キャンプと言えばBBQ/バーベキューではなく、たき火ですよ、焚火です。たき火は大人の火遊びです。ワイワイ、キャンプをするのもいいですが、たき火でのんびり、火を見て友人、カップルで、夫婦でゆっくり語らうのもいいですね。子どもがいれば火の扱い方、危なさについて話すのもいいことだと思います。
炭もそうですが、ここでたき火に火が起こせないと、相当カッコ悪いわけです。何食わぬ顔でさくっと薪に火をつけましょう。着火剤とか新聞とか関係なし。たったの2分で火がつく簡単な方法です。たぶんわが家のオリジナル手法です。
焚き火をするときって 素手じゃないですよね
バーベキューやキャンプに手慣れている人だと革の手袋を持っているんです。たとえばsnow peakのファイヤーサイドグローブとか、コールマンのソリッドレザーグローブとか、熱いものを持つとき、薪や炭を扱うときに使います。
そこまで持っていなくても、キャンプでは作業用に軍手を持っていっているはずです。手が汚れたり、テントのロープを自在で緩めるときに擦れた熱で指を火傷しないようにするとか、軍手は持っていきますよね。
軍手は燃え出しにくいのですが、燃えだすとゆっくり燃えます。軍手の原料は、綿、ポリエステル、レーヨンで燃えるけどゆっくり燃えるんですね。このゆっくり燃える軍手にキャンプファイヤーのヤグラを組むように、燃えている軍手を囲い空気が通るように乗せていきます。
軍手はホームセンターなんかで、1ダースとかでまとめて売っているんですが、12双(左右の手で1双と数えますよ)で、250円くらいです。1双20円とかそういう値段です。作業で一通り使い終わったものを燃やしてみましょう。
薪の場合は、左右片方だけでOK、0.5双の軍手を燃やしましょう。コレで十分着火できるはずですが、できなかったらもう片方も燃やしてください。
たき火 3分程度ですぐに薪に火がつきますよ
火がついてきたら、たき火を楽しみましょう。ゆっくり火を見て未来でも語ってください。
多くのキャンプ上では、火を地面で直接たくこと/直火を禁止しています。地表にダメージがあるので焚き火をするときは、焚き火台を使うことを習慣づけましょう。
薪は湿っていなければ、火はつきやすいですが、湿っている場合にはたき火台に立てかけるなどして、乾かしておくとより火がつくのが早くなります。
ゆっくり火が燃えるのを見ているとなんだかおちつきますね。夏でも夜は涼しくなりますから、キャンプでのたき火はオススメですよ。男のロマンですね。
いやー、それじゃせっかく火をおこしたんだからもったいないという方、バーベキューのようになにかを焼きたくて仕方がない方は、たき火で肉を焼くのは結構難しいので、魚がおすすめです。家で魚を焼くのに躊躇されている方はたき火のときやBBQで焼くといいと思います。
皮の方から焼き上げれば、皮はまっ黒くすすがつきやすいですが、ジューシーな焼き上がりで楽しめます。

ちょうど炭火魚屋のような出来具合になればプロですね。
長めの金串2本で焼くと安定しますが、一本でもOK。ただしたき火内にダイブするのを防ぐため、金網必須です。大きなホッケを焼きましたが、開いた側の肉がグツグツいってきたところで焼魚のできあがりです。
あとは、焼きリンゴ。焼きマシュマロ。マシュマロは炙ってから、クッキーに挟むと最高です!
楽しいたき火用品 グッズ
薪の火おこしには、火吹竹や着火剤とかが木炭のときのように使われますが、軍手で一切不要となりますね。軍手に火をつけて少し待っていればいいだけ。簡単すぎますね。
屋外で焚き火をするときは直火は避けましょう。好きなメーカーのたき火台を使えばよいと思います。気に入ったデザインのものを選べば、なにを使っていてもたき火は楽しいものです。
ユニフレームのたき火台/ファイヤーグリルは6,000円程度の低価格で長く使える製品です。snow peakほどの鉄の厚みもありませんが、通常の使用で問題になることもないと思います。足を開いて鉄の皿を乗っけるという単純な構造ですが、軽いので持ち運びに困ることは少ないはずです。
コールマンの新作、ボウル状の焚き火台です。空気穴などはありませんし、薪を浮かすための板もありませんがボウル状なのでよく燃えるという商品です。
スノーピークの焚火台はそのうち買いたいと思っていますが、ユニフレームで間に合っているので、まだ購入は先になりそう。スノーピークを象徴するアイテムの一つだと思うのでそのうちに購入したいです。
モノラルのたき火台は個性的なので気になっている製品の一つ。耐熱のクロスを使った製品でワイヤーで貼られたクロス上で焚き火をするので鉄板が冷めるまで片付けを待つというようなことがない製品です。当日撤収するデイキャンプなんかにはよさそうです。
火をすばやくつけて、たき火を楽しみましょう。
スミの火の付け方についてもこちらの記事で書いていますので、よかったらどうぞ。基本的に同じ手法ですが、軍手の使用枚数が違います。