iOS10のリリースでシャッター音、スクリーンショットが大きくなりました。その後、音を消す裏技の記事が出回りましたが、この裏技を使う際に出るアクセシビリティのAssistiveTouch「ボタン」が非常に邪魔です。この「ボタン」の位置はどこがベストポジションなのか、ボタンを置く位置を真剣に考えてみました。
そしてこのボタンを消したいときに消すにはどうしたらいいのでしょうか。
まず本家本元の記事を紹介
iOS10でシャッター音やスクリーンショット/スクショの音がデカすぎて、シャッター音がしないようにスピーカー部分を押さえて撮影することが多くなっていた矢先9月19日に、GADGETSHOTに以下の記事がエントリーされました。
この記事で本当に助かりました。管理人キリカさんにお礼申し上げます。その後、各メディアでシャッター音、スクリーンショット音が消せる裏技が発見されたと、出元不明で拡散されたのは記憶に新しいところです。
シャッター音は日本では盗撮防止のために音が出るように設定されているため、この方法で消えてしまうのは「バグ」であろうというところで「裏技」として扱われています。
手順は簡単には以下になります。詳しくはGADGETSHOTさんをご参照ください。
AssistiveTouchを使って、シャッター音/スクショ音の消し方
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」を開く。
「AssistiveTouch」をオンにする。「最上位メニューをカスタマイズ…」からアイコンを一つに減らし、そのアイコンの機能を「消音」にします。
訳も分からず設定している方も多いとは思いますが、「1個のアイコン」に数を減らすことで、複数ボタンがあると比べ、1階層少なく機能を呼び出せるようになるので、一発で「消音」を呼び出せるのです。そのためショートカットとして機能します。
また、AssistiveTouch経由で「消音」機能を使うと「バグ」により操作音がすべて「消音」となり、消音してはならないシャッター音が、結果として「消音」になってしまうのです。
以上が消音方法と仕組みです。
AssistiveTouchボタンのベストポジションは右上だ
消音設定時に表示されるAssistiveTouchボタンが非常に邪魔なのです。このAssistiveTouch「ボタン」の位置をどこにするかを考え、「ボタン」を必要に応じて表示/非表示にするのがこの記事です。
兎にも角にも、ベストポジションが決まらないことには落ち着かないのは人の性でしょう。左に置いたり右に置いたり、いろいろ試しました。
Instagram、Amazon Videoでテスト。電池の容量脇、Bluetoothなどの機能表示アイコンの右1つめくらいがベストポジションでしょうか。
続いてヤフーニュース、スマートニュース。ちょうどタブの間になっていい感じです。これならタブを押せるスペースがあります。この位置だとSafariのURLを押した時もクリアするための×ボタンが押せるので、電池のパーセント表示脇がよいでしょう。左寄りでもよさそうですが、右手操作の場合はこの位置がベストなのではないでしょうか。
とはいえ、アプリによってはちょっとずらした方がいいことも
写真アプリの「選択」「検索」のように、ボタンが複合的に置かれている場合、Bluetoothのインジケーターアイコン1つ分、左にずらした方がいい場合もあるので、ここら辺は使っているアプリに合わせて調整してみてください。
横向きにした時に邪魔になるのでボタン自体を消す
縦向きで使っているにはいいのですが、横向きに使うことの多い、ゲームや動画はどうでしょうか。
ゲームやYouTube、AbemaTVなんかでは、横に回転すると縦の場合と同じような割合の位置にAssistiveTouchボタンが移動します。この「ボタン」はゲーム、動画再生時にかなり邪魔になります。
「ボタン」を必要に応じて非表示にしたくなります。そこで、同じく「アクセシビリティ」最下部にある「ショートカット」に、この「AssistiveTouch」を設定することで、ボタンの表示/非表示を切り替えられます。
この設定をするとショートカット(ホームボタンのトリプルクリック)により、前項で設定した消音が設定されたAssistiveタッチの「ボタン」自体を表示/非表示にすることが可能となり、カメラシャッター音、スクリーンショット音をオフにする必要がある時に、ボタンを表示/非表示を切り替えられるのです。
※ショートカットに設定することでAssistiveTouch自体のオン/オフをすることで表示/日表示を切り替え、不要な時に「非表示」にすることができます。
これで動画を見る時には不要なAssistiveTouchアイコンを非表示にすることができました。
シャッター音をオフにする参照リンク
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