2月27日にオープンしたBON BON HOMEへ行ってきました。この店舗はイトーヨーカ堂のインテリアのテコ入れ的な位置づけで、フランフランのバルスさんと共同開発した新ブランドです。イトーヨーカドー木場店内の1号店に行ってみました。それにしても木場のイトーヨーカドー立派ですね。
Francfarancとヨーカドーの協業、コンセプトは高尚
BON BON MAISONとかじゃなくてボンボンホームです。フランス語と英語が混じっていますが、気にしません。調べてみたら、すでに「BON MAISON」という名前で雑貨屋さんがあるんですね。
お店に入るとかなり広い面積をとっていますから、すぐにわかります。
コンセプトは「他愛もない日常をスペシャルなものに」です。家族で訪れても、一人で訪れても、つい時間を忘れて買い物を楽しんでしまうような空間。商品やシーンには、家族の楽しい過ごし方や、ちょっとスペシャルな非日常をイメージすることができる楽しさや期待感がある。そんなのを目指しているんだそう。
お店のカタログを見ると「インテリショップ BON BON HOME。だけど、インテリアのアイテムを売っている感覚はありません。」とも言っていていて、大切な人と過ごす時間や、笑顔が生まれるきっかけをここで売っているアイテムが果たしたらいいな、ってことのようです。スターバックス的なコーヒーを売っているのではなく、客が自由に過ごすことができる空間を提供しているというサードプレイス(第3の場所)的なのを目指しているのかなとちょっと思いましたが、果たしてどうでしょう。
ほんとにFrancfarancとヨーカドーの中間価格帯なの!?
かなり広い売り場面積でキッチン用品から家具、クッッション類、エクステリア、ペット用品、ベッド周りのまで幅広く取り扱っています。よくあるフランフラン店舗よりも広く品揃えも豊富、結構楽しめます。ネットもあるんですが、店舗の方が家具の品数は限定されている感じで、ネットにあっても店舗にないものがあるようです。
Francfrancよりもシンプル。単色塗りのもの、やさしい淡いトーンのものが多い印象。逆にFrancfranc白黒、ビビッドなカラー展開が多いように思います。ファミリー向きになりますね。
店頭ディスプレイはフランフランよりもシンプル、棚上まで使う並べ方はユニクロのように思えます。遠くからもよく見えるように、わざと飾ってあるようです。
BHでBON BON HOME/ボンボンホーム。BON HOMEじゃだめだったのかな。オリジナルのコースターなどは200円とリーズナブル。タンブラーも500円〜となっていてお買い得な気もします。
ここら辺の木製アイテムは1500円程度で結構値が張ります。いい製品なのは触った感じでわかりますが、若干値段が高いような感覚を受けます。おシャレではありますね。
バス用品はかわいいですね。三日月のスポンジとかもあります。詰め替えのソープディスペンサーは透明のものも不透明なものも良さそうでした。
HAPPY PRICEでお客さんを呼び込むようにカトラリー、マグカップ、クッションなどが目玉商品となっています。自社ブランドとして、「BH」のロゴマークがつくものがちらほら。「BBH」じゃないのという突っ込みもありそうですね。
「an・an」3月号にも掲載のスタッキング可能なマグカップ5客セット。グラデーションがきれいです。3,900円。一戸当たり700円。スタンド400円程度でしょうか。このグラデを保とうと思うとどうしても色が薄いものばかりを使ってしまい、グラデーションも色が薄くなってしまいそうです。見た目オシャレなので見せるインテリアとしてもよいですね。
商品価格はヨーカドーのインテリア雑貨とフランフランの雑貨の中間を目指したといっていますが、かなりフランフラン寄りです。Francfranc > BON BON HOME >>> イトーヨーカドーくらいのイメージで間違いないです。
イトーヨーカドー内にできたオシャレ空間
ヨーカドーやイオンなどのよくあるショッピングモール店内から一線を画し、おしゃれ専門店が入るショッピングモールのような作りが展開されています。木製の白壁とフローリングでおシャレだけどラグジュアリーではない価格帯に見合うちょうどよいさじ加減です。
青を基調としたスペース後ろにペットやエクステリアのコーナーがあります。
クッションも充実していますね。フランフランよりも落ち着いていますが、最近頑張っているカインズホーム、IKEAなどの格安クッションとの差別化は難しそうです。
家具の取り扱いがあるのに展示は少なめです。ちょっと残念ですね。キッチン雑貨、リネン類が多いです。