かつおぶし問屋の中弥商店は、江戸時代から13代に渡りつづいている老舗かつおぶし問屋。その鰹節を使った化学調味料一切なしのつゆは異次元のうまさ。生蕎麦もそこらの蕎麦屋をはるかに超えた味わいで行列が絶えない。でも立ち喰い蕎麦屋価格。なんたる贅沢なのだ。そばよしは、日本橋三越から東へ行ったところにある。
つゆ一滴残すのももったいない抜群の麺つゆ

行列が絶えないこの店、待ち時間は10〜15分くらい。お店の中も行列でカウンターで食券を出してから改めてそば待ち行列に並ぶ。お店は広くないので、食券出すのも、そばを運ぶのも一苦労。でもそんなのどうれもいいくらいに、うまいつゆが待っている。タモリさんも行くらいしい。


とにかく普通の立ち喰い蕎麦屋価格でこのうまさが味わえるとは! というお得感。かけそば270円。そばもこだわっていて、何といっても「つゆ」がすごい、この香り豊かなめんつゆ。うどんもあるけど、めんつゆを生かすなら断然そばがおすすめです。カレーは食べなくていいと思います。

そばだって自前で作っている力の入れようだ。しらす丼に、かきあげそば。600円でこの至福の味が手に入る。あとしらす丼か、ごはんは必ずたのまないとダメだよこの店は。
スーパーの、そばつゆじゃねぇ。

かおる麺つゆ、うまいそば。これが270円〜なのか。立ち喰いそば屋の常識を覆す味、かおり。

しらす丼。この値段で、こんなにしらすが乗っちゃうのかよ!という満足のしらす丼。
にゃー、猫まんまを思う存分に!
そして、卓上には「粉かつお」が置いてある。これは同じビルの3階の工場でかつお節を削る際に出る「粉かつお」のサービスで、かけ放題。食べ方は簡単。粉かつおをかけたいだけかける! 醤油を控えめに3〜4滴かける! できあがり! だから、ごはんものは絶対にたのんでおきたいのです。

「猫まんま」ってやつですね。激しくうまい。ごはんだけはたのめないからサイドメニューになるわけですが、これを食べにそばも食べるでもいいくらいのおいしさ。このおかかごはん/猫まんまだけでも価値があるというもんです。
テレビ東京のニュース番組で以前紹介されていたこの店、取材で将来鰹節だけで大丈夫かという不安から自慢の鰹節でそば屋もやろうとなったと言います、鰹節屋のそば屋、本物です。


買っていく人は見たことないけど、鰹節屋だから本物の鰹節もお土産販売していますよ。
そばよし詳細情報
そこらのチェーン立ち喰い蕎麦屋じゃ味わえない。いい鰹節で、本物の味、香り。平日の日本橋に行くことがあればぜひいって欲しいお店です。
東京都中央区日本橋本町1-1-7
03-3241-0884
7:30~20:00 朝からやってます。
土日祝がお休みなので、お父さんがこの店を家族に紹介するのは難しいですね。