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NETFLIX『監視資本主義』を鑑賞できる人/できない人の格差 Our Social Dilemma 

QOL

NETFLIX/ネットフリックスの映画『監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(Our Social Dilemma)』は、個人の行動データがどのように使われているか、どのように企業が収益を上げているのか(マネタイズしているのか)を理解するのにとてもいい参考書になります。個人の行動ログがサービスに蓄積され、それがどのようにマネタイズされているのかを理解することで、あなた自身がどのようにネットサービスに向き合うべきか、考えるきっかけになるでしょう。

ネット業界でマーケティングに関わる人はもちろんのこと、まったく関係ない仕事をしていても、学生であっても、お子さんのいるお母さんであっても観た方がいいです。タイトルに、この映画を鑑賞できる人と鑑賞できない人に格差ができると書いたのですが、本質的には、これを観たとしても自ら考え行動し、何か行動を変えていこうとする人と、行動しなかった人の格差も拡がっていくことに注意したいところです。

ユーザーの可処分時間をお金に変えるビジネス


このネットフリックス オリジナル映画『監視資本主義』では、①Twitter、Facebook、InstagramなどSNSの創業期の社員や、外部の専門家やエンジニアの話と、②ユーザー行動がログデータを元にどのようにマネタイズされているのかをドラマ仕立てに解説する話が並行して走り、SNSの功罪についての話が進んでいきます。

また、SNSのレコメンド(ユーザーの興味があるものをおすすめする)機能により、情報が偏って表示されることでは、政治では右派、左派が極端になってきていることや、フェイクニュースが広まる仕組みを説明しています。

表示されている情報、投稿の内容が正しいのか、真実なのかをSNSが判断するのではなく、SNSが判断しているのはよりユーザーがそのプラットフォームで時間を潰してくれる表示になっているかです。あなたのタイムラインはSNSによって情報が出しわけされています。SNSでのタイムラインはあなたが「見たい」ように、情報がプラットフォームにより編成されていることを知るべきなのです。そしてそういった状況を是正しよう、是正しなくてはならないのだというメッセージでこの映画は締めくくられます。

こういった考え方の偏りが起きる問題もありますが、ぼくはそこに至る前の段階、SNS中毒、スマホ中毒になる人が身の回りでも多いことを危惧しています。中毒は言い換えれば、依存症という病気でしょう。これはソシャゲー(課金中心のボタンを押すだけの考えないでいいゲームといってもいいかな)でも起きる現象で、多くのユーザーがSNSを中心に生きているような状況です。

スマホ画面に釘付けになってはいけない

SNSはなぜユーザーは無料で利用できるのでしょうか。ただで運用されるサービスはないのです、なんらかの収益手段があるのが世の中の仕組みです。無料で使える代わりに個人の行動、嗜好性のデータをサービスに捧げそれをネタにサービス会社は売り上げを作っているのです。ユーザー行動は監視されそでがお金に替わっています。

映画で印象的だったのは、利用者を「ユーザー」と呼ぶのは、テック業界とドラッグ業界だけだという言葉です。ネットでは当たり前の言葉ですが、ユーザーに常習的にサービスを利用させてこそ、そのサービスは成長(グロース)するのです。

アプリを常用させることでビジネスが成り立っているのは、Facebook、スナップチャット、Twitter、インスタグラム、YouTube、tiktok、Google、pinterest、reddit、Linkedin。日本だったらLINEがこれにあたります。これらのサービスはユーザーを画面に釘付けにさせてこそ意味があるサービスです。スクロールさせ、タップさせ、またスクロールさせる。これはスロットを回しているのと近い状態。ユーザーの射幸心を煽るように、いいねやタグ付により、画面を見ないといられない状態にする仕掛けをつくりつづけているのです。

ぼくは本業でもブログなどでも、メディア運営を行っていますが、こういった業種は見てもらうための方法を一生懸命に考えているのです。いかに人々に長くサイトにとどまってもらえるか、限られた可処分時間をいかに消費してもらうかがサービスのキモです。ひとに役立つことをしている代わりに広告などで対価をもらう、それは、そこにある「情報」に価値があり、情報が売り物になる前提ですが、今のソーシャルメディアでは人々の個人情報や行動が売り物になっているのです。極端に言えばSNS上の情報はなんでもよく、とにかく人がたくさん来てプラットフォームを使ってもらえればいいのです。情報の価値が売られているのではなく、そこにいる人の個人情報、行動情報が売られているのです。人々の情報が取引されるプラットフォームが誕生したと考えていいでしょう。

子どもを守るとともに、大人自身も規制しよう

Facebookに投稿するあなたの情報はFacebookの肥やしになっていることを認識しないとなりません。それを知った上で、あなたはその情報をFacebookに投稿するのか? そういう話です。ぼくはブログの投稿は自分のブログに本文は置き、SNSは情報伝達の手段だと割り切っていますが、ブログなどのメディアを持たない個人は、SNSに投稿をし続けることでプラットフォームに搾取され続ける構造になっているのです。この構造を理解し、SNSとどのくらいの距離をとって向かい合うのかを、自身で決めたり家族で話し合うのは有意義でしょう。

あなた自身の時間も子どもの時間も悪い大人が奪おうとしているこういたマネタイズの仕組みを理解することで、自身の時間をいかに有意義に使う必要があるのか、ムダな時間など一切ないことに気付けるはずです。

画面上の加工された写真や加工されたセルフィーを見てそれに憧れて、自分の人生を編集する作業に追われていることに気づくべきでしょう。親までもインスタグラムに必死になっているとか、そろそろ気づいたほうがいい状況です。今のようにSNSが発達した時代では、有史以来最も人間が多くの他人の目にさらされている状態で、大人も子どもも村の中で大事に育て守られていた時代に比べ、処理しきれない量の人間からの悪意のあるコメントや攻撃に直面しています

人間の脳は太古の昔からそれほど進化はしていないのに、浴びる情報量は爆発的に伸びており、処理できずにパンクしてしまう人が増えているのです。これは最近の有名芸能人が自殺してしまうようなところにもつながる話なのかもしれません。

あなたの時間や家族の時間は誰かが守らなければならない

スマホ中毒も増加し、画面だけ見て横にいる家族を見ない人も増えています。インスタして、Facebook見て、楽天を見て、ZOZOを見てと一日が終わってしまう人は、何時間スマホの画面を見ているか、iPhoneのスクリーンタイムなどスマホの機能で確認してみましょう。2年前に書いた記事をリンクしておきます。

こう言った事実をスマホに夢中なっている友人、恋人、家族に言うと、大きな反感を買います。2年前のぼくがそうであったように大きなのいさかいを生むかもしれません。

それでも勇気を持ってルールや約束をして、目の前にいる人のことをもっとよく見て、大切にすることを決めてください。今は『監視資本主義』のような映画も出たことで、啓蒙活動が進みはじめています。家族がパチンコ中毒になったら話し合うのに、スマホでスロットのようにスクリーンをスクロールし続けて、いいねを押し続ける家族に言葉をかけないのは誤っていると思います。

特に子どもは守ってあげてください。大人は習慣を変えられないかもしれないけれど、未来のある子どもには時間の使い方を教え、スマホのほかに熱中できる、将来自分のスキルになるようなことを代わりに見つけてあげるようにしましょう。

「スマホ」という抽象的な熱中対象ではなく、「読書」「絵を描く」「プログラミング」など、より具体的な熱中対象を見つけてあげるべきです。大人もそうですよ。スマホに惑わされていては身を滅ぼします。

こういった映画は、広告主がいないネットフリックスだからこそ制作、放映、配信ができます。このことも理解してください。「無料」のテレビでは観ることはできないのです。観ることができたあなたは少し進んでいますが、本当に行動に移せるでしょうか。行動に移せた人とまったく何も知らなかった人の間には、間違えなく数年で大きな開きができるはずです。子どもならなおさらです。

映画の最後にエンドロールと共に対処方法が列挙されます。明日からみんなの役に立つはずです。行動を起こしましょう!

  • 通知を切る(緊急でない通知は極力切る)
  • YouTubeのおすすめ動画を観るな
  • 共有する前に事実確認をする
  • 情報の偏食をするな(複数の視点を持て)
  • 子どもにSNSを使わせるな

研究結果に基づくアドバイスもありました。

  • 寝室にデバイスを持ち込むな
  • SNSは16歳まで禁止
  • 時間を予算化しろ
    電子機器の適正な利用時間を子どもと話し合う

極端だと思いますか? でもじわじわと中毒になっていきます。 いきなりやめられなくても、意識することは非常に大切です。うまいいバランスを取りながら、デトックスしていきたいですね。

アプリを削除しろ。
外に出ろ! 世界は美しい!

スマホの画面以外のすばらしい世界とすばらしい出会い、仲間に目を向けましょう。

ここにKindleを買う理由が書かれていますが、通知をオフにして集中してなにかに対応できることは、現代では非常に大切な経験となります。そういった時間を自分から作ることが大切です。

ゲームのやりすぎにも注意!

QOL
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この記事を書いた人:たなかま

たなかま
BlackHouseの人 40代半ばのサラリーマン+ブロガー。普段はニュースメディアのマーケティングを担当しながら、個人の活動としてガジェットレビュー記事、動画の制作や、サービス企画・システム開発のディレクターをしています。 もともとは求人広告のグラフィックデザイナーをしていましたが、雑誌編集やら、そのアプリ化やCMディレクションなどをやっていたら、いろいろできるようになりました。

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