FITUEYESとは、モニターアーム、テレビ台、モニタースタンドをデザイン・製造しているメーカーです。今回はFITUEYES(フィツアイズ?)BMA1201MWというシングルアームのモニターアームを試しています。たったの3,000円で買えるモニターアーム、どんな感じでしょうか。このモデルにはダブルアームモデル BMA1202MBもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。FITUEYESさまより製品を提供いただき、実機レビューしています。
誰でもわかる組立方法で簡単に設置できる


少し大きな箱に入って登場のモニターアーム。モニターアームはたいてい重いんですが、これも重いです。ただ、こういったモニタアームはしっかりしたフレームなしには、そこそこ重いモニタを同じ位置にキープできませんから、それなりの剛性と本体自体の重さが必要ですから当然の重さと言えるかもしれません。


同梱物は、モニターアーム本体、モニタマウント用金具、クランプ、簡易ドライバー、ネジと説明書です。基本的にクランプで机をはさむ(クランプ式)か、机に穴開けし、ネジを通してとめる(グロメット式)の二通りの方法でセットできます。
設置は簡単 アームを机に挟んで終わり
説明書が簡単なこと、そもそもネジパーツがきれいに小分けにされていて、どのパーツをどこに使うか迷わないことは、評価ポイントとして高いものがあります。アーム下に取り付け金具を付属のドライバーで取り付けるだけ。そして、モニタ側は、マウント金具を付けて、アームにスライドさせて取り付けるだけの手軽さです。


この製品の良いところは、アームに直接マウントがついていて取り外せないタイプではなく、マウント自体をモニターにつけてから、アームにスライドさせて取り付け、ネジ留めするタイプであることです。モニターを持ち上げながらアームにつけるなどの手間がなくとても便利にできています。頻繁にモニタを替えることはないと思いますが、取り付け作業がかなり簡単で好感が持てます。


VESAマウント対応。マウントがつくビスの穴があれば大概のものは取付可能です。この場合は、LGのモニタ、DELLのモニタでテストしてます。どちらもバッチリですね。
少し前は、3,000円程度のモニターアームでは横方向の調整しかできないものが多かったのでですが、これだけしっかりした作りのものが、3,000円台で買えるとなると、ありとあらゆるディスプレイをモニターアーム化してもいいのではないかとすら思える安さです。
ダブルモニタのBMA1202MBは5,300円ほど、シングルのBMA1201MWが3,000円程度とドえらい安さです。
ダブルアームタイプもあります。二本買うより安いです。
FITUEYES たったの3,000円という狂気


3,000円です。たったの。狂気の価格設定。送料を考えると一体どうしてこんなにも安いのかわかりません。パソコンで仕事をする人間には、うれしすぎる価格設定です。
アームをクネクネと自分好みの位置に調整しましょう。アームで浮かせると机の上はかなりスッキリして整理されたように感じるのは、仕事効率向上にもいいでしょう。すっきり気持ちよく仕事向き合えます。


調整ネジは主にディスプレイ裏の角度調整とディスプレイの重さに合わせてアームの硬さを調整する部分のみ。至ってシンプルで、操作に迷うことはないでしょう。


アームはどちらの方向にも何回も回るタイプで可動域は制限されません。配線の都合はあると思いますが、グルグル回って余計な気を使うこともないでしょう。
アームの使い方としてはこんな感じの折れ曲がり具合の場合が多いのではないでしょうか。特にグラグラすることもなく安定感バッチリです。


アームを完全に伸ばした場合でも、しっかり支えています。伸ばしながら首だけ曲げることも可能。挟む場所さえあれば、稼働範囲内で自在に動かせます。
これと言った不満点はなく、値段的に考えてもなんの不満が出るのかというレベルの完成度を誇る製品でしょう。圧倒的なコストパフォーマンスです。
何回も繰り返しますが、ダブルモニタのBMA1202MBは5,300円ほど、シングルのBMA1201MWが3,000円程度と、これだけ利便性を上げる機材が数千円というのは狂気の値付けです。
いままで、モニターアームの存在は知っていたけど、使ったことなかったなとか、初めてこんなのあるの知ったよという方にも、激安価格でお試しには最適でしょう。
この記事で興味を持たれた方には、ぜひお勧めしたいと思います。