海外通販サイトEverbuying.netさまよりCube iWork8 Air 8.0 inch Tablet PCの提供を受けましたのでレビューいたします。少し前にCube iWork8 Ultimate 8.0 inch Tablet PCのレビューをしていますが、こちらの商品は「Air」はUltimateとの差額20ドルでフルHDとなるのが特徴です。
iWork8 UltimateからiWork8 Airに軽量化、解像度アップ
「Air」というとApple製品のイメージが強くMacBook Airが「Air」のはしりかと思います。厚かったMacBookが薄くなった、軽くなったので「Air」だったわけですが、今回のiWork8 Airは名前通りなのでしょうか。比較は前モデルのCube iwork8 Ultimate 8.0を選びました。
| Cube iWork8 Ultimate | Cube iWork8 Air | |
| 価格 | 8,000円程度 | 10,000円程度 |
| サイズ | 213x127x9.8mm | 213x127x9.8mm |
| 重量 | 346g | 314g |
| 駆動時間 | ?時間/3時間 動画再生時 | 8時間 Wi-Fi |
| バッテリー | 3300mAh | 3500mAh |
| OS | Win10 Home + Android5.1 | Win10 Home + Android5.1 |
| CPU | Intel CherryTrail AtomZ8300 1.44GHz MAX1.84GHz | Intel CherryTrail AtomZ8300 1.44GHz MAX1.84GHz |
| メモリ | 2GB | 2GB |
| 主記憶 | 32GB | 32GB |
| ディスプレイ | 8インチ | 8インチ |
| 解像度 | 1280×800 | 1920×1200 |
| カメラ | Main2.0MP Sub2.0MP | Main2.0MP Sub2.0MP |
| Wireless | 802.11 b/g/n Bluetooth | 802.11 b/g/n Bluetooth 4 |
カタログスペック上、変わったのは重さと解像度、重さが32g改善され、314gとなりました。実際に測ってみたところ、実測値も314gです。他、解像度が1920*1200となるフルHD対応。8インチの画面に対してFHDのため相当、画面が広く感じられますが、タブレットモードで使ったとしてもボタンが小さすぎるので、拡大表示が必要になるでしょう。厚さは以前のままなので「Air」という文字な割に変わった感じを受けませんが、1割軽くなったのは非常にすばらしいです。

Cube iwork8 Air 8.0 inch Tablet PC
Cube iWork8 Airの開封

箱はかなりコンパクトです。全面プラスチック製の筐体の質感はまあまあです。前回同様の質感です。10,000円程度の端末ではAmazon Fireタブレッドなどもあり、こちらも金属などは使えませんので、このクラスの端末の質感は平均的なのかもしれません。付属品は本体、簡易説明書、Micro USBケーブル、USB OTGケーブルです。

iPad miniと比べると若干厚い厚さです。プラスチックですが、銀色の縁取りがちょっとだけ高級な気にさせてくれます。白一色の筐体ではちょっと寂しいので、性能には関係ありませんが、ちょっとした装飾はうれしいです。本体右に電源、音量ボタン、上部にMicroSDスロット、イヤホンジャック、MiniHDMI、MicroUSBになります。
ディスプレイのパネルはプラスチック製なので、傷に弱いようです。少しのスレで傷がつくようなのでフィルムなどを利用するのがいいでしょう。

8インチにフルHD1920*1200だと、もうどうにもタスクバーも小さくパソコンとしては使いづらいと思いますが、ビデオなんかの再生には目が詰まってとてもいいですね。

推奨は200%表示で、960*600相当のRetina的な使い方になります。
双系統 デュアルブートではあるけはAndroidメイン利用かな

この端末、Windows10とAndroidのデュアルブート端末です。ただし、32GBにパーティションが切られるため、microSDで拡張が必須となるストレージ容量です。
Cube iWork8 Airのストレージ容量
全体容量は32GBです。
Windows10側 15.5GBに対して空容量5.6GB
Android5.1側 7.75gbに対して空容量7.2GB
前回の Cube iWork8 Ultimateの記事を確認したところ、Windows10側が15.3GBに対し3.1GB空き、Android側が7.8GBに対して5.7GB空きとなっていましたから、何が削られたかは確認してませんが、かなりスリムになった模様。UltimateのWindows空容量が3.1GBは何も入れられないような状況でしたので、改善されたと思います。必要に応じ安くなったmicroSDを購入ください。
なお私の提供を受けたiWork8 AirはCドライブ直下にiWork8の紹介動画が3つ入っており、これを消したことで1.5GB分の空きをさらに得られました。
双系統というデュアルブート端末がゆえに、容量圧迫があるので、Windows10も快適に利用したい場合は、売っているかは別問題ですが、できれば64GB以上でデュアルブートの端末を購入した方がいいと考えます。
Cube iWork8 Airのベンチマークテスト
性能はどうなのか。AnTuTu Benchmark、CPU-Z、ドラゴンクエストベンチマークの測定値をいつも通り確認しています。
AnTuTu Benchmark

AnTuTu:55,626 Geekbench3:828 / 1,868
比較対象のWork8 Ultimateが同じ構成で、57,647ですので、2,000くらいは誤差で良いでしょう。Windowsマシンとしてメインで使うよりはAndroidタブレットとしての利用がメインとなると思います。Android 5.1ではストレスなく利用可能ですから、Windows10は場合によっては、ちょっと使えますという感じで利用するレベルです。
CrystalDiskMark

CPU-Z

CPU Single Thread 206
CPU Multi Thread 611
うーむ、これはかなり低い結果となっていると思います。
ドラゴンクエストベンチマーク

ここら辺はまあこんなもんかと。この端末でゲームをやる人はいないと思いますがご参考に。
Cube iWork8 Airの日本語化
もちろん、言語変更が可能です。Windowsでは、中国語と英語がプリインストールとなっていますが、言語についてはダウンロードで「Setting」から「Region & Language」から言語を追加、Optionから日本語のパッケージをダウンロードします。
Androidについては、簡単かと思いますが設定から言語を設定してください。
Cube iWork8 Air購入にあたって
今回紹介したCube iWork8 Air 8.0は、Everbuying.netから購入可能です。
毎度のことですが、「海外ガジェット」で紹介する端末は、海外での利用が前提で国内通信利用を推奨しません。海外旅行好きの方、海外出張の多い方には、渡航先でのWiFi通信端末として、SIMフリースマホは現地格安SIMの購入や、中国であればChina Unicomや北米であればZIP SIMで、現地の通話・通信、カーナビ代わりに活用でき非常に役に立ちます。海外では渡航先の認証(例えば技適、CE、FCCなど)を取得している端末をご利用ください。SIMフリー端末においては、使用国のバンド/周波数を確認する必要があります。
今回紹介したのはCube iWork8 Air
CUBE iWork8 Air Tablet PC Intel Cherry Trail Z8300 64bit Quad Core 1.44GHz 8.0 inch Windows 10 + Android 5.1 IPS Capacitive Touchscreen 2GB RAM 32GB ROM

Everbuying.netの購入方法とクーポンについて

Gearbest.comの購入方法とクーポンについて

Gearbest.com、Everbuyig.com、aliexpress、Banggoodなど、海外輸入ガジェットを実際に使ってみてレビューしています。
購入方法、セール割引、クーポン情報などもありますが、実際にさわっていない端末をオススメするのはどうも気が引けますので、ちゃんと使ったうえで、どう使うのがいいのかなどお伝えできればと思っています。
今まで紹介してきた海外・輸入ガジェットは「輸入ガジェット」カテゴリでまとまっていますので、ぜひご覧ください。
