スマートウォッチというとApple WatchやGarminのものが思い浮かびやすいですが価格帯が40,000円程度となり、そう簡単に手が出るものではありません。そこでおすすめしたいのが格安スマートウォッチです。最近はデザインもかなりスマートになってきており、見た目も悪くなく、機能もしっかりしてきました。今回はISWIMさんよりi-SWIM ID115の商品提供いただきましたのでレビューしていきます。
ISWIMスマートウォッチは1,999円で通常必要な機能はおさえている

これですよ。これがアマゾンで激安です。カラーバリエーションはレッド、グレー、グリーン(ライム)です。シックにもスポーティーにもなります。
最近の格安ガジェットはかなり箱もしっかりしたものが多くなってきていて、これが3,000円台だとは思えない充実した内容になっています。
かなりシンプルな設計、構造でワンボタン。本体は直接USBにさせる接点が付いていて、そこをガッチリとしたバンドがつき浸水を抑えます。シンプルな構造ですが、これでIP68の防塵防水性能が確保されています。
基本機能は時計ですので時計の表示、日付の表示は可能ですが、スマートウォッチの機能として重要なメッセージ系の通知、着信通知はもちろん、心拍数の把握や歩数、消費カロリー表示などの機能は一通り付いています。

本体下部の角丸のマークを押すと画面が切り替わリマス。ホーム(時計)→万歩計→心拍数→ウォーキング→ランニング→バイク→ホームとなっています。各モードで長押しをする運動が開始されます。
- 時間や日付表示
- 歩数や距離や歩行時間・消費カロリー
- 24時間心拍数の測定
- メッセージ・Line・メール(SMS)等の通知と内容表示
- 電話の着信通知と拒否(3秒長押しで拒否)
- 睡眠時間の自動計測、睡眠品質の分析
- カメラ遠隔操作
- スマホの紛失防止(機能未確認)
- 運動等のデータ自動同期、運動データ分析
- 腕を傾けると自動点灯
- タイマー機能
- 長座注意
- スケジュール管理
ないのは、高級スマートウォッチによくある、スマートウォッチ自体のGPS機能、アプリインストールによる拡張機能です。特にGPSによる移動状況のマッピングはこのデバイス自体ではできないのですが、このスマートウォッチに対応するアプリ「VeryFitPro」によりスマホ側のGPSをつかってデータを取ることが可能です。後ほど詳しく説明しますが、価格に対して十分すぎる機能を持っていますね。
高コスパ ISWIMスマートウォッチは価格的には十分な機能
i-SWIMのSNSなどの通知機能
スマートウォッチでから、時間と日付の表示だけではなく他の機能もたくさんついているのが売りです。特に通知機能は重要だと思いますが、カレンダー、メール、SMSは当然サポートされていますが、Facebook、Twitter、QQ、WeChat、Whatsapp,Linked in、Instagram、Facebookメッセンジャー、LINE、Viber、Skype、KakaoTalk、VKontakteに幅広く対応し、日本の場合はLINEに対応していることは非常にうれしい機能です。
メッセージ内容が簡易に見られる機能ですので、Apple Watchのように返信はできませんが、確認して重要であればスマホから返信をするなど、通知としての機能は十分だと思います。
そして、会議中や電車中に、電話を受けることが不便である場合、3秒を長押しすると、拒否できます。
i-SWIMの健康管理、生活習慣改善機能
運動など健康管理面の機能としては、運動時の歩数、距離、カロリー消費、移動距離と時間の記録はVeryFitProとBluetoothで連携して行います。心拍数、睡眠時間などの健康管理機能が搭載され毎日の生活習慣改善にも役立ちます。
特に心拍数の記録は負荷がかかる心拍数の記録をしたりできますので、負荷をかけたい人や、逆に負荷をかけてはいけない人にとって役立つのではないでしょうか。

アプリと連携するのはウォーキング、ランニング、バイクの機能でi-SWIMスマートウォッチ自体にはGPS機能はないので、アプリ側でGPS機能をつかったトラッキングをします。i-SWIMスマートウォッチだけ持ち出しても心拍や時間しか記録されませんので、スマホを同時に持ち出す必要がある点は注意が必要です。
i-SWIMの防水性能はIP68の防塵防水設計

IP68等級の防水性能を搭載するi-SWIMスマートウォッチは、かなり強力な防水性能となっているため、手洗いや顔洗い、雨の日にもそのままつけたままで問題ありません。泳ぐことも可能です。ちょうどiPhone XS、iPhone XS MaxがIP68の防塵防水性能ですね。
IP68の性能は最初の1つ目の数字(6の部分)が防塵性能を表し、2つめの数字(7の部分)が防水性能を表しています。
防塵性能が6等級とは、6段階中最上位で、粉塵が内部に入らないことを意味します。防水性能が8等級とは、8段階中の上から1番目です。連続的に水中に置いても有害な影響がないということを意味します。
i-SWIMスマートウォッチはお湯には非対応です。風呂、サウナ、温泉水や温泉の湯気や高い水圧は故障の原因となりますので、過度な過信は禁物です。
ISWIMスマートウォッチのメリットとデメリット
i-SWIMのスマートウォッチをおすすめするポイント、メリットとしては、3,000円台の低価格にして、通知が確実に届くことに付きます。あわせてヘルスケア系の機能もついていますので、Apple Watchを買うほどでもなく、 Apple Watchについている8割型の機能をi-SWIMスマートウォッチでまかなうことが可能なのです。
ちょっと気になる点を書いておきます。そこまでデメリットとは思いませんが、4つほどあげておきますね。まずちょっと指紋が目立つことです。ホームボタンに相当する部分がタップ可能なエリアなので文字表示エリアを押すことはできませんが、なんとなく押してしまいます。押すと指紋が結構残りますのでよく拭いてください。拭かないと画面がよく見えないことがあります。
画面ついでいうとアプリ側で明るさ調整機能がありますが、5段階の最大5にしてもちょっと暗めです。晴天時の屋外では手で覆ってあげないと画面が見づらい場合があります。
ほかは心拍数を取るための緑色の光がスマートウォッチをはずして机の上においていたりするときに突然点滅することがあります。夜など目に入る位置においてあると、目障りになる場合がありますので、目に入らない位置においておくべきでしょう。
このほかはUSBは接点がむき出しですので、挿しやすいといえば挿しやすくシンプルではありますが、ちょっと見た目が心配になりますね。そのくらいでしょうか。
とはいえ、i-SWIMスマートウォッチを使ってみて思ったのは、圧倒的な低価格なのです。Apple Watchの20分の1以下の価格ですよ。
見た目はゴージャスな感じはありませんが、使うかわからないスマートウォッチを結構な金額を積んで買うよりは、機能としては引けをとらないものをお試しで買って見るにはいいと思います。入門としてもいいですし、継続して毎年買い換えるでも、お財布に優しい価格設定です。おひとつ入門用にいかがでしょうか。
またApple Watch買ったけど飽きたって方には、そこまで高機能なものはいらないとか、さまざまなニーズがあるかと思いますが、i-SWIMスマートウォッチは、機能もシンプル、必要機能はそろっているので、十分よいと思いますよ。
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