スマートフォン、iPhoneにカーナビアプリが出て久しいですが、カーナビ業界も斜陽産業となりました。確かに専用機は専用でいいのですが価格が価格だけに、今の時代に車「専用」に買うのもなんだかというのと、例えばなんですが、130万円の車に対して15〜20万円のカーナビをつけるのって本体価格の10%を超えているわけで、絶対おかしいと思うんです。というわけで、格安スマホをカーナビにしませんかという提案です。
格安スマホ時代のカーナビ選び 地図が常に最新なスマホ
で、じゃあSDカードの入ったメモリーナビ、ユピテル、ゴリラといったいわゆるPND(パーソナルナビゲーションデバイスと言われていたもはや死語かもしれない)が出て来るわけです。たとえばこんなものがAmazonだと売っているわけですが、1万円後半くらいから5万円と通常のカーナビに比べると、安いのはいいのですが、1万円は1万円な訳でどうにも安っぽい。そしてやはり専用機ということで、カーナビにしか使えないということですね。オーディオもSDカード刺せば聴けるじゃんとかなるんですが、そこから有線ケーブルで繋いでとかなるとコードもあるしダッシュボードに貼り付けたりとなんだか汚くなる一方です。
それじゃどうするのかとなるんですが、スマホを使えばいいんです。Googleマップでも、iOSのマップでも、ナビをするだけならマップアプリで事足りますが、国内ならYahoo!カーナビが圧倒的によくできてます。なにが便利かというと、駐車場情報の充実(オンライン決済もできるようになりました!)、VICS渋滞情報(ヤフー!IDログインが必要)が見られることですね。
わが家の場合は、LINEモバイルのHuawei P9 liteをナビ代わりで使っています。高性能かつ格安、回線速度も格安SIM会社内ではダントツに速いので重宝しています。
インターネットにつながっているマップアプリの便利なところは、地図データが常に最新だということです。据え置き型/ビルトインのナビだとアップデートにお金がかかったりディーラーで更新となると5万円とか意味の分からない値段になったりするわけですが、そういう無駄なお金がかからないのがポイントです。
用途に応じてマップアプリを使い分ける
どのアプリを使おうが、すべて無料なので用途に応じて地図アプリを使いわければ良いと思います。たとえば、食べログからお店の場所へ移動するなら、OS標準の地図アプリでそのままナビしてもらえばいいですし、行き先がはじめからわかっていれば、ヤフーカーナビをセットしておくとか。海外であれば、Yelpから標準アプリを呼び出してナビしてもらうのがいいでしょう。
今はスマホ検索→スマホ地図が自然な流れ
地図をいきなり探すというよりは、その前に「あれが食べたい!」とか「あのお店は何時までやってるのかな?」みたいなのがあるので、日常生活ではスマホで何かを検索したあとで、地図が起動されることが多いはずです。そうなると現代においては、スマホ検索→スマホ地図起動というのが自然で最もスマートな流れだと思います。なら全部、スマホ完結がいいでしょうということですね。
煩わしい通知を見せたくない
今はスマートフォンにすべての個人情報が集まっている時代です。みんなに向けたニュースの他にも、あなたの嗜好にあわせた通知まで来る時代です。手持ちのiPhone/Androidをカーナビにしてもいいのですが、通知が来るといちいち画面に出てしまいますね。
妻子持ちは関係ないでしょうけれど、彼女と乗っているのに他の女友達から連絡が来たり、三角関係や浮気がバレたり、なんの関係がない場合でも勘ぐられたりする人も出るでしょうから、パーソナルな通知がオープンになるようなことは極力避けたいはずです。
いちいち通知をオフにするは面倒だし、おやすみモードにしてもナビが表示されていれば音なしでも画面に通知が来てしまいます。そうするとやはり2台目が必要になると思うわけです。
格安スマホ時代で、簡単に2台持ちができる時代
そんな時にどうするのかというと2台目を車用に買ってカーナビにするんです。車に置きっ放しもいいですが(もちろんダッシュボード上に置いておけば車上荒らしの危険はあるので、グローブボックスにしまうなどは必要)持ち歩けば、メインのAndroid、iPhoneなどの電池切れの時も、2台目サブ端末があれば、カバーできますね。
配線がスマートになる方法として、挟むタイプのスマートフォンホルダーもいいのですが、マグネットタイプが圧倒的におすすめです。挟むタイプは使っていないときがだらしなくなってしまいますから。
マグネットタイプはエアコンの吹出口の羽をはさみます。何パターンかやってみましたセンターコンソール上のエアコンでもいいですし、運転席右のエアコンの羽でもいいかもしれませんね。横から見るとかなりさっぱりして見えますよ。
いろいろホールドする形式はありますが、最もスマートなのがマグネット。マグネットタイプはSmartTapというのが一番スマートでおすすめできます。角度も変えられるので縦にしたいときは縦にくるっと回します。簡単です。縦になったときを考えて若干下寄りにマグネットを貼るのがいいと思います。
2台目スマホは高いのか データプランは格安かつ解約縛りなし
最終的に、電話代高いんでしょ?となるんですが、今や通信費は激安の時代です。カーナビ用途であれば、通話プランは不要でデータ通信のみのプランで十分です。格安スマホと格安SIM3GBくらいあれば、足りるでしょう。メインの端末をお持ちならなおさらです。
LINEモバイルの場合をおすすめする理由として、SMSが標準で含まれている点と、LINEのアカウント発行がスムーズというのがあります。そして価格と速度がバランスがいい。
LINE通信のみ無料となる1GBの500円プランから、3GB〜はじまる、5GB、7GB、10GBのLINEに加えてTwitter、Facebook、Instagramの通信が無料のコミュニケーションフリープランがあります。
これでいくらかというと、端末は1万円台、格安SIMが月額1,000円程度ですから、最初に2万円あれば、安いPNDとか買わなくてもいいんです。
わが家の場合はLINEモバイルをナビ代わりに
うちはLINEモバイルでHuawei P9 liteをナビにしています。今はキャンペーン中で10,000円引きの19,800円で格安ですが、性能もさることながら、全体の完成度と質感が10,000円のよくわからないメーカーよりも断然上。以前Huawei P8 liteを使っていましたが、P9 liteはかなり質感も上がったこと、カメラ性能も非常に高く2台目ではもったいないくらいの性能となっています。
通信速度も格安SIMトップクラスのLINEモバイルおすすめです。
格安SIMの通信速度調査はこちらです。当サイトで測定した数値を公開しています。

LINEモバイルキャンペーン
現在は、人気3機種のセールも行っています。
【期間】2016/12/12(月)10:00 〜 2017/1/10(火)
【対象端末】ZenFone Go(19,800円 → 14,800円)arrows M02(29,800円 → 24,800円)arrows M03(32,800円 → 27,800円)
端末セットであれば設定が済んだ状態で送られてくるのでSIMの差し替えも必要ありませんから、メカに詳しくなくてもすぐに利用が可能です。
いやいやLINEモバイルじゃあ嫌だという方、
おすすめ格安SIMランキング
現時点のオススメ格安SIMのランキングは以下になります。
1位 LINEモバイル
/LINE MOBILE
コミュニケーションフリーはLINEを含めソーシャルメディアTwitter、Facebookなどの通信費をデータ通信にカウントしないプランです。圧倒的に他社より速くオススメできます。
2位 mineo
6か月-800円キャンペーン中
価格.com満足度1位の格安SIM回線、ドコモのほか、au回線の利用も可能。かなり快適。20Mbps超えで不満が出るとは思えませんし、なによりキャンペーンで安くなるので年間で考えるとかなりお得。データSIMで2台目にもよし!
3位 楽天モバイル
+850円で5分までの通話料が無料 安定の速度。楽天カード
を持っていればさらにポイント+1倍! メジャーかつ速いので、満足度も高いでしょう。
4位 IIJmio
格安SIMが3GB月額900円〜 東京駅前でも時間帯での差も少なく安定的。シェアプランもあって便利、10GB音声付きで3,260円でSIMも2枚追加でつけられてタブレットなんかにシェアできます。
5位 DMM mobile
低速状態になっても、はじめの一定量だけ高速通信で読み込みを行くバースト機能がいいです。SIMカードの複数発行にも対応しているので、データシェアするにも向いています。
いずれにしても、格安スマホ+格安SIMの組み合わせによる、カーナビ利用というのは今後も増えていくと思っています。これだけ通信費が安くなると2台持ちというものが、一部の人のものから一般的に開放されてきているなと感じますね。「あ、2台目買う口実ができた!」「ふだんiPhoneだけどAndroidもさってみたい、勉強しておきたい」という方にはいいのではないでしょうか、ぜひ!