すき家のゼンショーが展開しているうどん屋さん「自家製うどん久兵衛屋」。よく寿司の銀座久兵衛と間違えられますが、うどんやの久兵衛「屋」(きゅうべえや、きゅうべいじゃありませんよ)と申します。関東といってもほとんどの店舗が埼玉県にあるという不思議な展開になっている店舗ですが、おもにロードサイドに建っています。埼玉では「山田うどん」と並び重宝される? 久兵衛屋、新久兵衛肉うどんを食べました。
15秒でまとめると
- 久兵衛屋の創作うどん「新久兵衛肉うどん」が登場
- 都内の人気そば店「そば処港屋」に似てる「うどん」
- うどんで再現するなら大盛りネギ増し、肉増し、ラー油多めで!
久兵衛屋の創作うどん 「新久兵衛肉うどん」
久兵衛屋は全国的には知られていませんが、390円〜うどんを食べられる気軽なお店として埼玉県内ではかなり重宝されている存在のお店です。オススメは王道の「肉つけ汁うどん」でバリエーションとしては「塩肉つけ汁うどん」「きのこつけ汁うどん」などがあります。
大盛り好きを意識してかこの店は盛りがすごいです。「小盛」「並盛」「大盛」「特盛」「メガ盛」となっており、皿の大きさにより選べる量が変わってきますが、おおよそ小盛:250g→並:400g→大盛:600g→特盛:800g→メガ盛:1kg(1000g)という重量構成で、有料ですが食べたいだけ食べるがいいさという極端なまでの量がチェーン店なのに用意されているという隠れドカ盛スポットになっています。
あと山梨に店舗がないのに「ほうとう」が食べられるのは革新的と言っていでしょう。

そんな久兵衛屋の説明は終わりにして、創作うどんのメニューができていました。で、このメニューで一番驚いたのは「新久兵衛肉うどん」です。まずは内容じゃなくてメニュー名がおかしい。「久兵衛屋」なのにメニュー名が「久兵衛」肉うどんとなっているじゃありませんか。
これは「銀座久兵衛」と名前の一部がちょっとかぶってる(かぶらせている?)ことを意識している匂いがプンプンしますね。たぶん地元の人も「久兵衛にうどんでも食べに行く?」みたいに「屋」を抜かして喋っているのでしょう。神奈川県にあるリカーショップ「マインマート」の看板が「マイマート」だったのが「イ」と「マ」の間に「小さなン」が突然入っていつの間にか「マインマート」になっていた的な逆バージョンなわけです。
創作うどんは、新久兵衛肉うどん、濃厚カルボナーラうどん、新小エビと蒸し鶏のサラダうどん(半日ぶんの野菜が摂れるらしい)の3種類です。
そば処港屋インスパイア系のうどん版

インスパイアというのかオマージュというべきか。実はたのんだときは、これがまさかの港屋テイストとは思ってもいませんでした。うどんが届いてみて、まずラー油で気付きます。麺つゆにラー油。え?うどんにラー油を入れるのね。入れてみて気付きます。あーこれはどこかでみたことがある光景。

うどん大盛りに肉、ネギが盛り付けられ、ノリがたっぷり盛り付けられます。デフォルト大盛り設定では肉が見えないので、肉増し200円は必須でしょう。メニューの写真とのギャップには驚きます。港屋をうどんで再現するならば、ネギ増し80円は必須です。

ラー油は、まったく入っていないので、これも数滴とは言わず、いつも入れる3倍くらいの量のラー油を、鬼のごとく入れましょう。頑張っても2倍くらいしか入れられないものですが、本家を再現するならば3倍です。
これはイケる! 港屋のそばはコシがあるというよりはかなり硬いので、うどんで再現だと少し柔らかく感じますが、港屋のうどん版を再現できました。2枚目の写真は本家、港屋さんのそばです。
生卵や揚げカスも付いて来るところが、うどんでコピーな感じがします。途中で卵を入れるとマイルドに、ラーメン屋的に言えば「味変」が楽しめます。ゴマが卓上にはなかったのですが、もしテーブルにあればこれも、これでもかというくらいかけまくりましょう。
久兵衛屋ってどこにあるの? 店舗情報
久兵衛屋は首都圏、とくに埼玉を中心に展開中です。親会社はすき家のゼンショーさんです。
東京都 清瀬市、青梅市、東村山市、八王子市
千葉県 松戸市、柏市、野田市、流山市
神奈川県 相模原市
埼玉県 さいたま市岩槻区、見沼区、中央区、緑区、越谷市、桶川市、狭山市、熊谷市、坂戸市、志木市、春日部市、所沢市、上尾市、深谷市、川越市、川口市、毛呂山町、入間市、八潮市、飯能市、滑川町、川島町、嵐山町、富士見市、伊奈町、本庄市、蓮田市
群馬県 伊勢崎市、高崎市
茨城県 牛久市、取手市

港屋2大手町店の記事はこちらです。

