おじさんになったり、結婚する、もしくは歳食うと、とたんにこだわりがなくなってしまう下着。ちゃんとした下着着てました? 最近。日本が誇るアンダーウェア起業、グンゼ。女性は男性と比較すると下着はこだわるアイテムですが、男性の場合は下着にこだわるのはモテたい年頃くらいでしょうか。それ以降は下着への関心度は下がる一方。世の中の大半のおじさんは下着に興味がありません。毎日、下着は着ているのに、毎日使うiPhoneのことばかり気にして下着を気にしないでいるのです。
で、本題です。グンゼのボディワイルドシリーズが結構いい。すっかり無頓着だった男性下着でしたが最近の下着はかなり進化していました。下着について改めて考え直してみましょう。
グンゼが白のブリーフだった時代は30年前の話だった
最近はワイシャツの下から下着の色が透けて見えないように、肌色の肌着のようなTシャツを着てました。よく来ていたのはHanesのやつだったのですが、最近は売っていないようですね。グンゼからも同じようなものが出ていました。
これなんか、ビジネスの当たり前のようなアイテムだけど、まあ、当たり前すぎて普通。まったく他のものなんて考えたことがないくらい、ものを選択するという意識を失って思考停止していた日常品です。
下着類、パンツ、靴下、肌着。てきとうに無印良品とかユニクロ、GUですませていないでしょうか。
今回購入したのはこちらのBODYWILD Tシャツプレミアム 完全無縫製なんですが、ぼくはこの10年はなにも考えずに3枚セットとかのボクサーパンツや肌シャツを買っていました。思考停止です。なんの疑問も持たずに、なにも考えずにただただ購入が習慣化、常態化していた下着です。
なんで急にこんなことを思ったかというと、腰ゴムをなくしたトランクス、BODYWILD AIRZを買ったあたりから、下着はちゃんとしたものを着た方がいいんじゃないかと思い出したんです。だいたい40年も経って進化していない下着があるとしたら、それは業界の怠慢だろうと。下着だってもっと進化していいはずです。
今回試したのはGUNZE/グンゼのBODY WILD/ボディワイルドのプレミアムライン。昭和に子供だった人、パンツは白のグンゼ、ブリーフパンツだった時代はすでに終わっていました。
グンゼのボディワイルドシリーズですが、案外高価です。3,000円弱の下着って!って思ったけど、実際着てみると納得のデキ!

GUNZE AIRZのようなパンツに1,500円も出すのか? 下着に3,000円も出すのか? という経済的な問題に直面します。だいたいGUで1枚あたり300円くらいで買えるし、ファミマだったら無印良品のボクサーパンツやブリーフは600円くらいで売っているので、なんらかの付加価値がないと正直厳しいですね。
じゃあ、どこが満足ポイントなんでしょうか。
完全無縫製とカットオフによるサラリ感
BODY WILDのプレミアム、完全無縫製インナーはネイビーモク(ネイビー杢)とグレーモク(グレー杢)があります。
遠くからは一色に見えるんですが、近くに寄ると糸が混じっているやつですね。別に杢じゃなくても買うんですが、杢の方が凝ってる感あるから、グンゼ社内の価格的な納得も得やすかったのかな。。
カットオフ、完全無縫製。布はつながっているけど縫ってない。そで、すそが切りっぱなしなので、引っかかりがないですね。これは下着扱いなのであまり一枚で着ないですが、一枚で部屋着として着てもかなり快適です。
ナイロン45% ポリエステル40% ウレタン15%と綿は入っておらず化学繊維でできています。夏の暑い時期には汗が出ますから、素材としてはウエルカムで、スポーツウェアとまではいきませんが、汗の乾きも早くサラッとした着心地。
白のワイシャツと重ねると、グレー杢とネイビー杢どちらかというと、グレーのほうが黒い感じが透けてきます。ネイビーは肌色ではないので透けるにはスケますが、グレーよりはスケ感は少ないように思います。厚めの素材感のワイシャツなら問題ないですし、薄い色が入っていれば心配は不要です。
肌に張り付く着心地がかなりいいBODYWILDプレミアム
着心地はお伝えした通りでサラッとしてます。肌着としてはもったいない感ある。体型にもよりますが肌に吸い付くような感じで身体との一体感があります。重ね着した場合、縫製がない+カットオフがかなり効果を発揮します。下着のゴワゴワ感がなく「着ていない」ような感覚。
シャツがひっかからないのが、とても心地いい。これにつきますね。カットオフ+無縫製が効いてます。
先程も書いていますが、濃い色のシャツの下に着る分には、スケはまったく気にならないので白いワイシャツではない人には無条件におすすめしたインナーです。Vネックの空き具合も絶妙な高さになってますから、外から見えることはありません。ボタン3つ開けると見えてきますが、2つボタンをはずしても問題ない深さのV開きになっています。
グンゼのBODYWILDインナーの種類とおすすめ
ということで、ぼくはGUNZEのAIRZの無縫製パンツと同じく、完全無縫製インナーにだんだんに切り替えていこうと思います。ネイビー杢がかなり気に入りましたね。インナーとしてもいいのですが、部屋着として着ていてもサラサラ感があるので、休日には家で一枚で着ています。
サイトではグレー杢のほか、ネイビー杢、サイズが選択可能です。素材は化繊ですが、着心地もよくおすすめできます。サイズはM、Lがあります。
ちなみに綿のVネックTシャツもあります。ブラック、ホワイト、チャコールグレーなどがあります。こちらは1,000円以下からあります。サイズはM,L、LLで大男にも対応。
ベージュ下着は、ポリエステル40% 綿30% レーヨン30%のもので600円程度から。保守的な方は肌色/ベージュ、ライトグレーのごくごく普通のもありますよ。最近はHanes/ヘインズの肌色の下着があんまり売っていないので、いい機会なので日本のグンゼのインナーを選んでみてはどうでしょうか。
最近グンゼにハマっています。よかったら関連記事も読んでみてください。

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