冬の北陸は寒ブリだ! 魚は日本海がうまい!
金沢に北陸新幹線が通ったから行くのではない。行きたい店や場所があるから行くのだ。
回転寿し激戦区金沢 オススメは「すし食いねぇ!」
カウンターの寿司というのもあるけれど、北陸の回転寿しは関東とは事情が違います。一皿1,000円を超える皿まである豪華さです。回転寿しをいろいろ回った結果、わが家がイチオシをするのは「すし食いねぇ!」です。もともと「びっくり寿司」でやっていたんですが、東京にも同じ名前のものがあったので名前が変わったらしいです。地元に人はまだまだ「びっくり寿司」で通じる人もいます。
ぶりもいいですし、冬は香箱蟹(こうばこがに)ですかね。
- すし食いねぇ!
- もりもり寿し
- 氷見(ひみ)きときと寿し
まいもん寿司とかもありますが、関東関西で食べられるのでご当地の寿司屋が良いですよね。回転寿しは、かなりの回数行きますが「すし食いねぇ!」が断然オススメです。氷見港、金沢港から直仕入れした新鮮な魚が食べられます。ブリをはじめ、さわらなんかもオススメです。
下の巻物は、サワラ中巻きですがオススメです。180円皿でこれはお得ですね。
隠れた逸品、アナゴ珍味
すし食いねぇ!は他にもたくさんのおいしいお皿がいっぱいです。光り物もおいしい、エンガワもいい。
そして、忘れてはならない、名脇役がいます。アナゴ珍味! なんと120円。穴子の端の切り落とし部分を集めてあるこれは120円にして大満足の品です。穴子好きにはたまりません。ダブルでどうぞ。
白子も新鮮でぷりぷりです。
金沢、一番の回転寿しだと思う
先日リニューアルしたばかりなので店内もピカピカです。金沢の回転寿し巡りは散々しましたがやはりこの店が一番。毎回はずせません。少し前までおこさんにネタの端切れを使ってミニミニ寿しをサービスで出してくれる職人さんがいましたが、辞めてしまったのだそう。残念です。
回転寿司によくある特急レーンは、新幹線ですが、ここはご当地、北陸新幹線でお出迎えです(開業に間に合った)。そしてこのレーンが上下複線化されており、高架上段はサンダーバード「雷鳥」が走行、下段は北陸新幹線となっております。お子さんも楽しめますね。
回転寿しとはいえ、ちゃんと寿司下駄に乗ってくるメニューもありますよ。850円程度でも満足できる内容で、それプラス個別注文で色々なネタを食べるのもよいですね。ひかりものも新鮮です。
北陸なので傷みやすい、ほたるいかが生で食べられるのもいいですね。酢味噌もおいしい! ネギトロって邪道ですか? いやこれは一番好きなネギトロです。ふわっととろっとした食感は、この店ならではでしょう。
ぶり叩き軍艦や、親子軍艦(いくら、さけ)なんかも、満足度が高いですね。
出世魚の鰤(ブリ)まとめ
切り身で見るとブリもハマチも同じに見えますが、ブリの方が甘みがある気がします。80cm以上の「ブリ」になるまでの呼び方が地方によって異なります。フクラギは北陸特有、ハマチとほぼ同じ大きさなので=ハマチと思って間違いなさそうです。
関東
モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)北陸
コゾクラ、コズクラ、ツバイソ(35cm以下)→フクラギ(35-60cm)→ガンド、ガンドブリ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)関西
モジャコ(稚魚)→ワカナ(兵庫県瀬戸内海側)→ツバス、ヤズ(40cm以下)→ハマチ(40-60cm)→メジロ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
カンパチはカンパチなのでハマチとは違うんですよね。鰆(サワラ)も関東後あまり見かけませんが、北陸では多く出回っているように思います。
すし食いねぇ! 松任本店 (すしくいねぇ)
石川県白山市田中町617(車移動がオススメです)
076-248-4002
もし電車で行く場合は、北陸本線松任駅から東へ国道8号線を目指して徒歩10〜15分程度で到着です。
看板が見えたらゴールですよ!