腰ゴムをなくしたネクストスタイルとして販売されているBODYWILD/ボディワイルド AIRZ/エアーズ。本当に着心地はいいのか? おじさん太りすぎるとトランクスのゴムが前にめくれちゃったりするんですが、最近めくれなくなったところで試してみたいと思います。腰ゴムなしって、どうなの? 全体にソフトに締め付けられる感じなのか? 実際に履いてみましょう。
グンゼというと子どものパンツだった時代からの大進化
 
昭和生まれのオジサン世代の子どもの頃のパンツと言えば、グンゼ。白いブリーフが一般的でした。一般的というよりそもそも選択肢がなかった。トランクスというものが市民権を得たのは中学生くらいからでしょうか。それもただの布でゴワゴワしてたので、トランクスはかっこつけのものであって、着心地はそれほどいいものではありませんでした。
で、平成になってまともな素材になって、ボクサーパンツとかいろいろな形状が出たので、ぼくはもっぱらボクサーパンツです(というのはどうでもいいのですね)。
 
本題のグンゼのボディワイルドですが、パンツに1,500円も出すのか? 下着に3,000円も出すのか? という経済的な問題に直面します。だいたいGUで1枚あたり300円くらいで買えるし、ファミマだったら無印良品のボクサーパンツやブリーフは600円くらいで売っています。
でも、30過ぎたらマシなパンツくらい買ったほうがいいんじゃないかと、思うんですよね。でも実行できてない。20代ではあまり関係なかったのですが、30超えてくると周りに見える見えないは別にしても、マシなものをちゃんと大事に使ったほうがいいと思うんですよね。
モノを大切に、いいものをより長く、大事に使うという。気に入ったものを好んで使うことは、幸せなことだと思います。

で、BODYWILDのAIRZ/ボディワイルド エアーズ。開封してみて、びっくりしました。軽い。薄い。今までのパンツとは触り心地からして違う。
履いてみてどうだったのでしょうか。
締めつけ感がない。
いや、今までだって、締め付けられてはいなかった。特に締め付けのストレスは感じず、パンツとはこういうものだと思っていました。腰上でゴムで引っかかっていたというかそんな感じだったものが、なんだこれはーという感動とともにやってくる。
気持ち的には、サラシで巻いている感じ。わかりづらいですか。ふんわりとしたガーゼのようなものでくるんだような感じです。全体に圧がかかっているので、今まで帯のようにゴムバンドで締めていたものがなくなり、ふわっとした感じになります。
生地が薄いので軽く、着ていないような感じ! でもしっかり大事な部分をサポート!
ボディワイルドエアーズの特徴 開放感とフィット感

 BODY WILDイメージキャラクターの杉野遥亮さんのビジュアルイメージが、AIRZの機能性をバッチリ表現しています。
開放感じゃないですよ! 解放感です!開放してしまってはだめですこらね。まあでも同じ部分の解放感があるわけです!
おじさんの着用イメージはヤバい画像になるので、差し控えさせていただきますが、特徴と使用感をレポートしていきます。
AIRZのウエストゴムがないのは正義
あって当たり前のウエストゴムをなくしたことで、先進のミニマルスタイルを実現したと謳うAIRZは、シンプルなのに新しいスタイルのパンツとなっています。
ウエスト部分のゴムの着用圧がほぼなくなり、さらっとした履き心地は新しいです。すこし生地が薄いので、足の指の爪とかを引っ掛けないように注意が必要ですね。また、全体に単色、ゴム部分がないのでどの部分から履くのかは目視確認が必要。暗闇だと間違えそうです。
ウエストとすそがカットオフででっぱりがない!
ウエストとすそが、グンゼ独自のカットオフ技術を使った切りっぱなし仕上げになっているため、パンツの上部も下部のすそもフラットになっています。折返しがなく、縫製もないので、シルエットがスッキリし、ぴったりとしたズボンを履いた場合にも、パンツの計上が周りにわかることは少なくなります。
メンズでもパンツの透けが気になる方にはいいかもしれませんね。夏場の白いパンツなんかはクールビズでもあり得るので重宝します。女性用の透けないパンティとかの応用みたいなもんですかね。
大事なので二度言いますがフィット感が半端ない!
ウエストゴムがないのにずり落ちることがありません。生地全体で適度な締め付けとなっています。
痛くない適度な締め付けが絶妙なフィット感があり、素材の良さと合わせて、アルゴウェーブカットという設計によりウエストゴムがなくても製品全体でウエストゴム同様のフィット感を作り上げています。
BODYWILD AIRZの種類とおすすめ
ということで、このパンツにぼくはシフトしていきます! なんと言ってもスソがずれて上がったりしないのがいいです。うすい、かるい、カットオフの総合力でなせるわざですね。
ボディワイルドエアーズには、カラー展開のほか、通常のボクサーブリーフとローライズ(懐かしい響き)となるショートタイプのボクサーブリーフの二種類があります。
個人的には、おすすめは断然ショートタイプです。何が違うのかというと股上の長さが違います。股下ではなく上側です。へそ側に2cmほど短いんですが、断然エアーズはショートタイプ、ローライズの方がへそあたりの感じや見た目がかっこいいと思います!
保守的な方はレギュラーでどうぞ。
色は白、黒、ネイビー、ダークグリーンから縞模様の入ったものまで幅広くラインナップ。売り場で色、サイズの確認が可能です。
素材構成: レーヨン90%,ポリウレタン10%
 SIZE:M ウエスト(メーカー表示サイズ:76cm~84cm)
 SIZE:L ウエスト(メーカー表示サイズ:84cm~94cm)
SIZE:LL ウエスト(メーカー表示サイズ:94cm~104cm)
素材構成: レーヨン90%,ポリウレタン10%
 SIZE:M ウエスト(メーカー表示サイズ:76cm~84cm)
 SIZE:L ウエスト(メーカー表示サイズ:84cm~94cm)
SIZE:LL ウエスト(メーカー表示サイズ:94cm~104cm)
カットオフ、洗濯タグなしと徹底してサラッとした着心地を追求しています。
装着感、解放感。メンズ下着を一段グレードアップするには、とてもよい選択になると思います! みなさんもいかがですか。


