Amazon Kindle Paperwhite/アマゾンペーパーホワイト 2018年モデル。今までのモデルと何が変わったのでしょうかその違いをみていきます。ついにモデルチェンジしたアップデートでは今までKindle Oasisだけが対応していた防水規格IPX8に対応しました。そしてストレージ容量も8GB、32GBから選べ余裕でマンガに対応できる容量となっています。お風呂読書端末Kindle Papewrwhite、従来との違いはなんでしょうか。Amazon Kindle情報はこちらにまとめています。
15秒でまとめると
- IPX8の防水性能を装備 お風呂読書に最適
- Kindle Paperwhite 2018は8GBに加え32GBも選べる
- 前モデル強化版のマンガモデル並みのパフォーマンスで満足!
Kindle Paperwhite 2018年価格と種類、容量を比較
Kindle Paperwhiteは防水がついたLEDバックライト付きのモデルということです。

Kindle Paperwhite | 広告ありWiFi | 広告なしWiFi | 広告付きWiFi+4G | 広告なしWiFi+4G |
---|---|---|---|---|
8GB | 13,980円 | 15,980円 | なし | なし |
32GB | 15,980円 | 17,980円 | なし | 22,980円 |
オススメはどうみても32GBモデルでしょう。広告付きってなんだ?って方。広告なしがおすすめですよ。WiFiがない場合は必要かもしれませんが、4Gの通信回線は通常利用では不要ですので、わざわざ4Gのものを買う必要はありません。じいちゃんばあちゃんなどの高齢者にはいいかもしれませんが、、誰用なんだろう。
Kindleの広告つきモデルとは?
広告なしモデルは+2,000円の柄費用がかかります。購入の際に「広告つき」「広告なし」が選べるのですが、広告が表示されるのはいいとしても、なにが問題なのかというとタップがワンアクション増えることです。ホーム画面の下に表示される、広告バナーだったり、スリープ時に表示されるマンガのおすすめやアクセサリーのプロモーション情報になります。
スリープ時にこれが表示されていると毎回スワイプして消してからの読書開始になるので、ワンアクション多くなったり、表示したくないような広告が勝手に表示されることもあります。なので広告なしをおすすめしています。
Kindle Paperwhite 32GBアップグレードはたったの2,000円
漫画を読むなら確実に32GBを選んだほうがいいでしょう。Kindleのコミックって結構あるんですね、140,000冊もあるんですよ。8GBモデルならマンガが約130冊、32GBモデルなら、約650冊、書籍なら数千冊をこの一台に保存でき、クラウドには容量無制限で好きなだけ保存できます。8GBでもいいんですが、途中で容量は増やせないので2,000円はかなりお得です。
LTE対応モデルはまったくおすすめしないので検討外でよいでしょう。
何が違うって? Kindle Paperwhite新モデルは防水ですよ
お風呂読書するなら手軽なKindle Paperwhiteがおすすめです。Kindle Oasisまでいってしまうと価格が2万円以上となってしまい手軽さが失われます。防水機能が欲しいならKindle Paperwhiteがいいですよ。

防水だからお風呂でもプールサイドでも、どこでも読書ができるってのも売りの一つですね。防水実験については下記のページをご覧ください。
Kindle PaperwhiteはIPX8等級の防水機能があるので、真水で水深2メートルまで最大60分耐えられます。これはKindle Oasisとも同じ防水性能です。ただし、内部に水が入った場合は水没です。要するにIPX8だから絶対に水没しないということではなく、IPX8という基準の防水性能があるのだけど、それを超えたり、例えば落下したことにより変形していて水が入ってしまったという場合には、水没となります。このあたりの認識はちゃんと持っておいたほうがいいですね。
基本的にはお風呂で使ってもいいけど、無闇やたらに水に沈めたりするような使い方は避けたほうがよいでしょう。
新Kindle Paperwhite2018と旧モデル2015の違いを比較
基本的にはサイズと重さ、ストレージ容量、防水性能が違います。そこだけですかね。

新型Kindle Paperwhiteは、少し薄くなった本体 167x116x8.18mm WiFiモデルで182g〜。無印キンドルは161g、新型無印Kindleが174gですから、少し重いのですが、容量も4GBから8GBもしくは32GBと、2倍から8倍の容量となっていますし、防水性能も付いています。
新型無印Kindle 2019年ではLEDフロントライトが付いたことから、従来の第7世代Kindleとの差がかなり埋まりましたが、LEDの数やストレージ容量ではまだまだPaperwhiteには届きません。
モデル | Kindle Paperwhite 2018年 第10世代 | Kindle Paperwhite 2015年 第7世代 |
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ディスプレイ | Carta電子ペーパー技術採用6インチAmazon Paperwhiteディスプレイ、解像度300ppi、 内蔵型ライト、フォント最適化技術、 16階調グレースケール | Carta電子ペーパー技術採用6インチAmazon Paperwhiteディスプレイ、解像度300ppi、 内蔵型ライト、フォント最適化技術、 16階調グレースケール |
サイズ | 167x116x8.18mm | 169x117x9.1mm |
重量 | Wi-Fi 182g / Wi-Fi+無料4G 191g | Wi-Fi 205g / Wi-Fi+無料3G 217g |
システム要件 | ワイヤレス接続対応、 コンテンツのダウンロード時にPC不要 | ワイヤレス接続対応、 コンテンツのダウンロード時にPC不要 |
容量 | 8GB または 32GB 端末本体に数千冊保存可能(一般的な書籍の場合) | 4GB (使用可能領域約3.1GB) 端末本体に数千冊保存可能(一般的な書籍の場合) |
クラウド | Amazonのコンテンツはすべて無料で クラウドに保存可能 | Amazonのコンテンツはすべて無料で クラウドに保存可能 |
バッテリー | 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで 1日30分使用した場合、 1回の充電で数週間利用可能 | 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで 1日30分使用した場合、 1回の充電で最長数週間利用可能 |
充電時間 | PCからUSB経由での充電で約4時間。 USB充電アダプター経由での充電で3時間。 | PCからUSB経由での充電で約4時間 |
Wi-Fi 接続 | 802.11b、802.11g または802.11n | 802.11b、802.11g または802.11n |
防水性能 | IPX8等級。深さ2mの真水に60分沈めても 有害な影響がないことが確認されています | なし |
新型Kindle Paperwhite 2018のサイズ
ディスプレイ:Carta電子ペーパー技術採用6インチAmazon Paperwhiteディスプレイ、解像度300ppi、内蔵型ライト、フォント最適化技術、16階調グレースケール
サイズ:167x116x8.18mm
重量:Wi-Fi 182g / Wi-Fi+無料4G 191g
Kindle Paperwhite 第7世代のサイズ
ディスプレイ:Carta電子ペーパー技術採用6インチAmazon Paperwhiteディスプレイ、解像度300ppi、内蔵型ライト、フォント最適化技術、16階調グレースケール
サイズ:169x117x9.1mm
重量:Wi-Fi 205g / Wi-Fi+無料3G 217g
6インチディスプレイは文庫本と同じようなサイズ感で、本を読んでいる感がありますが、14gほど軽くなった新型Kindle Paperwhiteです。すごく軽くなったかというと、そこまで軽くなった感はないのですが、2つをもち比べれば違いがわかります。
新型と旧型の具体的な違いを比較

従来のPapaerwhite(左)は縁のカーブがきつかったため、充電ポート部分が出っ張っていたが、無印Kindleのような仕上がりに変更されている。

左が旧型、右が新型Kindle Paperwhite。ペーパーホワイトだとわかる白さは新型です。明らかに白くなって登場です。ちょっとこれは写真に写しづらく伝わりにくいのですが、圧倒的に新型がすばらしいです。
前モデルの液晶面がザラッとした感じから、今回のKindle Paperwhite 2018では液晶と本体面の段差がなくなったことで、表面がサラッとした触り心地になっています。ザラッとした感じもなんとなくデジタルデバイスではない感じがよかったのですが、今回は今回でページめくりがスルスルとできるので非常に満足度が高い仕上がりです。背面についてもラバー加工?で触り心地がよくしっとり手に馴染みます。
Paperwhite以上の機種の解像度300ppiになれた人は下げるときつい

新旧比較では特に違いはありませんでした。現状に満足されているKindle Paperwhiteユーザーは買い換えなくてもいいと思います。防水がほしいかどうか次第ですね。

もし、すでに300ppiの機種を使っている場合は、LEDフロントライトが新型無印Kindleについたとはいえ、167ppiに下げてしまうと文字のギザギザは感じ取れてしまうと思います。
無印Kindleが気になる方はこちらに実機レビューしています。
慣れの問題はありますが、読書をちゃんとKindleでしようという場合には、文字の解像度が高いほうが目が疲れませんので、300ppi以上のモデルを選んだほうがいいです。

今回画面がフラットになったため、以前は気になっていたLEDが液晶の縁から見えていたものが横から見ても見えなくなりました。これは機能とは関係ありませんが、質感向上の部類に入ると思います。
Kindle漫画モデルの機能を取り込んでいる
快速ページターン、連続ページターン機能付き
快速ページターンという機能が追加され、マンガの通常のページめくりスピードが33%アップしています。連続ページターンは、画面を長押することで、ページが高速で切り替わる機能で、好きな場面まで簡単に飛ばしが可能となっています。
ピンチ&ズームで拡大も簡単操作
小さい吹き出しや、細かな絵を見たい時に利用できる機能で、ピンチ&ズームで拡大が簡単。小さな文字の吹き出しが多い漫画で威力を発揮する機能です。日本版のマンガモデルで培われた機能が、世界のKindle Paperwhiteへ搭載されています。
左が新型Kindle paperwhite で、右が前モデルの漫画モデル
マンガモデルよりも速くなったかな??https://t.co/JnlP5sc2Vs pic.twitter.com/mivwV7pUkE— BlackHouse (@sidedish_org) 2018年11月11日
第7世代に機能追加になったマンガモデルの機能が、そのまま新しいKindle Paperwhiteにも引き継がれたわけです。映像を見てもらえれば、一目瞭然ですが、テキストベースの書籍では若干しか速度向上はわかりませんが、マンガでは明らかに速いです。33%速いって快適です。
純正アクセサリーが最初から充実
持ち歩きには定評のあるAmazonが作っているファブリックカバーがおすすめです。カバーの開閉だけでスリープ、スリープ解除が可能です。Fireタブレットにも採用されるファブリックカバーはKindleシリーズ共通、触り心地もよくオススメですね。
ケースはチャコールブラック、カナリアイエロー、マリンブルーがあります。
保護フィルムまではいらないですかね。カバーがあれば十分だと思います。