LED電球の性能がどんどん良くなって消費電力も少なくなってきていますね。最近明るさも向上しました。1000円台のLED電球も800lm、60W相当となっています。そんな中で、電球自体を楽しめたらいいなって、思う人も多くなってきたのではないでしょうか。みんな同じになったLED電球から個性を出すにはどんなチョイスがあるかまとめてみました。あと、気になる電気代金も。
エジソンバルブ、フィラメントとLEDの比較記事はこちらです。
PLUMENは形のすばらしさ、効率
イギリス生まれのPlumenは電球の形から脱皮、スパイラル球のぐるぐるをうまく整形し、あえて見せるデザインとなっています。スパイラル球のは白熱灯の1/5くらいの消費電力ですから60W相当を12Wで実現しています。Plumenも同じ仲間ですから、同じくらいの消費電力。電球の8倍、電気代は1/4。
PLUMENの消費電力は11Wで、明るさは50Wの電球に相当する680lmとなっています。8,000時間使えます。白熱灯が1,000時間なので8倍長持ちになります。
名前の由来は、鳥の羽毛”Plumeと光束の単位Lumenをあわせた造語で、光の羽をイメージ。
PLUMENはこちらで買えます。結構最近は品薄になっています。また種類も出ています。
Edison Bulb、フィラメント形のすばらしさ、やさしさ
電球の原点ともいえるエジソンバルブが復刻
個性的なフィラメントが暗闇を優しく照らすさまは穏やかな時間を提供してくれます。どことなくノスタルジック雰囲気。いまどき珍しいクリアなガラス球は中の光るさまを見られるので男の子にはたまらない商品ですね。
Globe(丸型)、A-shape”L”、”S”(よくある電球の形)、SIGNATURE”L”、”S”(縦長)、TUBULAR(電球内で螺旋状に発光体が巻いています)で500円〜800円くらいです。40W相当で3,000時間使えます。白熱灯が1,000時間なので3倍長持ちになります。
お金や効率では計れない豊かさを提供する
サイズによってフィラメントの形が異なります。光り方を見るとどこか優しさを感じられますね。LED電球や蛍光灯では再現不可能なカーボン電球のこの味は一見の価値があります。これからもどんどん機能的にはLED電球が進化していくでしょう、機能的な差別化もなくなってきています。残るは安さで勝負という時代になりました。エジソンバルブを使う理由はそこではありませんね。見た目の美しさ、フィラメント形状の面白さ、安らぎ、ゆったりとした時間の流れだと思います。
実際に付けてみました。6畳弱の部屋でも暗めです。間接照明として複数つけるのがいいと思いますが、消費電力は気にしないのが約束ですね。
こんなふうにセンス良く使っている実例もありますよ。
気になる電気料金
フィラメントの場合
LEDも出ていますがフィラメントのタイプをワットチェッカーで確認しましました。個体差はあると思いますが、26Wの消費電力でしので、1kWhの電気単価を22円とした場合、1時間当たりの電気代は0.572円、24時間利用すると13.728円です。
31日(一ヶ月つけっぱなしですと)425円です。1日8時間なら1/3ですから、141円程度ですね。これは一つの電球の金額ですから10個ならば、1,410円ということです。
LEDの場合
3Wの消費電力ですので、先ほどと同じく、1kWhの電気単価を22円とした場合、1時間当たりの電気代は0.066円、24時間利用すると1.584円です。31日(一ヶ月つけっぱなしですと)49.1円です。1日8時間なら1/3ですから、16.37円程度ですね。これなら、10個でも月間163円とフィラメントよりもお得です。
が、10個の場合はLED電球分の差分が400円程度あるので回収に時間がかかることも考慮に入れておかないとなりません。
フィラメントの価格はこんな感じになっています。
LEDならこのくらいの金額
LEDのほうが安いけど、電球としてのぬくもりはフィラメントでしょうね。圧倒的に。
エジソンバルブ、フィラメントとLEDの比較記事はこちらです。
箱もおしゃれですね。エジソンバルブは説明するサイトがなかったのでアマゾンででも買ってくださいませ。
PLUMEN公式サイト
http://plumen.jp