飛行機に乗る際に「2時間前までに空港に来てください」とよく言われていますが、搭乗時刻にギリギリの時刻にしか空港に到着できない場合、いったい搭乗口に何分前にいなくてはならないのか、何時間前までに空港に着かなくてはならないのか、心配になりませんか?
若い頃、国内線に乗り遅れた経験のある私は、旅行前の荷造りでパンツ忘れがないか何回も確認をする以上に、空港到着時間が万が一、遅れたらとそればかりが気になって心配でなりません。やはり出発2時間前に空港到着が安心ではありますが、どのくらい前に行かなければならないのか、心配性の人のためにまとめておきます。今回はJAL/日本航空編です。

ANAの方はこちらをご覧ください。
JAL国際線は出発60分前に荷物を預け30分前に搭乗口

現在、多くの会社はWEBで座席指定ができ、Webチェックインで搭乗券が発行可能です。出発日の当日、空港のチェックインカウンターによらずに出発することができます。とは言っても、空港に出発時刻の1時間前などに到着する場合、航空機の出発何分前までに、手荷物を預け、保安検査場を通過し、搭乗口にいればいいのでしょうか。
できる限り早く搭乗口へ行くため、WEBチェックインを使ってスムーズに搭乗します。
事前に座席指定とパスポート番号入力
空港でチェックインカウンターを通らず、保安検査場へ進むために、チェックインカウンターでする作業を、事前に済ます必要があります。事前にWEBで座席を指定、パスポート番号を入力します。JAL国際線 Quicというサービスです。
プリンターで「eチケットお客様控え」と「ホームプリント搭乗券」をプリントアウトする、または、「eチケットお客様控え」をプリントアウトと携帯電話で「搭乗券」を取得する。
※Webチェックインは出発予定時刻(現地時間)の72時間前から1時間前まで利用可能。また出発予定時刻の24時間前より指定メールアドレスへ搭乗券発行のメールが届くのでプリントアウトする。
JAL国際線ダイレクト搭乗は搭乗口に30分前
搭乗口に30分前を目安にいればOK。10分前を過ぎると危険、最悪乗れません。
預け入れ荷物がなければ、上記時間に搭乗口に着くようにすれば問題ありませんが、預入手荷物がある場合、搭乗便の出発60分前(羽田空港は40分前)までに手荷物カウンターで手荷物を預けなくてはなりません。※コードシェアの場合は対象外あり
成田空港・大阪・名古屋
預入荷物あり → 出発時間の60分前までに手荷物カウンターに預ける(ファーストクラス、ビジネスクラスは45分前)
預入荷物なし → 時間指定なし
「ホームプリント搭乗券」または「モバイル搭乗券」をもって保安検査を済ませ、搭乗口に30分前を目安に行く
羽田空港
預入荷物あり → 出発時間の40分前までに手荷物カウンターに預ける
預入荷物なし → 出発時間の40分前までに保安検査を済ます
「ホームプリント搭乗券」または「モバイル搭乗券」をもって保安検査を済ませ、搭乗口に30分前を目安に行く
※海外空港もアプリに対応していない場合もありますが、ほぼ同様
※北京、コロール空港はファーストクラス、ビジネスクラスの特例なし
※大連、天津、ハノイ、ジャカルタ、マニラ、デリー、ホノルル、グアムは預け入れ荷物なしでも預入荷物ありと同様
※パリ、ツアーはすべて60分前
受託荷物がある場合は、搭乗時刻の60分より前に空港にいる必要があります。それよりも遅く着くことがわかっている場合は、手荷物なしにすることで預け入れを回避し時間節約をしてはいかがでしょう。
参照URLおよび最新情報
JAL国内線は出発15分前に保安検査、10分前に搭乗口

このサービス名は、JAL国内線 タッチアンドゴーです。チェックインカウンターに行かないで済むのは国際線と同様ですが、保安検査場15分前まで通過し搭乗口10分前までに行くということで、出発時刻までの時間が短いです。かなり時間が迫った感じになりますから、余裕を持って行きたいところです。
事前に座席指定しておく
空港でチェックインカウンターを通らず、保安検査場へ進むために、事前にWEBで座席を指定しておきます。「JAL タッチ&ゴー」アプリ、Passbook、QuicナビまたはJAL ICサービス付きカードや「eチケットお客様控え(二次元バーコード)」を準備しておきます。
保安検査場15分前までに通過し、搭乗口が10分前までに来てね。ということですが、預け入れ荷物の預け入れの時間規定はありません。預け入れ荷物がなければ問題ありませんが、預け入れ荷物がある場合には、保安検査場を15分前にということなので20分くらい前には預け入れが完了していないと保安検査場が間に合わないでしょう。
混雑を考えると出発時刻の30分前には預け入れていたいところですね。
参照URLおよび最新情報
JAL空港到着時刻目安まとめ
空港の混雑状況に影響を受けるので、時間に余裕を持った対応が必要です。なによりも個々人の遅れにより、航空機の出発遅れはよろしくありませんから、上記時間はギリギリになる場合の目安と考えるのがいいと思います。
事前のWEBチェックインでの準備をお忘れなく!
機材の手配状況で、搭乗が出発時刻の10分前のこともありますし、30分前のこともあります。30分前の場合には、20分前にはほぼ搭乗が住んでいる状態になり、最終搭乗案内/LAST CALLになっている場合もあり、ギリギリです。実際に香港で搭乗口についたのが20分前だったことがあり、すでにほぼ全員が乗り切った状態で冷や汗をかきました。その便は出発10分前で、扉が閉まりましたので国際線では特に時間には注意が必要です。
ツアーの集合時間なんかは2時間前、2時間半前になっていますが、個人旅行の場合は海外旅行、国際線は1時間半くらいで余裕があるのではないでしょうか。国内線は最低でも40分前には空港に到着いた方がいいでしょうか。
※なお最新情報は公式ページをご確認ください。

