ついにやってきたアマゾンダッシュボタン。Amazonの商品が「物理的なボタン」を押すことによって届く魔法のボタンです。すでにアメリカで出たときに記事していましたが、実際にDash Buttonが到着しましたので早速使ってみましたよ。
15秒でまとめると
- Amazonから押すだけで届くダッシュボタンが出た
 - 500円で販売、初回注文から500円値引きだから実質無料
 - 設定かんたん。重複注文も防止。田舎のじじばばに配るのいいね
 
ダッシュボタンは実質無料 初回注文から500円値引き
 
アマゾンジャパンからついに発売になった。Amazonダッシュボタン。ボタンを押すだけで設定した品物が届く魔法のボタンです。通常なネット上の「ボタン」を押して注文確定ですが、これは「物理的なボタン」を押すことによって注文を完了するものです。
この端末自体は500円なのですが、このボタンによって注文されたものは初回のみ500円値引きとなることから、端末代金は0円ということになります。Amazonとしては、このボタンによって注文がリピートされれば万々歳ですから、無料で普及させるのでしょう。逆にこの端末自体を0円で配ってしまっては、使われないリスクが高くなりますから500円払ってもらって、500円差し引くというのが、いいのでしょうね。
どんなブランドが利用できるのかこちらの記事でまとめています。

Amazon Dash Buttonの設定
よく打ち間違えであるのがDush Bottonです。もう全然両方ともつづりが間違ってますが、あるあるな打ち間違えです。
ダッシュボタンの設定はAmazonアプリから行います。アプリの左上にある「三」三本線、俗に言う「ハンバーガーメニュー」から「アカウントサービス」→「Dash端末」の項目から設定します。
端末を管理
 設定済みの端末からの注文品の選択し直しや支払方法の変更が可能です。
新しい端末をセットアップ
 新規設定です。Dash Buttonのセットアップを初期設定開始します。

アプリ側を「セットアップ」の待ち受けにしたところで、ダッシュボタンを6秒程度押すとランプが青く点滅し、自動でアプリが認識し接続されます。簡単です。迷うこともありません。
ダッシュボタン注文する商品の設定方法と注文方法

ダッシュボタンの設定を続けていくと、商品選択の画面になります。この商品選択はダッシュボタンを買うときに以下のブランドのダッシュボタンを選んでいると思います。
レノア、アタック、ハミング、トップスーパーナノックス、ソフラン、h&s、パンテーン、専科、オーラルB、ジレット、ブラウン、シックハイドロ、リステリン、システマ、TSUBAKI/ツバキ、UNO/ウーノ、マシェリ、ラックス、シーブリーズ、エージーデオ24、アリエール、ジョイ、キュキュット、フィニッシュ、ファブリーズ、消臭力、Happy Berry、サントリー天然水、evian/エビアン、ウィルキンソン、パーフェクトフリー、オールフリー、プレミアムレッド(トマトジュース)、カテキン緑茶、毎日一杯の青汁、フルグラ
「このDash Buttonで注文できる商品はこちら」という欄に選べるアイテムがあり、これと同じものが表示されます。ここで注文できる商品でないと注文できませんから、ダッシュボタン注文前にしっかり確認しておく必要があります。
ここで商品の選択と支払方法の変更が可能ですが、設定完了後も、「ハンバーガーメニュー」から「アカウントサービス」→「Dash端末」の項目「端末を管理」から変更が可能です。
 
Amazonダッシュボタンは本体裏の両面テープと黒色のホルダーで吊るすのと二通りの設置方法が選べます。吊るすよりも貼るほうがうちの使い方にはあっていたので今回は、貼ることにしました。
 
注文をするとWi-Fi経由で注文が完了します。とくにスマートフォンでアプリをインストールしている必要もなく、このボタン単体で注文が完了します。ボタンを押すと白色のランプが点滅し、数秒後に緑色が点灯すれば注文完了のサインです。
ここで赤く光った場合は、注文が何らかの理由でエラーになり注文完了できていないという意味になります。オーダーが通ったらアプリ側へも通知が来ますから、家族が注文した場合も把握可能です。

通知設定はアプリの「アカウントサービス」→「Dash端末」の項目「端末を管理」から「通知の設定」もしくは、アプリTOPの「設定」から「プッシュ通知」から変更が可能です。通知設定はONにしておくのがいいでしょう。
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに定期的に買う品物を設定してプレゼントするのはどうでしょうか。支払いは当然こちらに発生するとしても、日常的に使用するものが切れるたびに押すわけですから、簡易見守りサービス的にも利用できるのではないかと思います。
二回押すとどうなるのか? 二重/重複注文防止機能

重複注文/二重注文はどうなるでしょうか。二重に押して試してみました。二重に注文した場合は、Amazon側の発送管理のシステムで、商品が届いた、お届完了と認識するまでは、次にボタンを押しても注文が完了せずに、エラーとなる仕組みになっています。
なので家族が足りないと思って押したとしてもエラーで赤いランプが点滅するだけで注文完了とはならない仕組みです。
重複注文設定はアプリで変更できる
アプリの「アカウントサービス」→「Dash端末」の項目「端末を管理」から「設定されている商品」を選択して詳細の変更をします。一番上の「重複注文を許可」のオン/オフで設定完了です。

あわせて、この画面では、注文設定している商品の変更や、届け先の住所、支払い方法を変更可能です。
ダッシュボタンの商品価格が上昇した場合、返品は送料無料
ダッシュボタンの設定の注文品の価格は変動しますが、セットアップした時点から10%以上上昇してしまっている場合には、注文完了のプッシュ通知内に10%以上高くなっていることが通知されることになっています。
また、この価格上昇により返品する場合は送料無料となることが案内されています。一般商品は返品に関わる費用は返品者持ちですが、ダッシュボタンは異なりますので、万が一高くなってしまっていた場合も安心ですね。


海外ではダッシュボタンの改造も流行っているようですね。
Amazon Dash Buttonをハックしてワンプッシュで宅配ピザを注文したりコーヒーを淹れたりタクシーを呼んだりする改造例まとめ


