避暑地軽井沢に行くとのんびりと過ごしたくなる人も多いはずです。軽井沢といえば、まず軽井沢駅のプリンスアウトレットモールを思い浮かべてしまう、それがそもそも大きな間違いなのです。軽井沢はもともと避暑地として歴史があり、長期の滞在もしくは宿泊を伴った滞在をし、その土地由来の建物を訪れ、食べ物を満喫するのがベストだと思います。
【移転】移転後の住所を記載しています。隠れ家からメジャーになってしまいましたが御厨魂は生きています。
知る人ぞ知るまさに隠れ家
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そんな軽井沢の滞在にのんびりとした時間を提供してくれる、イチオシのスポットがこの御厨(みくりや)。
朝7時から始まる営業は、おひつで提供されるご飯で始まる。しっとりとした軽井沢独特の湿り具合は別荘地ならではの湿度を感じる。塩沢の交差点を南へタリアセン側へまがるとすぐに折り返すこの住所は若干わかりづらい。(地図をページ下に付けました)
御厨のメインメニューはシンプル、2種類の御膳が用意されている。
- とろろ汁御膳
- 本日のお魚御膳
みくりや風とろろ汁定食 根菜類を中心に提供 ご飯はおひつに入って出てくる。
建物は築130年の古民家をリノベーションした和む空間。ご飯は「愛農かまど」という貴重な釜戸で炊き上げる。長野の名水「黒耀の水」で、合鴨農法によるおいしいお米を炊き上げるのだ。ごはんがおいしい。この炊き立てのご飯を「とろろ汁御膳」で堪能するのがオススメ。
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やさしい味付けがうれしい
あいがも農法で作った米を、かまどで炊き、木曽ヒノキのおひつで提供する。丁寧な生産に、丁寧な準備、丁寧に提供する。すべて丁寧に仕上げることは今の時代には難しい。でもやる。この店はそういう店だ。軽井沢ののんびり時間にふさわしい朝食、お昼ご飯がここにあると思う。
残念ながら冬は営業はしていない。スキーシーズンも駅前が賑わう軽井沢。アウトレットに飽きたら、駅前から離れ、塩沢や中軽井沢にも訪れて欲しい。あたらしい発見と体験がきっと見つかりますよ。
御厨 軽井沢店の店舗詳細情報
御厨(mikuriya) みくりや
【移転】新住所
長野県北佐久郡軽井沢町発地2127
0267-41-6741 8:00~21:00
無休 60席
上記のあたりへ移動しています。軽井沢タリアセンから風越公園アイスアリーナの先、突き当りを右もしくは以前に紹介している「発地市庭」(ほっちいちば)先にあります。

過去の店舗情報
この店舗は軽井沢の古民家「HUB緑友荘」という、チャレンジする人のためのコラボレーションスペース。もともと塩沢にあった築130年の古民家を町の有志で再建した。WEB関連の事務所や御厨など新しい軽井沢を作る息吹がある。
他にも軽井沢情報がありますので、もしよかったら読んでみてください。アウトレットだけじゃもったいない! 実際に行ってみた観光ガイドではわからない軽井沢のおすすめスポットがたくさんあります。
長野県北佐久郡軽井沢町長倉727
7:00~17:00
10月末まで 冬季は休業です。
軽井沢の観光ガイドにどうぞ
一冊持っておくと便利な紙のガイド本。ことりっぷは小さめなガイド本でオシャレ。ネットと併用で使うのがいいですね。