に通知を出したりしますが、App別であればアプリ別にまとめて畳んで表示する、オフは通知なしになります。
Apple Watchが手伝う心臓の健康
高心拍、低心拍の通知機能は、Apple Watchで心臓のケアのお手伝いができるとされている機能で、高心拍数や低心拍数が検知された場合、通知を受け取れます。
ワークアウト中などは別として、安静時とみなされるときに、高心拍の場合、心拍数が120拍/分以上(100拍/分〜150拍/分から10拍刻みに選択可能)など、心拍数が高い状態が10分続いている場合に高心拍の通知が送られます。
逆に低心拍は、40拍/分以下(40拍/分〜50拍/分から5拍刻みに選択可能)など低心拍と思われるときにも通知が送られます。
緊急通報サービスではないので、通知は画面に出ますが、自動でどこかに連絡されることはありません。
医療機器ではないので、こういった兆候を捉えたときには早めに医療機関へかかる必要があるでしょう。自己の責任で医者にかかる必要はありますが、兆候を検知できるというのは非常に大切なことです。テクノロジーの進化で、今まで日常的にモニタリングができなかったものがちゃんと把握されるというのは非常に大きな進歩ですね。
Apple Watchを使ったことがない人、Series1から変わっていない人には、きっと大きな進歩を感じられるApple Watch Series 4となっています。
