Ultenic(ウルテニック)のT10ロボット掃除機はロボット掃除機はルンバにはじまりさまざまな商品が世に出てきましたが、全自動ゴミ捨て機能と水拭き機能、部屋の形状をアプリで確認できる空間認識機能までついて4万円台で買えるところまで低価格になりました。iRobotルンバでは、最低でも8万円くらいするので半額にして、機能充実のUltenic T10。そんな価格で本当に掃除がきれいにできるのか? 実機レビューで検証していきます。今回はレビューにあたりUltenicさまより商品サンプルを提供いただいています。
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2022/6/4から、2022/6/11 23:59まで有効
Ultenic T10が最近のロボット掃除機の中でもおすすめな理由
本製品の特徴はおおきく3つあります。1.低価格で性能が高い、2.水拭き機能が一台で利用できる、3.全自動ゴミ捨て機能が利用できるといった特徴が大きな特徴です。いままでさまざまなロボット掃除機をレビューしてきていますが、ついにゴミ箱付きでこの価格で買えるようになったか!という驚きを隠せません。
ロボット掃除機の代名詞 ルンバは高級化しており最上位機種 ルンバs9などは22年6月現在19万円弱という値段になっています(しかもこの場合はブラーバジェットという水拭き用のマシンを別途購入することになり相当なコストとなります)。また本体の集塵パックに加え自動ゴミ捨て機能がついたことで、ゴミ捨は掃除の度や毎日行わなくてよいようになりました。メイン掃除機としていつでも使えるようになったというのはポイントですね。
充電ステーションにロボット掃除機からゴミを吸い取るゴミ箱機能がついたこと、掃き掃除、水拭きの両方の機能がついていること、部屋の形状をマッピングして効率よく掃除ができることがこの掃除機の魅力です。
一度の充電で250分稼働し200平米の掃除が可能となっています。200平米というと通常リビングが12畳でも22平米、20畳で36平米ですので、充電せずに5〜9回掃除ができるということになるわけですが、通常ごみ捨てが必要になり充電ステーションに戻ってきますので、充電なしに稼働し続けることはなく十分すぎるバッテリー容量と言えると思います。
仮に延々と掃除をするような環境の場合でも、充電量が減ると、ロボット掃除機は自動的に充電スタンドに戻り、完全充電後に中断した場所から清掃を再開できるので、掃除漏れが防げるので効率的に掃除が完了します。
3,000Paという吸引力は大きめなお菓子のクズはもちろん、食べクズ、髪の毛、ほこりの集塵には十分な吸引力があります。この吸引力はアプリやリモコンで強さを変えられるものと自動で調整される設定があります。
本体上部のボタンは電源ボタンとホームボタンしかないため、主な操作な本体操作は基本的にはリモコンかアプリの中のソフトウェア操作ボタンで行います。Amazon Alexaにも対応し家事などで両手がふさがっている場合でもAlexaに話しかけるだけで、掃除開始・一時停止・再開・終了・充電ステーションへ戻すなどの一連の動作が可能なのはいいですね。
自動ゴミ捨て機能によりダストボックスを触る回数が大幅減少
では早速開封していきましょう。かなり大きな立方体的箱に入って登場です。本製品は充電ステーションにゴミ箱機能がついており、ロボット掃除機からゴミを吸い取るため、本体レベルに充電ステーションが大型化しており箱も大きくなっています。
本体、充電ステーション兼ゴミ箱のほか水拭き用モップやリモコン、説明書が入っています。
説明書はクイックスタートガイド、本体説明書およびアプリの説明書です。アプリはアップデートで機能が追加されることから紙の説明書がついていることは稀です。そういう観点からすると、Ultenicさんはとても親切とも言えるでしょう。
ロボット掃除機Ultenic T10と充電ステーション。銀色の接点で充電し中央部の穴でゴミを本体から吸い取ります。運転してわかると思いますが、ゴミを充電ステーション側に移すのに、掃除機並みの吸い取り音がして一気に数秒でごみが本体から吸い取られゴミ箱へ移動します。
ゴミ箱側はごみの量にもよりますが、大容量のダストパック採用により、ゴミと髪の毛を最大60日間まで保管できるとのことです。本体側のダストボックスの掃除の手間が省けるのでかなり便利な機能と言えます。従来は本体からダストボックスを取りはずしゴミ箱へ捨てる際にほこりが手についたり衣類に綿ぼこりがついたりと手間取っていた方もいるのではないかと思いますので、直接ダストボックスを触らなくていいのはかなりの改善と言えるでしょう。
4万円でフル装備 Ultenic T10のアプリ機能と空間認識
Ultenic製品はハンディータイプの掃除機からロボット掃除機まで「Ultenic」アプリで操作が可能です。このアプリはタイマーでの掃除開始や部屋のマッピングデータ内でどの部分を掃除するか、掃除しないかといった指定が可能です。リモコン機能もついているので物理的なリモコンと同じように掃除機の進行方向をアプリで操作可能です。ネット経由で予約できるので相当便利です!外出中でも部屋をお掃除可能なので、これはすごく便利ですね。部屋のどこを掃除しているかもアプリを見ればわかります。
タイマーは清掃モードや清掃時間、毎日の繰り返し日程から吸引力(3段階)、水拭き時の水の量(4段階)が選べます。基本的に掃除を始めるには、アプリの操作か物理的なリモコンによる操作で行うことになります。本体だけの操作は、先にも挙げた通り電源とホームへ戻るボタンのみです。
本体はつやのあるかなりきれいな仕上がりになっており、ものとしての完成度は高いと感じられます。清潔感がある本体、充電ステーションは非常に好感度が高いです。
上にある煙突のような部分が空間認識用のセンサーがついている部分で空間認識をしている間中のセンサー部分が回転し壁の存在や自身の位置を認識します。アプリでは初めて掃除する部屋は空間を認識するため、自動で測定をします。まずおおよその部屋の壁位置を認識し掃除がはじまります。縁取りをして中身をきれいに塗っていくようなイメージです。
アプリの操作画面を見ると上のように部屋が認識されました。実際の状況は下の写真のような状態です。ソファーの出っ張りが壁として認識されているのがわかります。そして部屋の中ほど机の下に置いたダンボールがこれも壁として認識されているので部屋の中央少し右辺りに白く認識されていました。
ロボット掃除機の位置はWi-Fi経由でスマホアプリへ表示されており、障害物を避けてどのように掃除しているのかがアプリに示されます。右下のエリアはダイニングテーブルの下でイスの脚を避けているため、丸い軌跡が表示されました。
床には物を置かない、イスもどけておくなど障害物を事前に片付けておけると、スムーズにロボット掃除機での掃除が開始できます。タイマー活用でいつでも掃除された部屋に帰宅することも可能です。今回はイスはそのままにしておき掃除をさせたところ空間認識の時間も合わせて15平米を18分で掃除しました。
アプリ操作で引き出されるUltenic T10の機能
かなり正確なマッピングで、リビングのテーブルの脚も認識その周りを弧を描いて掃除をします。地図の左下に表示される回転マークとその下の集塵と文字がふってあるマーク(アイコンがなんだか意味がわからないマークになってしまったのでしょうか)はそれぞれ部屋の画像を回転させる機能と充電ステーションに戻りゴミをステーション側に集塵させる処理まで行うボタンとなっています。
右下の「しずく」と「ファン」のマークは吸引力と水拭きの水量を調整するものです。水拭き水量は床の状態によっては水の量が多くなってしまう場合もあるのでまずはレベル1(最も少ないもの)から試していくのがいいと思います。ぼくの場合はレベル3のまま水拭きをしたら床に水滴が残りました。こちらは試す場合には注意してみてください。
「部屋」はUltenic T10を設置する部屋ごとにそれぞれ空間認識をさせ管理するものです。「ゾーン」はその範囲を掃除するという単位で青色の矩形で認識させるパターンと、緑色の多角形で認識させるパターンがあります。青色の矩形で認識させる場合はそのひとつひとつがゾーンとなってしまうので、たとえば上のように「コの字型」に掃除するゾーンを指定したい場合には一つの多角形としてゾーンを作る必要があります。「禁止エリア」はオレンジ色で示される立入禁止エリアです。ペットがいるエリアや水拭禁止エリア、床にモノが散らかっているエリアなど、ロボット掃除機に入ってほしくないエリアを指定するものです。
このようにパーティション管理は以前は物理的にバリアのような領域を作るために赤外線の目に見えない網を張ったり、物理的にバリケードを床に張ったりしていたのですがそういったことは必要なく、今やアプリでそれが目に見えない線として引けるようになったのです。今回は4万円のロボット掃除機でそれができるということになったのは非常に大きいことで、以前はAnkerのEufy L70等2年前に出たモデルで同様の機能を実現していましたが、価格は7万円程度とかんたんには手が出るものではなかったと思います。
水拭き機能と掃除機能の両方が1つに2in1で4万円はお得
本製品のポイントは水拭き機能と通常のロボット掃除機の機能が一体化し1台2役をこなせることです。
集塵ユニット下に水タンク付きのモップユニットを付けることで水拭きモードになります。先にも書きましたが、水拭きの水の量には注意が必要ですが、この機能は進化しており、Y字型で水拭きする機能が搭載されています。
実際にT10 ロボット掃除機の軌跡はアプリで確認すると上のようになっていました。「Y」文字型のルートを計画し、効率的に床を拭きあげることができます。
Uitenic T10の自動ごみ捨て機能
充電ステーションのごみ捨て機能は紙パックで対応します。
密閉型の大容量紙パックで、紙パックなしの場合はゴミが衣服に付いたりする、ゴミ捨ては1~2ヶ月に1回です。ゴミに触れる必要はないので、ゴミを捨てるときに手を清潔に保つことができ、ゴミが衣服を汚す心配もありません。(*紙パックなどの消耗品は弊店で購入できます)
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