PHILIPSのヌードルメーカーは、子どものころ遊んだ、粘土の髪が生える人形や肉のミンチマシンをイメージから作られたような製麺機。自宅で簡単に10分で麺ができるというフィリップス ヌードルメーカーHR2365/01は発売当時20,000円はしたけれど、HR2369/01の新型が出たためか処分価格。ついに、わが家にやってきました!
ヌードルメーカーHR2365/01は思ったよりもコンパクト
とりあえずみなさんにこの感動を伝えたいので、細かなところは修正加筆していきますが、いまなら処分価格ですよ。上位機種とは色と穴のカートリッジの数が違うだけ、らしい。
箱はでかいけれど、出してみると意外とコンパクト。家庭でも生麺づくりが楽しめるという白物家電。パスタ、うどん、そば、らーめんが作れます。
たとえばうどん、小麦500g、水180cc、塩4gでコネコネして600gの生麺が10分でできるらしいです。
本体は単純構造でこねたものが、にゅいーんと出てくる。ただこれだけのしくみです。
アメリカ人のいかに楽をするかが作った最高傑作
なのではないか、というレベルですごい。これは、ミンチ肉を作る時の肉の出方。こねて、押し出す。
日本人の感覚では、丹精込めて、手間暇かけてこねてコシを出す。平らに丁寧に伸ばして、包丁で切る!
これぞ職人である、みたいな手間暇惜しまず作るぜ!というのが善とされてきましたが、さすがはフィリップス、発想が全く違う。機械で楽してこねて、押し出す。包丁で切る太さに麺を押し出せば、同じじゃね?みたいな、とんでもない製麺機がこれです。
包丁で切らない押し出して、作る麺はなんだか日本人の感覚では到底理解できないのですが、もしかして工場の大量生産の麺は、こうやって作ってるんじゃないかと思ってしまいますね。
簡単に10分でできた麺は、なんだか小麦粉の粘土のようです。匂いも似てる。麺の脇にすこしヒダヒダが入ったとしても茹でれば直るので問題ない、そうです。茹で時間は6分、茹で出すといきなり、うどんらしい感じになってくる。
できあがりを食べてみると、うまい!かなりうまい。今までの何時間もかかった、あの作業はなんだったのだろうか。というほどの衝撃。
小麦粉入れて30分後にはこねて、茹でて食べはじめられるという手軽さをゲット。アメリカ人のいかに楽するかから生まれた画期的な製品です。日本人じゃ作れないな。均一な太さなので、手作り感はないけれど、安定してうまいです。
なぜかどこかで食べたことのある味だなと思ったら、高柳製麺の味に近かったので付け加えておきます。

高柳製麺 たかが麺されど麺 セルフうどん高柳屋(埼玉県ときがわ町)
たぶん地粉をときがわ町の農産物直売所で買ったからなんだろうな。
そう考えると地粉で味が変わるので、小麦粉の品質が鍵を握ってきますね。簡単だけど奥深い。機械は失敗しないから、人は素材にこだわればいいですね。
ヌードルメーカーはHR2365/01 衝撃の7,980円は在庫限りか?
新型HR2369/01が出たためか、一気に処分価格となったHR2365/01が圧倒的におすすめでしょう。
HR2369/01はなぜか食品系なのに、紫色を採用するというちょっと攻めた配色に。
ラザニア、わんたん用の0.8mmシート用のパーツはHR2369にはついていますが、HR2365にはついておらずオプションです。
まずは入門用にHR2365/01がいいのではないでしょうか。週末とは言わず、毎日でも生麺を作れる手軽さ、製麺に場所がいらないので、作業をはじめるまでのハードルも低いですね。処分特価につきお早めにどうぞ。