サウンドピーツ/SoundPEATSは格安ワイヤレスイヤホンでAmazonのベストセラーを牛耳るメーカー。以前のレビューではSoundPEATS Q12、SoundPEATS Q30を紹介していますが、SoundPEATS Q34はシリーズ最高傑作なんじゃないかと思ってます。完成度高し!ワイヤレスイヤホン 、SoundPEATS 製品は当サイトでは引き続き追いかけて行きますが、Bluetoothワイヤレスイヤホンという括りでは大手メーカーでは考えられないコスパとなっており低価格帯ワイヤレスイヤホンでは最良の選択肢になり得る存在でしょう。
サウンドピーツQ34 開封 全体に質感が極まった
SoundPEATS/サウンドピーツ(サウンドビーツやサウンドピークじゃないですよ)というメーカーから発売されるBluetooth接続対応のノイズキャンセリング ワイヤレスイヤホンのSoundPEATS Q34。あいかわらずノイズキャンセリングというのが誤解を招くので先に書いておきますが、通話のノイズを抑える仕組みで、音楽再生中の外部環境からのノイズをカットするものではないのでお間違えないように。通話しないのであればあまり関係ない機能です。
サウンドピーツの型番はQxというかたちでQ12などで表され番号が大きいほうが新作です
SoundPEATS Q12はAmazon殿堂入りといっても過言ではありませんが、プラスチッキーな質感とロボット兵器の脚的な耳からの飛び出し方、ここら辺に違和感があり、音質は良いけど敬遠した方もいると思います。すでに発売から時間が経っていますので、そろそろ買い替えかという方も多いのではないでしょうか。
SoundPEATS Q30からはかなり形が改善されており、今回のSoundPEATS Q34は完成形なのではないでしょうか。
Q12からの改良版SoundPEATS Q30は低音重視と8時間の連続再生を売りにした改良版でしたが、今回のSoundPEATS Q34は、メタルのボディに、左右吸着強力マグネット、IPX4防滴防塵、1.5時間充電7時間再生となっており、防水性能および再生時間はすこし下がりましたが、バランスの良いサウンドが特徴。
競合製品が巾着形状の袋型ケースを添付することが多い中、Q12は結構しっかりしたソフトケースが付属していましたが、Q30以降はソフトケースに変更となっています。これは残念です。
パッケージ内容は必要十分です。イヤチップは大中小の3種類、耳のくぼみにひっかけるスタビライザーも大中小の3種類で、それぞれを組み合わせることが可能。
SoundPEATS Q34はメタルボディでいい!IPX4防水 IP4X防塵つき
IPX6の耐水型というのは、あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がないというものでしたが、今回IPX4となり、あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がないにかわりました。
形状を見るとイヤホン本体というよりは、リモコン部の形状が変わったことによるスペックダウンではないかと思われます。
リモコンはボタンが大型化されており操作性が向上しており、嵐の中でランニングをするとか風洞実験でもしながらイヤホンを使うみたいな現実的には稀有なシチュエーションでない限り、気にすることもないでしょう。ジョギングやジムトレーニングの汗程度では問題となりません。
耳の穴とくぼみのサイズに応じてカスタマイズが可能。スタビライザーは外して使うこともできるので、通勤通学に入らないけれど、ランニングやジムでの利用には使うなど調節が可能です。通常はつけたままでいいと思います。
質感は全体にプラスチッキーだったSoundPEATS Q12よりも落ち着いた感じになり好感触。SoundPEATS Q30からも圧倒的に質感が向上。「S」ロゴがキラッとしていてしかもメタルでかなりいいです。ひんやり冷たい本体メタルハウジングも非常にすばらしい。
SoundPEATS Q34使用感と音質
操作部の作りもしっかりとしたものになりました。特にリモコン部はボタン形状が大型化しており非常に操作しやすいです。
金属部分は左右のユニットをまとめるためのマグネット部の磁力は、かなり上がり結構強めにカチッとくっつきます。コードは平形タイプから細いものになっています。
1回約1.5時間の充電で約7時間の連続使用(通話・音楽再生)と190時間の待機時間が可能な大容量バッテリーとなっているため左右独立完全ワイヤレスイヤホンよりもロングランが可能です。ここら辺は左右がつながっている利点ですね。
接続したiOSデバイス(iPhone、 iPad、iPodなどApple社の製品)にはバッテリー残量も表示できるので、バッテリー残量に悩まされることも少ないはずです。
aptX高音質コーデック対応・CVC6.0ノイズキャンセリング技術搭載、iPhoneではAACが望ましいですが、十分に聴ける音質となっています。aptXに対応しているのでAndroidの方にはますますおすすめです。ワイヤレスヘッドホンの難点である音の遅延も少なく優秀です。
音はバランスがよく聴きやすいです。前作Q30が低音強化を売りにしていましたが、こちらはバランス重視。非常に聴きやすいです。
一つ難点があるとすれば、外で使うにはいいのですが、夜寝ながら利用するには音量最小(ひと目盛り)がiPhoneの場合でも非常に大きい音になっており、安眠用に聴くには適していません。ここら辺は目をつぶりましょうか。
圧倒的なコストパフォーマンスの高い機種であることは間違いありません。
高級機種に匹敵する音質と使い勝手を実現しながらリーズナブルな価格で世界的に人気があり、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本とインドの9か国のAmazonで販売されています。
いろいろなワイヤレスイヤホンを長年使ってきましたが、いまはBeoPlay H5(アマゾンは10%還元)がメインで使っています。Beoplay H5レビューでも書いていますが、非常に完成度が高く満足できる製品です。
価格がサウンドピーツQ34の9倍近いため、突然上位機種を買うのはオススメしません。Q34を買ってワイヤレスな感じを味わってから、本当に必要だ、便利だとわかってからでも、高価な上位機種の購入は遅くないと思います。むしろこれで満足される方は多いとさえ思えるほどの完成度です。
価格を取り除いて評価した場合の個人的な意見ですが、値段という強烈な判断を惑わす因子があり、価格を見なければ普通の製品ですが、価格を考えると、非常に魅力的な選択肢になるワイヤレスイヤフォンとなります。超コスパの良い低音重視のBluetoothイヤホンです。
最新作はSoudpeats Q34です。防水防塵性能が落ち、多少再生時間も短くなりましたが、Q30となにがちがうのか?といわれれば、リモコンの形状が変わった、イヤホン部分がより質感が高くなったというところでしょうか。見た目の所有満足感が向上しています。
SoundPEATS Q34のペアリング、操作方法
わかりづらいリモコン操作方法について
前回のQ12、Q30と同じ操作方法になりますが、わかりづらいです。特にアップル系の操作に慣れている方には違和感があるはずです。
ペアリング方法
電源がペアリング方法は簡単です。この手のBluetoothワイヤレスイヤフォンのセットアップは、たいていは電源ボタンをオンにする操作で長押しをしたままにするということです。そうすることで、電源がオンになったのちペアリングモードになるので、スマホの設定画面からBluetoothの接続を行います。
通話のコントロール
リモコンボタンは通常3ボタン構成だと、上下が+、ーで音量アップ、中央のボタンが再生/停止に割り当てられ、中央ボタンのダブルタップで曲送り、トリプルタップで巻き戻しになるのですが、Q34は「リダイヤル」となるため通話発信履歴の最後の電話番号に発信します。なので中央ボタンを曲送りだと思って素早く押すと、電話がかかってしまうので注意が必要です。曲送りは、+を長押し、曲戻しは、ーを長押しとなります
少し前のワイヤレスイヤフォンの10,000円以上の価格帯があたりまえだった時代から、格段に安くなっており、iPhone7、iPhone7s、iPhone8とアナログのイヤホンジャック接続にはもう戻らない流れの中で、今後も格安Bluetoothワイヤレスイヤホンの需要は高まっていくと思われます。もしまだワイヤレスを使ったことがなければ入門機としていかがでしょうか。

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なんと545mAh電池がついて充電も可能なSoundPEATS充電ケースも登場。充電が足りない心配もこれでなしですね。
SoundPEATS製品網羅レビュー
サウンドピーツをおおよそ網羅してレビューしております。よかったらぜひご覧になって下さい。

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